アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

3月1日(水)のつぶやき(リブログ)

2025-02-28 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ→薄曇り。

竹藪をぬけて川原へ。水が途切れた浅瀬をわたり(春~秋は流れていてわたれず)。

ごろた石の広い中州を遠くまで歩く。セキレイがさえずりながら飛んでいく。

今しか行けない場所から川景色を愛でたあとは、素足で浅い水中をわたり岸へ。

うーん、ひやい。川のなかもまだ冬でした。

今日の最低気温は、2、1度。

 

 最高気温20、4度。午後も晴れ。

昼どき。

3月初日は、ぽかぽか陽ざしとぬるんだそよ風、鳥の恋歌がココロをおどらせます。

春か、春だ、春ぜよ。ヤッホー!

厚手のフリースを脱ぎすてた僕は、冬のねぐらから外に飛び出したのでした。

水辺にいき、セリを摘む。今宵は、セリのおひたしで一杯です。

 

昼下がり。

ベランダのコットの上で、陽に肌をさらしながらぼおっと空をながめていると、

傍らのラジオから、「今日は、公立高校の卒業式です」というニュースが聞えてきました。

春は、卒業・入学シーズンでもありますね。

♪静かな静かな里の春~♪ 

我が家の近所にあった、小学校と中学校は、2年前から休校に(保育園も何年か前に閉園に)。

学校の(子供らの)小さなにぎわいも消えた村は、年々人がへり、過疎化がすすみ、

じこじこと緑に飲みこまれて、里山の役目をはたせなくなってゆくことでしょう。

 

そして僕は、ああっ、もうそんな季節なのか・・・と遠い目をして、若き日の春のデキゴトを思い出す。

学び舎を巣立った直後、幸福の絶頂のさなか、交通事故であっけなく逝ってしまった友のコトを。

(シングルマザーに育てられた彼は、ある会社の社長令嬢との結婚が決まっていて、婿養子になるはずだった)

一寸先は闇。そのデキゴトのあと、僕は迷っていた旅の計画を、思い切って実行することに。

そこから旅は、今日の四万十の空まで続いています。

 

「今から20年後、君はやった事よりもやらなかったことに、より後悔するだろう。

ゆえに、舫いを解き放て。安全な港から船を出せ。

貿易風を帆に捕らえよ。探検せよ。夢をみよ。発見せよ」マーク・トウェイン (作家)

豪州24000キロのバイク旅で着たジャケット。ワッペンは、少しずつ増えていった。