最高気温19度。
4月は、2度目の新しい年の始まりですね、年度という名の。
新年といえば・・・。あなたは、年頭に誓ったことをちゃんと実行できてますか?
(正月は雪山にいた僕は神社に行けず、東の空に向って手をあわせました)
僕はたいていの場合出来てなく、春に仕切り直したりしてます。
「あたたかくなる新年度からはじめればいいや」なーんてコトをつぶやきつつ。
さてさて、春は樹木たちにとっても新しい季節のはじまりです。
あたたかな地方の低い土地に多いシイやカシなど、
いつも葉っぱが緑色の常緑樹は、春になると古い葉をパラパラとおとします。
そしてその枝先からワインレッドの赤ちゃん葉をひらかせます。
ワインレッドの葉は、夏にむかって少しずつその色が変化して濃い緑色になります。
秋に葉を落とすエノキやカエデなどの落葉樹は、春に冬芽が芽吹き、
萌黄色の葉は、夏にむかって少しずつ緑が濃くなってゆきます。
南国の春から初夏の山は、杉など常緑樹のダークグリーンをベースに、
・ワインレッド・萌黄色・青緑色・クリーム色(木の花)が重なるように山肌をいろどってゆきます。
そして川をわたる風には、木の花、野の花、若葉がかおります。
食べ物や人にもそれぞれの旬があるように、
南国の山の色は、春~初夏がもっともカラフルで美しいのです。見てあげてね。