あられの日記

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ナラ枯れのクヌギ・コナラ観察林の現状

2020年12月15日 05時46分35秒 | 相模原・座間・大和市
2020/12/7訪問。座間市の谷戸山公園。昆虫の森にはナラやクヌギがたくさんあるのだけど、湿生生態園からの道が現在修理工事をやっている。ので、クヌギ・コナラ観察林へ移動した。炭焼き小屋や子供達の野外教室ができるようにベンチもたくさん配置してある場所だ。けども今年ここのクヌギとコナラに大規模なナラ枯れが発生した。上の画像でいえば、中央手前とその左隣の木は既に枯れている。葉っぱは茶色だけど紅葉してる訳じゃない。夏にはカシノナガキクイムシの食害により、幹の下に木屑が山盛りになった木を多く見かけた。ムシが侵入しても全ての木が枯れることはないけども。ナガキクイムシは羽化したら新しい木にすぐ侵入して潜んでしまう。とても厄介な害虫です。で、枯死した木は切り倒して除去するのが公園の方針のようだ。おそらくこの冬にも多くの木が切り倒されることとなるだろう。もうね。コロナコロナでうかつに出歩けない今年の夏は、谷戸山公園だけでなく、自転車でいける相模原公園・麻溝公園・泉の森公園・芹が谷公園・カニが沢公園などなど地元で昆虫や山野草を観察して体力維持と暇つぶしを兼ねて散策しましたが、どこの公園にもナラ枯れの木を見つけてしまいました〜。いつだったかテレビでここ谷戸山公園のナラ枯れのニュースも流れていましたし。来年はどうなるんだろうなあ?
さてと、頭の上を眺めててもしょうがないので散策再開です。

階段を上がってる途中、足元の植物の葉っぱが絶賛紅葉中でした。何の葉っぱだろうか?太い葉脈が表面に見えてます。なんか、お肉とか羊羹を巻いてるビニールの偽物の葉っぱに見える。あっちがこれを真似してるのだろうけども。
足元に紫色の花。毛深い。
検索検索:アキギリ(秋桐)
山地に生える多年草。花期:8−10月。
階段の先は比較的平坦な散策路。両側に斜面で、散策路から外れて歩けない。細めのクヌギとコナラかな?そういや、ナガノキクイムシは比較的太い木に侵入するのだそうです。かつての日本ではナラやクヌギは炭やシイタケのホダ木に使ってて、太い木は里山にはほぼなかったとか。なんかさ、切り倒さずにある程度太くなったらそこだけ切って利用して、数年から十年単位で放置して使える太さになればまた切るの繰り返しなんだってさ。このネタは巨木探訪で探してる時に知りました。けども現代日本はナラもクヌギもそう利用していない。結果、キクイムシが大発生してしまったとか。そうなったのは結構最近のことで、駆除方法も手探りみたいです。ラップ巻きの木や幹に白い樹脂みたいなのを塗りたくってる木、ペットボトルをぶら下げてキクイムシをおびき寄せて退治する方法をこの夏あちこちで見かけたわ。効果はわからんな。なにしろキクイムシの成虫はほぼ見てないし。
散策再開。
ど〜みてもつつじっぽい。なんか咲いてました。
葉っぱに不穏な影がある。もしや?と葉っぱをめくってみた。
はい!発見〜やっぱりぃ〜〜!!
今回は予想してたから!ぞわっとはなったけど耐えれた!ってか、見た目はシダっぽくなかったけど、これもシダなんでしょうか?あとで調べよう。
日陰では壁紙になりそうな紅葉途中の色んな植物がありました。
実は今日の記事で谷戸山公園散歩はおしまいにするつもりだったのですが、帰りに見頃の花を見つけてしまいました。
でもこれ、まさかまさかです。今風に言えばよもやもよやですよ。
何で咲いてるの?今12月だよ?しかも一杯!最早花畑の規模です。(続く)

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