アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)9月17日

2024-09-17 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、晴れときどき曇り。

ちいさな生まれたての光りにおこされた(ひさしぶりの)明るい朝です。

沈下橋へ。白い雲が、のんびりとながれゆく澄んだ青空の下、

朝の川は、黄茶緑色の水の川が、せかせかと速くながれています。

咲きたてのヒガンバナをゆらす北よりの川風が、小麦色の肌になんとも心地よい。

思わずムジドリと化して、アサ~ッ!と叫んでしまうのでした(わからない人、ゴメンナサイ)。

 

9:00現在。

四万十川の水位は、平水+1、8メーター(川登)↓ ダムの放流量は、171㌧↓

今日の最低気温は、24、2度。

 

 最高気温34、0度。午後も晴れ。

残暑キビシー晩夏のひるどき、ノーテンキガイド(さの)は、

草刈り機をかかえ、ぼうぼう雑草の海に(庭に)トツゲキしたのでした。実に2か月ぶりに。

ギラギラと照りつける太陽のしたの作業は、ひどく暑く、すぐに汗まみれです。

 

クソ暑い夏場の草刈りは、こまめに休み&水分補給をするのが鉄則なのに、

夢中になるとまわりがみえなくなるアホは、ろくに休まず、

カラダが悲鳴をあげるまで、草刈り機をふりまわしたのでした(1人での作業というのもNG)。

そして案の定、あれ、ちょっと気分がワルイな、

と思ったときにはもうおそく、ヘナヘナとその場にへたりこんでしまいました。

マジでヤバイかも・・・と思ったさのは、

意識モーロ―ながらも、ナントカ日陰にはいり、横になり、汗びっしょりの服をぬぎすてました。

すこしキブンがおちついたあとは、部屋にもどり、

ひえた麦茶をガブガブと飲み、塩飴をなめ、ザブザブと水をあびて、じっと回復をまったのでした。

 

日頃、ナニゴトも自分で体験してみることがだいじだ、とのたまっているさのも、

(はじめての熱中症に)こんなサイアクな初体験は、もうこりごり・・・。

あの世からは、今宵の名月をながめられないからなぁ、とホッと胸をなでおろしたのでした。

なまねこ、なまねこ。

まだまだ残暑キビシー季節です。皆さんもくれぐれも体調管理には十分にお気をつけくださいね。

 

17:00現在。

四万十川の水位は、平水+1、5メーター(川登)↓ ダム放流量は、126㌧↓

おおっ、明日はいけそうじゃん(カヌーでくだれそうじゃん)。

我が家ではありません、ヒミツの駄場で。

7月撮影

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南の川から(気まぐれダイアリー)9月16日

2024-09-16 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、雨。

ポシャポシャと小雨降る、ジメジメと湿った空気の朝です。

そろそろ雨やまないかなぁ・・・。草刈りしたいんだけど・・・。

以下は、昨夜遅くに、18日(わおっ、明後日じゃん)のツアー予約(メール)をいただいた方への返信メールです。

*一部補足、修正してます。


○○様

ツアーお申込みありがとうございます。

 

水量と天候について

今朝の四万十川は、週末から降りつづく雨で、水位がおおきくあがってきています。

16日。8:00現在。小雨。水位は、平水+2メーター(川登)↑

ダムもおおきく放流しています(津賀ダム、家地川ダムあわせての放流量は、1000㌧)。

水位は、これからさらにあがり、今夕には、平水+4メーターほどになりそうです(ピーク予想。泥にごり)。

 

18日朝までに、水位が平水+2メーター以下にさがれば、ツアーは可能ですが、さがらなければ、中止に。

ツアー可否の最終判断は、17日17時ころとなります(18日。催行の可能性は、微妙なところです)。

*水の引きかたにもよる。ちなみに、17日の予報は、晴れ。

*今回のゲストは、経験者。ゲストが、初心者、ファミリーの場合の催行は、平水+1、5メーター以下。

 

天候は(予報は)、18日、晴れときどき曇り(民間)。曇りときどき晴れ(A:気象庁)。

19日、晴れいちじ雨(民間)。曇いちじ時雨(C:気象庁)

 

・キャンセル・最終判断をまつ・日程をへんこうする。

ご検討のうえ、その旨返信をお願いいたします。

*明日(17日)朝までに返信がない場合は、キャンセル扱いとなります。ご注意ください。

*キャンセル料は発生いたしません。

よろしくお願いいたします。

 

四万十フィールドガイド・ARK(アーク) 佐野


 

  最高気温30、9度。午後は、曇りのち晴れ。

雨あがりの空を、スイスイとはやく雨雲がながれていきます。じざいにカタチをかえながら。

ちいさくなったり、おおきくなったりする青空から、ときどき太陽も顔をみせます。

おっ、晴れてきたか、チャリをとばし沈下橋へ。

3日ぶりの太陽が、目にまぶしく、肌に暑い。やっほう!

 

沈下橋にたたずみ、頭上をながれる雲の群れをながめつつ、カメラをかまえて太陽待ちです。

足元を、ザァザァと音をたてて、薄茶色の水がはやくながれてゆく。

肌にからみつく湿気を、ふきとばしてゆくのは、泥かおる南風。

し・か・し・太陽は、ながれる雲間からチラチラと顔をみせそうでみせません。じらしプレイかよ!(好きだけど)

いくら待ってもヤツはでてこない・・・。しゃーない、と

撮るのをアキラメて家にもどれば、空は、でっかく晴れて太陽が登場しました。ヤレヤレ。

 

16:00現在。

四万十川の水位は、平水+3、6メーター(川登)↓ ダムの放流量は469㌧↓

2019年夏撮影。平水+3、5メーター。

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南の川から(気まぐれダイアリー)9月15日

2024-09-15 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、雨。

3連休2日目の今日も、シトシトときどきザァザァと雨が降ってます。

ベランダからぼおっと雨空をながめる裸族の耳に聞こえてくるのは、ちいさな虫の音、鳥の声、雨音。

眼下の雨にぬれる雑草ぼうぼうの緑の海は(庭は)、ヒガンバナの赤が鮮やかです。

そろそろ草刈りをしなくては・・・。

 

四万十川は、(昨日からの雨で)じわりじわりと水位があがり、

少し速いながれになってきています。カヌーで長距離をくだるには、おあつらえ向きの。

四万十川の水位は、平水+65cm(川登)↑ 今日の最低気温は、25、3度。

画像は、9月15日(金)のツアー。

 最高気温34、9度。川面の水温23度。漕行15キロ(平水+60㎝)。


  最高気温30、6度。午後も雨。

小雨が降ったり止んだり、雷雨があったり、午後の空も不安定です。

17:00現在。

四万十川の水位は、平水+1、1ーター(川登)↑ ダムの放流量は、128㌧↑

 

さて、明後日9月17日(火)は、「中秋の名月」ですね( 満月は18日)。

天気予報をみると、17日(火)18日(水)の四万十は、晴れときどき曇り。

(週後半19日(木)ころから、空は、ふたたび雨雲にとざされそうですが)

おっ、イイね!沈下橋の川原でお月見をしますか。ワインとチーズで、一杯また一杯。

*ムーンリバーを、カヌー(カナディアン)でゆくのもステキだけど、今回は、水量がおおすぎでNG。

 

「あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。

あさってのよる、おつきみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」 さのねこ 拝


中秋の名月とは、旧暦の8月15日に出る月のこと。

昔から、秋の収穫をよろこび感謝する祭りの日として、

月見団子のように月にちなんだものや秋の収穫物を食べたり、おそなえしたりしていました。

また、災いや邪気をとおざけるために、「秋の七草」のひとつであるススキを供える風習もあります。


12月撮影

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南の川から(気まぐれダイアリー)9月11日

2024-09-11 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、晴れ。

ゴロゴロ、ピカピカ、ザァザァ。昨夜は、さわがしいサンダー&レインに何度も起こされました。ふぁぁ。

沈下橋へ。眼下の川は、プチ増水。オリーブグリーン色の水が、サァサァと速くながれています。

おおっ、(上流域でも)けっこう降ったのね・・・。

ふっと目をやる岸辺には、鮮やかに赤く一輪のヒガンバナが咲いてます。

秋のよそおいをまといはじめた空、山、川。どこか遠くへ旅にでたくなる夏と秋のあわいです。

 

9:00現在。四万十川の水位は、平水+1、5メーター(川登)→。ダムの放流量は、187㌧↑

今日の最低気温は、26、1度。

 

 最高気温34、5度。午後も晴れ。

遅い朝。雨あがりのスッキリとした青空に、岩のような白い雲がポコポコうかんでます。

さんさんと降りそそぐ真夏のような陽光。おおっ、洗濯日和ではないですか。

洗濯をし、ベランダの手すりに、洗濯物を干す。敷布団、タオルケット、毛布なども干す。

あとはお日様の仕事さぁ、と部屋のなかにハンモック(ブラジル製)をつり、もぐりこんで本を開くが、

ときおり部屋をふきぬける強い風と、やわらかな揺れに、すぐにウトウト・・・夢のなかへ。

 

やがて、ザァザァという音で目をさませば、おおっ、なんてこった、外は雨、にわか雨。

ハンモックから飛びだして、干した物をあわててとりこむが、もう後の祭り・・・。哀号。

あっ、そういえば車の窓も開けておいたのだった。ん、もう。

かわりやすい晩夏の空、ユダンハキンモツデスネ(昨日も似たようなコトが・・・鳥頭ですね)。

しょーがない、今夜は、シュラフで寝ますか・・・。

:ヒガンバナ属:葉のある時期には花は咲かず、花期には葉がないのが特徴:

そんな花の図鑑の解説を、ハンモックのなかでよんだ僕は、

『人生には「酒のある時には盃がない。盃があるときには酒がない」という時がくるものである。

諸君すべからく、飲めるうちに飲みたまえ』という(あるエッセイの)一節を思いだしました。

そして、(冬がくるまえの)今というときを、もっともっと楽しまなければ、と思うのでした。

16:00現在。

四万十川の水位は、平水+1、4メーター(川登) ダムの放流量は、144㌧

 

今週末(3連休)の四万十は、台風13号の影響で、

かわりやすい(にわか雨が降りやすい)天候となるかも?です(これからの台風の進路にもよりますが)。

四万十川カヌーをする予定のかたは、レインウェアをお忘れなく。

*山、川、海、アウトドアフィールドで行動するときは、

(晴れていても)ザックのなかにレインウェアをいれておくのは、当たり前のコトですが。

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南の川から(気まぐれダイアリー)9月10日

2024-09-10 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、 雨ときどき曇り。

低い雲間からときおり陽がこぼれる少し蒸し暑い朝です。ジメジメ(最低気温25度)。

でも今日は、ひさしぶりにひどい残暑もひとやすみ。ほっ。ひさしぶりのあったかいコーヒが嬉し。

昨夜、10日ぶりにまとまった雨が降った川は、プクプクと太り水量たっぷりに。

*累加雨量は、上流域の多いところで60㍉ほど。

ふたたび —カヌーで長距離をくだるには― 良い水量となりそうです。。

でもまぁ、ツアー予定がないノーテンキガイドには、暇ん十川なのですが・・・。

4月撮影

 

   最高気温32、5度。

午後の空は、泣いたり、曇ったり、晴れたり、せわしなくその表情をかえます。

猫の目空のかんげきをぬって川へ。沈下橋にたたずみ、

スイスイと雲が流れゆく空をポケっとながめれば、少し強い川風が、なんともカラダにここちよい。

ビミョーに蒸し暑い家にいるよりよっぽどカイテキなのだ、と思っていると、

みるみるうちに空全体が濃いグレーに。ん?

そして、間髪をいれずザザザと雨が・・・。わおっ!

全身ずぶ濡れになれば、こんどは強い風が、なんともカラダにここちわるい。おーさぶっ・・・。ぷるぷる。

♪September rainrain 九月の雨は冷たくて♪ かわりやすい晩夏の空、ユダンハキンモツデスネ。

ひさしぶりに(2か月ぶりに)風呂でも沸かしますか・・・。

画像は、知り合いの家で薪風呂をわかすカズ君(我が家はガスです)。

このあたりでは、薪風呂の家は、けっこう普通にみられます。

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南の川から(気まぐれダイアリー)9月3日

2024-09-03 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、曇りときどき晴れ。

ん~ひやい・・・。裸族は、おもわず服をきて、雲がおおい早朝の空を見あげたでした。

(ひさしぶりの)あたたかいコーヒーを片手に。

ベランダで、ぼおっと朝風に吹かれる耳に、聞えてくるのは、虫の音、鳥の声。

南国の川の朝晩は、秋の気配も感じられるように。晴れた日中は、まだ真夏のように暑いけど。

四万十川の水位は、平水+約80cm(川登)。今日の最低気温は、21、3度。

 

  最高気温33、9度。午後は、晴れときどき曇り。

晩夏の青空には、ちいさなヒツジ雲とおおきな岩雲がみえます。

そんな、ゆきあいの空からとどく陽ざしは強く、自転車で沈下橋をめぐれば、汗ぐっしょりに。

ザブン!と川に飛びこみたいところ。でも、まだ濃い笹色の水では、気がすすまないのでした。

大きな増水がひいた川原は、ぼうぼうに生えていた水際の雑草もながされてサッパリとしています。

ひさしぶりに無精ひげをそった人の顔のように。

橋のへりから水面にのびた何本かのロープ。それは、川底にしかけたカニカゴのロープ。

9月にはいり、ツガニ漁がはじまったのです。

ツガニ(モクズガニ)は、四万十川の秋の味覚のひとつ。鍋にいれたり、焼いたりして食します。

*11月撮影

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

明日9月4日は、新月です。

人すくなく灯りすくない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

お酒でも飲みながら、のんびり晩夏の満天の星空をながめてみるのはいかが。

ごろた石の川原キャンプは、コットを使うとカイテキですよ。

 

「新月の流れ星を沈下橋でみたものはユメがかなう」とこのあたりではいわれます。

ウソです。これは今、僕がかってに思いつきました。

でも —深緑のなかを青くながれる昼間の川とはまるでちがう表情をみせる —

神秘的な星空の川は、あなたのユメをみるチカラを、きっとぐっと高めてくれますよ。ぜひ。

 

あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

4日、かわらでほしみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。

さのねこ拝 

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南の川から(気まぐれダイアリー)8月31日

2024-08-31 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、晴れ。

台風一過の朝、沈下橋からみあげるキレイな青空を雨雲の残党が、

足元の川を薄茶緑色の水が、われさきに速くながれていきます。スイスイ、ザァザァと。

カラダとココロになんとも心地よいのは、目にまぶしい朝日と少し強い北風。

ナンテキモチノイイアサナンダ。

いつまでもこの風に吹かれていたいけど、家にもどり、

家中の窓&ドアを開けはなち風をとおし、洗濯(たまったなぁ)をし、艇庫の荷物をかたづけなくては。

あ、でもそのまえに、最後のカレーライスを食べて、

(カレーではじまりカレーにおわる)この台風騒ぎをしめくくろう。しばらくカレーはイイや。

さよなら、カレーと台風、そして8月。ぐわし。

 

9:00現在。四万十川の水位は、平水+3、2メーター(川登)↓ ダムの放流量は419㌧↓

 

 最高気温32、8度。午後も晴れ。

サンサンと降る陽ざし、モクモクと岩のような雲、ジュワジュワと鳴くセミ。

四万十は、残暑が復活、裸族も復活です。

んーあちゅい(猛々しかった真夏の暑さよりマシですが)。

バシャバシャと水をあび、ベランダにでて(台風の名残りの)強い風に吹かれる。ん~気持ちE!!

水冷&風令でオーバーヒートをふせぐ裸族です。

 

風読。

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」

四万十 川がたり 野村春松

 

16:00現在。

四万十川の水位は、平水+2、6メーター(川登)↓ ダムの放流量は、319㌧↑

晩夏の花(葛)

晩夏夕景

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南の川から(気まぐれダイアリー)8月30日

2024-08-30 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

おはようございます。

四万十は、ポチャポチャと静かな雨が降ってます。

(大増水を警戒していた)昨夜は、思ったよりも雨量が少なく、ひと安心。ほっ。

四万十川の水位は、平水+8メーター(川登)をピークに

—ダムの放流量が下がりはじめてから数時間後に— 水位がさがりはじめました。

8:30現在。四万十川の水位は、平水+約5メーター(川登)↓ ダムの放流量は、927㌧↓

 

台風10号は、今夜四国西北部を東にススム予報(遅っ)。

風速25m/s以上の暴風域がなくなった台風は、風の影響が小さくなったものの、

「雨台風」としての力は十分に維持しているため大雨に警戒が必要とのコト。

高知西部は、明日朝にかけて300㍉の雨量予報も(線状降水帯のおそれも)。

まだまだ、気をゆるめるコトができないのだ。

でもまぁ、ハラヘッタ。とりあえずカレー&パンで腹をみたしますか。

2020年初秋撮影

 

 

台風)交通影響まとめ(30日午前10時)|NHK 高知県のニュース

【NHK】台風10号の接近により、県内の多くの交通機関で影響が出ています。【鉄道】JR四国は高知県内を走る普通列車と特急列車のすべての列車につい…

NHK NEWS WEB

 

 

  最高気温28、3度。午後は、曇りときどき小雨。

薄暗い空が、ときおり明るくなると、セミの合唱がはじまります。待ってました!といわんばかりに。

「どうやら、もうこのまま天気は回復にむかいそうだ・・・雨上りの星空、カモン!」

避難させていた車をとりにいく、そして川へ。

大きく増水した四万十川は、ジワジワと水位をさげ、

近所の沈下橋は、もう波立つ水面にそのすがたを見せはじめています。

ザァザァと大きな音をたてて、スバヤクながれてゆく泥水。

いつもはおだやかにながれている川は、荒ぶった表情を見せてながれています。

 

16:00現在。

四万十川の水位は、平水+4、2メーター(川登)↓ ダムの放流量は、781㌧↓

 

台風の進路にあたるコトがよくある四万十は、雨量がおおいところ。

その年平均降雨量は、(流域のおおいところで)約3500㍉(年平均気温は19度:中村)。

四万十川は、年に3~4回沈下橋がつかるほど増水し、時に10メーター以上も増水します。

川が大きく増水すれば、カヌーツアーは中止に(平水+2メーター以上で中止)。

カヌーツアーを行えるようになるのは、増水のピークから3日~4日目以降となります。

*そのときの水の引きかたにもよる。

カヌーツアーにはザンネンな大きな増水ですが、水が引いたあとには良い面も。

・魚や手長エビなど、川の生き物が大きく移動するので、川漁がふたたび活発に。

(増水時の魚は、水中の流れがゆるい場所にヒナンしたり、中には一旦海まで下ってしまう魚も)

・コケがついてた川底の石が、ゴロゴロと大水に転がされ、古いコケが落ちる。

 その後、新しくついたコケを食べたアユは、香りがよくなる。

・大水に川底まで洗われた川は、水の透明度がグンと高くなる。などなど。

 

そんな、ときどきあばれる四万十川は、淡水魚の種類も多い川です。

190種以上(最新の調査では)の魚種が確認されてます。

・アユ・コイ・ゴリ・フナ・ナマズ・サツキマス・雑魚(ハヤ、カワムツ、オイカワなど)

ブラックバス、ブルーギル(外来魚)なども生息してます。

 

以前、夏の中流域の深場にもぐったとき、とてもビックリしたことがあります。

それはそこに、タイのような魚の群れをみたから、あれれ?

「ああっ、それはキチヌやろ~」と教えてくれたのは近所の川漁師のおんちゃん。

四万十川は・キチヌ・イサキ・ボラ・エバ・スズキなどが

(海や汽水域に生息する魚たちが)川の中上流域でも見られるユニークな川なのです。

*これらの魚は、春に川をのぼり秋に川をくだります。

2018年夏撮影

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南の川から(気まぐれダイアリー)8月29日

2024-08-29 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。

四万十は、強い雨が降ったり止んだり。

ときどき強い風も吹いて、庭の木々をワラワラと大きく揺らしています。

ふぁぁ・・・。昨夜は、断続的に降る激しい雨音に何度もおこされました。寝不足っす。

 

四万十川は、大きく増水しています。

8:10現在。水位は、平水+約5メーター(川登)↑ ダムの放流量は1489㌧↑

雨戸を閉めた薄暗い部屋からじっと雨空を見る。今日の避難作戦を考えながら。

でも、まぁ、腹がへっては戦はできぬ、ですね。

カレーうどんを食べてからまた考えよう。

2019年秋撮影

 

 最高気温30、1度。午後も雨。ときどき強雨。

昼前から、強風雨はひと休み、あたりはいっとき静かに。ほっ。

しかし、上流の山域では、強い雨が降りつづいていて、ダムの放流量、川の水量は、グングンと増えてます。

「1階の艇庫がつかるほど川が増水するかも・・・」

空がおとなしい隙に、艇庫の荷物を満載した車を高い場所に移動する。

歩いて家にもどる、と滝雨が・・・滝行かよ!なまねこ、なまねこ。

 

荒天は、明日の夜半までか。強風雨にココロもたない、我がボロ屋。

それでも、旅先の土漠、山頂、海辺で嵐にもてあそばれた(テントはあっけなくつぶれた)

ときにくらべれば、まぁ、マシなほうか・・・。

さぁ、艇庫まで水がくるか、どうか? 長い夜がはじまる。夜食は、カレースパで。

 

16:00現在。四万十川の水位は、平水+7メーター(川登)↑ ダムの放流量は、2623㌧↓

(上流の雨量が多い地点の)累加雨量は、560㍉。

2020年秋撮影

四万十川氾濫 2005年 晩夏

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南の川から(気まぐれダイアリー)8月28日

2024-08-28 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、雨。

降ったり止んだりときどき陽がさしたりと今朝の空も不安定です。

猫の目のようにクルクル変わる空は、3日目。

九州に向かいつつある台風10号の影響です。

 

不安定な右足首(捻挫中)、PC(速度が急に遅くなる)、ツアー(荒天中止)

をかかえたデラシネガイドは、ただただ虚ろな目で、湿って暗い空を見あげるのでした。

台風の備えをしなくては、と思いつつ。まったくなぁ、と思いつつ。

四万十川の水位は、平水+80センチ(川登)↑ 今日の最低気温は、24、2度。

台風10号 本州付近で迷走の恐れ - Yahoo!ニュース

台風10号 本州付近で迷走の恐れ - Yahoo!ニュース

台風10号は、予報円の中心を通った場合、北陸地方より南側を通る進路に変わってきています。また、北陸地方への最接近も31日午後以降と、遅くなる傾向ですが、台風が本州付...

Yahoo!ニュース

 

 最高気温29、0度。午後も雨。

雨は、ときどきガシャガシャと激しく降ってます。

雨読にもあきたので、ダッジオーブンでカレーをたくさんにつくるコトに。

「カレーと台風」。つくっているときに、そんなコトバが頭にうかぶ。

だからなんだ、と言われてもこまりますが。

時間をつぶすのに、料理は、なかなかよい方法ですね。

さて、お味のほうは?不味いと、これからしばらくは、

カレーライス→カレーうどん→ひと休み→カレーパン→カレースパ→カレーライス、

悲しみのカレーサイクルとなるのでマズいのです。

(冷凍庫がいっぱいなのをすっかり忘れていた・・・アホですね)

 

16:00現在。四万十川の水位は、平水+1、3メーター(川登)↑

家地川ダム、津賀ダムあわせてのダム放流量は、693㌧↑

じこじこ水位が上がっている川は、明朝には、今年初、近所の沈下橋が濁流に沈みそうです(平水+5メーター)。

足がおそく勢力がつよい台風10号が、幡多地方をぬけるのは(予報では)31日の朝。

げっ、まだ2日半もかかるのか、もうすぐ沈下橋が沈むほどの水がでてるのに・・・。

これから、どれくらい雨が降るのか?やばいかも・・・。いやん。

 

川のほとりに住むということは、川はときに大増水するというコトを知らないとこわい。           

我が家のベランダから見おろす緑の苗の田圃(村の低いところ)は、

2005年の晩夏に四万十川が大増水(洪水)したとき、泥の湖になりました(平水+13メーター)。

この村は、川が大きく増水すると、水につかりやすいところで、古くからの家は、少し小高い場所に。 

2階家にして、一階を倉庫や車庫している家もけっこう見られます。                     

洪水のときは、わりに小高いところにある2階だての我が家(つかることはないと言われていた)も

一階倉庫(艇庫)の中ほどまで泥水につかり、いくつもの荷物が流されてしまいました。哀号。

そして、川の流域の村々は、浸水による大きな被害がでました。

*そのときの様子は、カテゴリー ・大増水・足摺の海・その他でご覧になれます。 

 

今回の台風の大雨で四万十川は、2005年晩夏の大増水に匹敵するほどの水位となるかも?

うーむ、車や艇庫のカヤック&装備などを避難させるコトも考えておかねば・・・。なまねこ、なまねこ。

                                               

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南の川から(気まぐれダイアリー)8月19日

2024-08-19 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、雨。

シトシトときどきザァザァと降ってます。

1ヶ月以上ぶりのまとまった雨!(昨夜は、ラウドな雷雨に何度も起こされた)。

山、川、生き物、そしてココロもうるおす夏の雨。

裸族は、ひさしぶりにシャツを着て、ベランダから雨空をながめています。ほっとした気分で。

日の最低気温は、24、1度。

 

 最高気温24、7度。午後も雨。

ポチャポチャときどきザァザァ降る雨は、今夜も降りつづきそう。

今夜(8月20日)の満月(スーパームーン、ブルームーン)は、見られないかな。

四万十川の川原は、月を見るのによいのだけど。うーん、ザンネンです。

いつか、ブルームーンの月灯りながれる川を、カヌー(カナディアン)でくだってみよう。

あなたもいかが。

うーむ、昨夜からの雨量が、予想よりもおおい・・・(東シナ海を北上する台風9号の影響)。

明日、明後日はツアーの予定があるノーテンキガイドは、

天気予報、雨雲レーダー、雨量&水位状況ウオッチャーと化して、こまめにPCで情報をチエックです。

晴れっぱなしで、やせすぎた川の水量が、回復するのはラッキーだけど、

あまり増えすぎてもツアーは中止、アンラッキー。いやはや。

やきもきしながら、夕方の雨空をながめるのでした。

「月にむらくも 花にかぜ」とかく浮き世はままならぬ、ですね。さて。

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南の川から(気まぐれダイアリー)7月28日

2024-07-28 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  おはようございます。四万十は、快晴。

(猛暑の)真夏の川は、日の出まえのひとときが、いちばんカイテキです。

沈下橋をわたる川風が心地よいし、静かだし。

深く澄んだ青空には、ぽっかりと半月がうかんでいます(下弦の月)。

 

足元を流れる四万十川は、夏痩せ。

(少雨の夏に)じこじこ流れが細くなり、グンと広くなった川原は、草ぼうぼうです。

そろそろまとまった雨が降ってほしいなぁ。透明度がイマイチよくない川が、よみがえるほどの。

*良いときの川をしらない人からみれば、今の川もキレイに見えるかもしれませんが。

今日の最低気温は、25、3度。

 

 最高気温37、9度(今年最高)。午後も晴れ。

晴れわたる夏空、肌をさす強烈な陽ざし、蒸して暑い空気、ラウドなセミの合唱。

おととい、きのうの雷雨まじりの不安定な空模様とはうってかわり、

きょうからは、真夏の太陽がフルパワーではたらく日がつづくよ、とウェザーニュースがつたえてます。

最高気温38度オーバー。

南国土佐は、暑さがいちばんキツイ真夏をむかえました(~お盆のころまで)。

 

そんな猛暑のなかで、明日からのツアーの準備をすれば、あっというまに汗だくに。

ザブザブ。水風呂にはいる。そして、ハッフハッフと鍋焼きうどんを食せば、ふたたび汗だくに。バカなのだ。

ザブザブ、もう一度水風呂につかったあと、

蒸し風呂のような部屋のなかに、ブラジル製のハンモックをつって、昼寝&読書です。

(オンボロクーラーは、故障中。板床は、ホットカーペットのようにホカホカとあたたかい)

ときおり、深い緑のなかをふきぬけてくる南風が、たいへんここちよい。

「8月の終わりがすでに秋である北海道で、夏の観光客たちが去った道路をオートバイで走る。

屋台のトウモロコシを買う。一本はその場で食べ、もう一本はアルミフォイルにつつんでもらい、

シリンダー・フィンのあたりのどこか冷却効率の落ちないようなところにはさんで走り、

二時間くらいあと、エンジンの熱であつく保たれたのを、誰もいない草原にひとりすわって食べる。

そのライダーは、北海道の秋そのものになってしまう。

食べ物はすべて土地や海という自然から生まれてくるものだ

という素朴な事実を、こんなとき、痛いほどに強く感じる」

アップル・サイダーと彼女  片岡義男著

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南の川から(気まぐれダイアリー)7月17日

2024-07-17 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

おはようございます。四万十は、晴れ。

ひさしぶりの陽ざしのまぶしさに、目をほそめる朝です。やっほう。

大橋へ。フワフワと綿飴のような雲がながれる水色の空のしたで、

笹色の川がゆったりとながれています(水位は、平水+90センチ。川登)。

速足であるき汗ばんだカラダに、橋をわたる川風がなんとも心地よい。

シャワシャワ。風にのって、にぎやかなセミの鳴き声が聞えてきます。

季節のBGMは、鳥の歌からセミの合唱へ。

ふぅ~。うつくしい川景色をながめながら、おいしい空気を胸いっぱいに吸いこんで、さぁ、今日もスタートです。

今日の最低気温は、24、1度。

 

 最高気温35、0度。午後も晴れ。

ジリジリと照りつける真夏の強い陽ざしに、

洗濯した厚手のマットも、ザブザブと水を浴びた僕のカラダも、みるみる乾いてゆきます。

ガーシ、ガーシ!目の前の木にとまったセミが、

ドーダ、ドーダ!といわんばかりに全力で鳴いてます。うるさいの、なんの。

眼下の庭では、おおぶりな白い花が咲きはじめています。テッポウユリです。

 

ギラギラ太陽、岩のような白い雲、なまぬるい南風、もわんと蒸した熱い空気、セミの合唱、夏の花。

ついに、いよいよ、南国の川は、シーズン・イン・ザ・サン!

バシャバシャ川遊びもユカイな太陽の季節がやってきました。

(四国の正式な梅雨明け宣言は、明日か明後日となりそうですが)

さて、7月は21日(日)が満月(バック・ムーン)です。

流域の人口が少ない四万十川。

その川原は、家灯りや外灯などの明かりの影響がちいさく、夜がしっかりと暗く、月本来の明るさを体感できます。

そんな、月や星を見るにもよい川原で、

焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、バック・ムーンをのんびりながめるのも、またヨロシです。

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

よい月が見える夜に、家にいるのは、すこしもったいないような気分になります。

そして時に月は、ムーンライト・マジックで僕らを別世界につれていってくれます。

 

四万十川で。

月夜の川にカヌーをすべらせ、ムーンライトながれる水面にこぎだす。

月光に、蒼白く照らされた川原。シルエットになった低い山々。

聞こえてくるのは、鳥と獣の声、風と瀬の歌、パドルの音。なんて魅惑的な、ムーンライト・カヌー。

月の岸辺にあがり、シングルモルトウイスキーをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。

 

熱風大陸で。

月夜のアウトバックでバイクにまたがり、ムーンライトつくる月大陸を走る。

月光に、白々とだまりこむ土獏。シルエットになった灌木。

聞こえてくるのは、愛車の鼓動、風をきる音。なんて幻想的な、ムーンライト・ライド。

月の丘にのぼり、ビールをいっぱいやれば、思わず笑うオトコに吠えたくなる。

*豪州では、月の模様は「笑う男」と呼ばれている。

 

冬のスキー場で(冬山にこもっている時)。

月夜の山にスキーをすべらせ、ムーンライトてらす(クローズされた)ゲレンデをくだる。

月光に、ほの白くひかる雪面。シルエットになった森と山々。

聞こえてくるのは、スキーのすべる音、風をきる音。なんて夢幻的な、ムーンライト・スキー。

月の急斜にすわり、ワインをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。

 

ムーンライト・マジック。

しばし憂き世をわすれて、別世界にうたかたの旅をするのも、またオツなものですね。

 

「あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

21日、つきあかりのかわをかぬーでくだります。

おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ拝

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南の川から(気まぐれダイアリー)7月15日

2024-07-15 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、今日も雨(3日目)。

シトシト小雨が降る海の日の朝です。じとじと。

ダラダラと降ったり止んだりの長雨に、ココロが雨漏りしそうな朝は、

ラジオを消し、ベランダで胡坐を組み、何も考えずに、何度も大きく深呼吸してスタートです。ふぅ~。

今日の最低気温は、23、5度。

四万十川の水位は、平水+1メーター(川登→)。カヌーで長距離をくだるには、悪くない水量です。

 

 最高気温27、8度。午後は、雨ときどき曇り。

降ったり、止んだりの雨にとまどうように、セミも、鳴いたり、鳴きやんだり。

「そろそろ止まないかなぁ・・・」。夕方、グレーの雨空をながめていると、

ん?前にもおなじようなキブンで夏の雨空をながめていたコトがあったな、と思う。

記憶をたどる。「ああそうか、初めて四万十を旅した夏だ」と思いだした。

 

四万十旅日記より

「今日も夏の雨やまず。

雨にとじこめられて4日目。沈下橋の川原のテントのなかは、カビが生えそう。パンツにも。

もっと青空を!光りを!

テント前にはった小さなタープのしたで、雨音をBGMに、ウイスキーをなめ、本を読む。

目のまえの四万十川は、笹色の水がザァザァと音をたて、足早に流れている。

 

読書にあきれば、銀マットにうつぶせになり、短パンとTシャツをめくり、火をつけた灸を腰のつぼにON。

「せんねん灸」。かんたんセルフお灸は、軽い腰痛もちの旅人には欠かせない一品だ。

あうっ!最後にやってくる、痛いような熱さがナントモタマラナイ。

同時に5個ぐらいで一気に攻めたいところだが、1人では2個すえるのがせいぜいだ。

今回は、レギュラーを使用。次回は、よりハードな「にんにく」ってヤツにチャレンジして、もだえ苦しもう。

 

お灸をすえると、ほんの少し腰がラクになった。マットのうえで胡坐を組んだ。

そして、タープからしたたり落ちる雨粒をながめながら思った。

いったいここでナニしてんだろ・・・。そもそもナンデ旅なんかしているんだろ・・・と。

でも、うつむいていても腹はへる。もう、考えるのはやめよう、バカは死んでもなおらないのだ。

さぁ、魚肉ソーセージ入りのサッポロ一番でもつくろう。明日は晴れるとイイな。カヌーで川をくだりたいな」

 

あの時は川原のテントのなかから、今は(四万十の)借家のベランダから、旅の途中の青空をさがしている。

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南の川から(気まぐれダイアリー)7月11日

2024-07-11 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

おはようございます。四万十は、雨。

シトシトときどきザァザァと、ひさしぶりにややまとまった雨が降ってます。

(上流の雨量が多いところの累加雨量は、60~70㍉ほど)。

もっと雨を!川を洗うほどの雨を!

青葉雨の朝の空気は、少しすずしく(湿気はおおいけど)。

ひさしぶりにTシャツを着た裸族は、ベランダにでて、あたたかいコーヒーを片手に、雨空をながめました。

「雨のウェンズデイー」を大きな音でかけ、今朝にジャストな曲だなぁ、とひたりつつ。

そして部屋にもどり、ふとカレンダーをみれば、

あらっ、今日は木曜日。「雨のサーズデイ」ではあーりませんか・・・。♪wow wow Thursday~♪

どこかズレている、毎日がサンデーなノーテンキガイドなのでした。

今日の最低気温は、23、9度。

 

 最高気温27、3度。

午後は、シトシト雨が降ったり、止んだり。

16:00現在。四万十川の水位は、平水+1、7メーター(川登)↑

 

さて、6月初句に梅雨入りした四万十も、7月半ば(来週中頃)には、梅雨明けしそうです。

ギラギラ太陽とセミ時雨のほんかくてきな真夏が、南国の川にやってくるのです。

南国土佐の真夏の陽ざしは、キョ―ボーです。

以前、真夏のツアーに参加した、タンクトップすがたの威勢のいいお兄さんに、

「その恰好では、ツアーおわりには、日焼け肌というよりヤケド肌となって、

今夜は、痛くてフロに入れないよ。日焼け止めのクリームもぬってないようだし」とさのがいうと、

「大丈夫っす!思いっきし焼きたいっす!ナツ感じたいっす!」とお兄さんがいうので、そのままに。

 

そして夕方。彼のムキダシの腕は、あんのじょう黒くでなく、赤く腫れたようになってました。

きっと今夜、彼はフロに浸かった瞬間もだえ苦しんだであろう。

「だめだ!思いっきし痛いっす!」と。

過去にやらかしたコトがあるさのには、痛いほどよくわかるのでした。

 

真夏のツアーに参加される皆さん。日焼けはNGの皆さん。

・できるだけ肌が露出しない服装で(速乾性の生地がベター。長袖シャツ&短パンにレギンスなど)。

・日焼け止めクリーム・帽子・サングラスなど、くれぐれも紫外線対策をおわすれなく。

*真夏でもレインウェアは必携です(簡易雨合羽でもOK)。忘れた方は、こちらが用意する簡易雨合羽で。

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