あられの日記

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木漏れ日の森の初夏2021/4/23前編

2021年05月24日 05時12分28秒 | 相模原・座間・大和市
ふと?そう言えば、今年は木漏れ日の森を歩いてない!と気づき、自転車を走らせた。
トップ画像は米軍住宅のフェンス。ヒナゲシ。夏にはフェンスを伝い朝顔が咲く場所です。
水道みち。これはブタナです。
よく見たらアメリカフウロが紛れてました。
木漏れ日の森に到着。
木漏れ日の森はコナラ・クヌギなどの雑木林が73ヘクタールに及ぶ、まとまって残されてる場所で、相摸野の面影を残す場所です。ここは高低差のない平坦な雑木林で、ぶっちゃけ歩くのが楽ですが、広くて目印になるものもないので、迷いやすい欠点があります。が、そこは積極的に迷って散歩を楽しむ広い心で歩きます。では早速。
細い散策路を進みます。
キンランでしたっけ?
小さいながら群落ができてます。キンランは株だけ植栽してもダメという面倒くさい山野草でして。確か、株と菌とコナラ林の3つが揃わないと定着して毎年綺麗に咲かないという。ここのは既に定着出来てる模様です。
これは??西洋タンポポか日本タンポポか?
実は今年初めてタンポポを見かけた時から、日本のタンポポを見たいと思ってたのですが。判別出来ない。私のスキルが低すぎる。このタンポポは林の中で咲いてるから今なのか?それともこれは日本のタンポポなのか??
春の山野草を見物に来たつもりでしたが、林の中は既に初夏です。第一、下草の雑草の背が既に高いのですよ。背の低い春の山野草は既に見つけられない。もう少し早く思い出せよ私。
私が山野草観察にハマったのが去年の秋口からでして。ここの林を忘れてたのが敗因です。
トキワツユクサ
ニョイスミレ
迷いやすいので所々に案内板とか立て看板があります。
NO8の立て看板の周囲は、ホウチャクソウの大群落が形成されてました。あっちでもこっちでも咲いていて、全部咲いてるけども地味。お花畑なんだけどね。一面緑なの。自転車を押して歩いたから気づいたけど。自転車に乗ってたら素通りしてた。
そう言えば、昆虫も増えてきた。
てっきり園芸種だと思って今までスルーしてたけど、もしかしたら日本の山野草かもしれない?と思い一応撮影しました。ツルニチニチソウです。
ツルニチニチソウ(蔓日々草):キョウチクトウ科の常緑つる性植物。ツルギキョウともいうが、キキョウ科に同名の植物がある。
ヨーロッパ原産で観賞用に栽培。日本に帰化している。
花期:春ー初夏。花の形がニチニチソウに似ている。
び、微妙〜。
ヨーロッパ原産&観賞用に栽培。山野草、在来種ではないね。でも現在は野生化してる植物です。こういう植物は結構多いです。野草・雑草の観察を始めなかったら気づかなかったなあ。テレ東で「池の水を全部ぬく〜」という番組で、身近な川や池の中が外来種に汚染されてびっくり!という啓発番組がありますよね?あの植物版もあるのね。と。ま。ぼやいてないで散策再開。
4月23日に散策した時は、ホウチャクソウとならび林のあちこちで見かけたのがこの白いのはオオアマナです。
オオアマナ(大甘菜):キジカクシ科オオアマナ属の多年草。
英名は「ベツレヘムの星」だが、ハナニラなどもこの名称で呼ばれる。
欧州からアジア南西部が原産の多年草。4−5月に直径約3センチの白い六弁花が花茎の先に多数咲く。
日本には観賞用植物として明治末期に渡来した。
名前はアマナに似ていることに由来する。アマナと異なり有毒植物。
群落もあったけど、他の植物に混じって咲いてます。
画像検索する時に、葉っぱが分からないと難しいかも?と思い撮影したのがこれ。

ネギっぽい。ひらめきがないと品名にたどりつかないんだよねえ。
実はね。野鳥の声を聞きながらの散策は楽しかったのですが、チェンソーの音も聞こえてます。去年大発生したナラ枯れ被害を受けて枯れてしまった木の伐採が進んでまして。重機を入れての作業は、枯れた木だけでなく、周辺の雑草や山野草も大被害を受けてます。もうね。作業してる周辺だけ茶色なの。やるしかないのだけどね。どうせなら冬のうちに終わらして欲しかったわ〜。(続く)

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