アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

夏と台風の余韻がのこる川を

2022-09-30 | アークツアー 晩夏~初秋

  最高気温31、0度。

 夏と台風の余韻がのこる四万十川を、カヤックでスイスイ下りました。

いつもより距離をのばして、プライベートツアーでのんびりと(R1A)。

 

 シルバーウィーク最初の週末。

(九州の西を北上していった)大型で猛烈な台風14号の置きミヤゲは、川の大きな増水です。

台風一過の青空の下、高く茶色く激しく流れる川は、日毎にズンズンと水位がさがっていきました。

次の週末。低く笹濁りのすこし速い流れとなった川に、僕らはリバーピクニックにGO!

 カヤックから見あげる青空には、夏の雲と秋の雲が見えます。それは、行き合いの空。

陽射しは、まだ夏のように強く暑い。でも、肌をなでる風は、もう秋のようにサワヤカです。

岸辺から聞こえてくるのは、セミの小さな合唱と虫の音。サラバ夏よ。ぐわし(できないけど)。

 

 いつもより水位が高い川は(平水+1、2メーターほど)、

パドルを漕がなくても、スイスイと快適なスピードで下ってゆきます。ユカイ、ソーカイ。

ヒンヤリと心地よい水に手をひたしながら、

速い流れに身をまかせれば、岸辺をいろどるヒガンバナの赤も、スバヤクながれてゆきます。

川面の水温は、20度。最高気温は、31、0度。

お約束の沈下橋ジャーンプ。高く飛びましたねぇ。

景色のよい沈下橋で、のんびりランチ&コーヒタイム。

仲のよいMさん親子と、自然や旅のハナシに花がさいたのでした。

 午後のコースは、長いトロ場も多いけど、今日は流れが速いので、ラクチンです。

アユとツガニもくだる秋。水面では、パシャパシャとアユが盛んに跳ねてます。

高い空には、(夏のあいだは見なかった)ミサゴやウのスガタも見られました。

約15キロ漕いで、口屋内沈下橋でゴールです。

四万十は遠いところですが、ぜひまた、足をのばして遊びに来てくださいね。

 

  最高気温30、2度。

 さらに次の週は、2年前に高知西南部大月町の海辺の村に移住した、

Kさんご夫妻とともに、まだ少し笹濁りがのこる川を、のんびりと下りました。

移住生活の楽しさや苦労、そこにたどりつくまでの旅のコトなど、雑多なハナシに花を咲かせながら。

*アーク佐野は、21年ほど前に四万十に移住。

 

 「イセエビをもらうこともあるけど、刺身は、タビエビのほうが甘くてうまい」。

海辺に移住したKさん夫妻の(海でとれたり、地元の人からもらったりする)海の幸の種類の多さ、

味についてのハナシは、川のほとり移住者には、とても新鮮で興味深いものでした。

それは、ネットではなかなか得られない生きた情報、です。

栢島の美しい海が気にいって移り住んだ彼らは、両生類?ヒンヤリ冷たい水もなんのその。

支流でシュノーケリングし、たくさんの魚を見てヨロコンでました。

約11キロ下り、ゴールへ。

近いうちに、川原で焚き火を囲んで一杯やりましょうね。

*ツアー画像CDは、29日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。



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