おはようございます。
四万十は、曇りときどき小雨。肌寒い初夏の朝です(今日の最低気温は、14、3度)。
グラッ、ドン!ガタガタガタ!あわわっ!
昨夜は、いきなりの激しい揺れに、寝入りばなの寝床から飛び起きました。
数秒~数十秒間?家を大きく揺さ振られれば、すかさず外に出るコトもままならず。うわわっ!
揺れがおさまってから、庭にでると、避難警報が夜の闇に鳴りひびいてました。
しばらく庭で余震に警戒したあと、
「おちつけ」と自分に言いきかせて、部屋にもどり、ライトを片手に被害状況をチェック。
電気、水道、ガスはOK。部屋と艇庫の棚の荷物が、いくつか下に落ちてます。
家の外周りも (夜だったので細かいところまではわかりませんでしたが)
とりあえず大きな変化はみられませんでした。ほっ。
浅い眠りのまま迎えた18日早朝。
ネットで、地震情報を再確認する、と我が村は、震度4程度の揺れだったようです。
(体感としては、震度はもっと大きいような感じでしたが)。
四万十市の西隣の宿毛市は、震度6を記録しました。
図書館の本棚がたおれたり、民家の屋根瓦がおちたり、水道管の破裂などの被害がでました。
また、一部の交通機関は、地震による運休も。
四万十川流域の地域に、大きな被害があったという報道は、今のところありません。
PS:心配メールをくれた方、お気遣いありがとうございました。
おかげで、不安な気持ちが、いっとき紛れました。多謝!
最高気温26、4度。午後は、曇りのち晴れ。
昼下がりの空は、雲がながれて、大きな青空が広がりました。
目にまぶしく、肌にほの暑い初夏の陽ざし。朝のフリースよさようなら、Tシャツよこんにちは、です。
そして、裸族の季節をまえに、お腹をひっこめなければ!と川沿いの細道をヨタヨタ走れば、
細道の一部は、(昨夜の地震で発生した)斜面崩れの落石に、大きくふさがれていました。あらら。
走りながら見る新緑の山には、こんもりとしたクリーム色の部分がとても目立つように。
それは、もこもことブロッコリーのような樹形(の群落)も特徴的な、シイの木の花です(主にツブラジイ)。
初夏に花を咲かせるシイの木は、翌秋に殻(殻斗)につつまれた小さなドングリをつけます。
このあたりでは、その小さな実を炒って食べるコトも。
ナッツのような食感のこうばしくほの甘いドングリは、コーヒーになかなかあいます。
ただ、食べすぎるとお腹をこわす、といいますから、ご注意を。
これから川に吹く風には、シイの木の花が濃くかおります(クリの木の花のような)。
そんな、花と緑かおる初夏の四万十川に、カヌーでくりだすのもまたオツなものですよ。
美味しいモノをこじゃんと積んで。ぜひ。