6月28日、70日に一度の病院通い。今回は市の特定健康診査と肝炎ウイルスの検診も兼ねて、血液検査と心電図と尿検査も追加です。
朝からの雨が昼頃には上がったので、自転車で病院に向かってると、田植えの終わった田んぼに不似合いなショッキングピンクを見つけ自転車を止める。
不吉だ!見れば、稲の根元にいくつもついてる。卵塊だ。
正体はスクミリンゴガイ。別名ジャンボタニシです。
農家さんはジャンボタニシに悩まされている。せっかく植え付けた稲をジャンボタニシは食べるんである。
そういえば「NOSAI香川」さんからジャンボタニシのポスターが配られてたなあ〜。
ジャンボタニシ防除対策のしおり
防除対策の秘訣 入れない・広げない 食べさせない 越冬させない
生態 気温15〜35度で活発に活動し、14度以下では休眠する。
寿命は3〜5年。大きいものは殻高7センチ以上。
貝は土の表面から5センチ以内の浅い部分に潜って越冬する。
寒さに弱いが、暖冬の年は越冬しやすく、発生が多くなる。
被害 深水となった部分で被害が発生しやすい。
被害部分は欠株となり、減収を招く。
田植え後、約3週間までの柔らかく小さな苗を食害する。
*田植え間もなく、水面に切れ葉が多いと、ジャンボタニシの食害です。
田植え前の対策(用水路からの侵入防止)
水路での殺卵。用水路の護岸に産みつけた鮮やかなピンク色の卵塊を水中に削り落とす。(水中に落とすと孵化しない)
用水路の溝さらい。
*人体に有害な寄生虫がいる場合があるため、必ずゴム手袋や三角くわなどを使用し、素手で触らない。
田植え時の薬剤防除・水口網の設置・田植え後の浅水管理
以上が現在の時期の農家さんが頑張ってる対策です。
ジャンボタニシは南アメリカ原産の外来タニシです。台湾より1981年(昭和56)に養殖用に持ち込まれたものが野生化し、稲を食害するので防除対象になってます。日本ではタニシを食用にする人はあんまりいなかったのかな?養殖開始当初に頑張ってればとも思うけども。ジャンボタニシが要注意外来生物だとは知ってたけども。まさか近所で繁殖してるとは!!農家さんは大変でしょうが、拡大させないように頑張って欲しい。最近「ジャンボタニシ農法」を推進するどこぞの党がありましたが、とんでもないです。オマエがジャンタニを管理出来るんか!広がったらしまいやぞ!!何度も何度もあれこれ失敗して要注意外来生物が暴れて困ってるというのに。何してくれとんねん!腹立つなあ〜!
「でも有用なの。大変な雑草取りを、ジャンボタニシが変わってくれるのよ?という意見もありましょうが、使える数倍以上の被害が米農家さんで発生してるのよ。自分さえ良ければ、泣く米農家さんがいても構わないという考え方は日本に馴染まない。ならばジャンボタニシ農法はやっちゃダメ。
さて、ショッキングピンクの卵塊にダウナーになりつつ病院へ。
すると今回も血液検査でつまづく。
いや〜、私の血管が見つからなくて看護師さんが困るのは定期なのですが、今回は私の腕が既にこんがりと日焼けしてるせいで難易度が上がってしまいまして、若い看護師さんは左手右手の2箇所に針を刺して挫折。ベテラン看護師さんが3度目の針刺しで成功したのですが。数日後、ベテラン看護師さんが針を刺した場所に内出血が出ました。そうなのよ。ベテランを持ってしても私の腕から血管に針を刺すのは難しかったようで、皮膚に針を刺してから針先で血管を探ったのだ。もうね。慣れてはいたけども、身体は慣れてないようで帰宅後しばらく動けなくなった。ダウナーダウナ〜。
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