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四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)12月31日

2024-12-31 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、時雨まじりの晴れ。

冬ブルーの空から時雨(しぐれ)パラつくひやい朝です。

沈下橋へ。白い雲が、次々とゆっくりながれる青空を、鵜の群れが飛んでいきます。

澄んだ水が、ゆるゆると流れる水面を、冷たい風がわたっています。

陽がこぼれそうでこぼれない川。今朝の川撮りはダメか・・・あきらめが肝心か、

とぼやき踵をかえせば、雲間から朝日が、おまけに虹も。おおっ!ラッキー!

ほんの10分ほどの光りと虹。

今年も足繁く川見をつづけた者に、川は年の瀬にステキな景色と教えをプレゼントしてくれました。

きには、粘り強くあきらめないコトも大事だよ、と。

今日の最低気温は、3、3度。

 

 最高気温12、7度。午後は晴れ。

冴えた寒空を、ゴウゴウと北風が吹きわたっています。

ザワザワ、ピュウピュウ。激しくざわめく草木、わななく風切り音、白ウサギ飛ぶ川。

沈下橋は、ヒト、イヌ、ネコ、吹き飛ばされ注意報発令中。

そんな風さわがしい大晦日は、年末を騒ぎたてるラジオをけして(テレビはない)、

ベランダで、コーヒ片手にボケっと空をながめ、風の音を聞き、ココロ静かに過ごしてます。

 

暇暮らしガイドの年末年始の暮らしは、ふだんと変わらず。

大掃除、正月の飾りつけをせず、暮れのごちそう、おせち料理もつくらず、初詣にもいきません。

仕事柄、暦上の新年よりも、新しいカヌーシーズンが始まる春(桜咲くころ)に、

迎春のヨロコビを感じるし、年末年始は、出稼ぎ先でせわしなく仕事をしているコトも多いので。

*今年はめずらしく四万十で越冬していますが。

 

(四万十に復帰する)春がくると、艇庫を大掃除し、

ツツジ咲く四万十川の川原で、ひとり酒宴で新しいシーズンを祝い、空にむかって手をあわせ願いごとをします。

今年も無事に航海ができますように、と。

そんなふうに、カレンダー上の新年いがいにも、誕生日や記念日、特別な思い出の日など、

ジブンだけの新しい年のスタートを祝う習慣がある人は、けっこういるのではないでしょうか。

あなたの、もうひとつのニューイヤーはいつですか?

 

今日、大晦日の夜は、新月です。人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

焚き火にあたりお酒でも飲みながら、のんびり冬の星空をながめてみてはいかが。

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

ごろた石の川原キャンプは、コットを使うとカイテキですよ。

 

今宵は、川原で焚き火にあたりながら、星とお酒と紅白歌合戦(ラジオ)を楽しめれば、と思ってます。

でも、風が強すぎるかな?「月に叢雲 花に風」とかく浮き世はままならぬ、ですね。

皆さん、よいお年を!


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