あるBOX(改)

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インカレ、収穫は北島選手だけにあらず

2004年09月07日 | 生活
「当たり前だ!」・・・・と怒られそうだが。

「北島選手、大車輪の活躍」の見出しに隠れがちだが、スポ紙は柴田亜衣選手の快泳にも触れている。

なにせ柴田選手、長距離選手だけに泳ぐ量がハンパでは無い!
4日午前中に行われた800m予選の約2時間後には、女子400mメドレーリレーに出場。その約3時間後には決勝を泳いだそうで。

そして最終日の出場レースすべて決勝に残った場合、3日間で実に10レース、約3kmを本気モードで泳ぐ計算になるワケで。そのタフネスぶりには感服するばかり。

例によって帰国後は、祝勝行事などに追われ、練習は3日間のみとかで。

心身ともに疲弊しているだろうに、柴田選手は連日の大観衆に感激し「自分のことを見てくれていると思うと、頑張れる」「疲れてるけど、今は泳ぐのが楽しいので、いっぱい試合に出たいんです」と語り、初々しいスマイルは相変わらずだったとか!

この人も偉いです・・・。
「自分には頑張りしかない」と1日に30km泳いで練習した人だから(1時間3kmペースで10時間!!)、ハンパじゃないんですね・・・。

意外に大きな176cm、61kgと恵まれた体格に一杯のスタミナを詰め込んだ柴田選手、これまた大車輪の活躍を果たしたワケで・・・。

しかし、これまで大きな大会での手柄に縁のなかった柴田選手、「今までは山田沙知子選手について行く事だけを考えて泳いでいた。今度は日本記録も上回りたい」とも発言。

「名実ともに山田越え」を明言したわけだ。
山田ファンの私(にわかだけど)としては寂しいが、山田選手は「短水路世界記録保持者」。越えれるモノなら越えてみんしゃい!・・・と申し上げておこう(しかし、信教さんの鹿屋体育大学・加圧プールで科学トレやって、ド根性の長時間練習も加わる柴田選手、やってくれるかも知れませんな。「国立スポーツ科学センター」といい、施設も今回は貢献してくれたそうで。これらが機能する限り日本のアスリートも「一時の隆盛」で終わらない事でしょう)。

あと、やっぱり山田選手の復活を祈っておこう(まだ、21才)。女子選手は、シドニー代表の美人選手「源純夏さん」みたいに、その先を期待されながら「普通の女性になりたい」と嫁に行ってアッサリ引退・・・なんてのもあるけどネェ(涙)。

アテネでは「ドングリまなこ」の田中雅美選手も、残酷この上ない「零コンマ数秒差」でメダルならなかったが。「現時点でベストの泳ぎが出来た」と泣きながら自分を納得させ、進退を語っておられたが。
水泳における“勝者とのコントラスト”を見せてくれ・・・。
これまた心に残るシーンとなった。

そして、現在の日本競泳陣の好調ぶり、層の厚さを示す結果は他にもあり。

以前も語った背泳ぎにおいて中村礼子、寺川綾の五輪コンビに伊藤華英選手(手足が長くスタイル抜群!前も言ったけど)が食い込み。

さらには男子100m自由形では、細川大輔選手(中大)が50秒13の日本新をマーク、アテネ五輪男子400mメドレー自由形で銅を獲得した奥村幸大選手を抑えて優勝したのだ!

ちなみに、それまでの日本記録は、奥村選手がアテネの五輪メドレーでマークした50秒24。
メドレーの記録も公式記録になるんですよねぇ。
いっそアテネ五輪メドレーの平泳ぎで、北島選手はハンセンの記録をドサクサで破ってくれれば面白かったのに!(←簡単に言ってんじゃねぇぞ!!)

さて、その細川選手。
五輪代表から漏れた悔しさをブツけて優勝し、4年後を見据え、日本の自由形をアピールしたいと言い。
1m88cmの大型自由形スイマーに期待は集まる(やはりフリースタイルは体格がないと厳しいかも。世界レベルでは、それでも平均より下かも知れんし・・・)。

そして働き者は他にも居て。
五輪女子200m背泳銅メダルの中村礼子、男子100m背泳銅の森田智己の両選手。

なんと、9月11日からの国体にも参加予定だそうで!
インカレで泳いで、一週間と経たない内に国体レース出場とは・・・。

当然、中村選手はインカレ100m背泳で優勝してるから予選から泳ぎっ放し。しかも、この期に及んで自己ベストを0・01秒更新していらっしゃる!!
森田選手も、100m背泳で大会新で優勝。これまた予選から快泳。もう、呆れるしかない。

「泳ぐのが日課」とは言え、あんたら本当に偉いよ・・・・(身体だけは大事にね)。

日本競泳陣、全盛を極めるのは、これからかも知れませんぞ!

北島康介、インカレタイムは五輪金タイムだった!

2004年09月07日 | 生活
競泳のインカレ、日曜の最終日も大盛況だったようで。休日って事で6000人も入ったと。

相模原市の記念行事として行われたワケなのだが。こちらの総合水泳場じゃなく、辰巳プールだったら、もっと大観衆飲み込めたのに・・・と考えた関係者も多かったのでは?

まぁ、アテネ五輪でアレほどメダルが取れるとは思っていなかったろうから、事前に決めた会場を変更も出来なかろう・・・ってワケで。
まぁ、観衆増えても有料入場じゃないから一緒かも知れんが、グッズ発売とかも馬鹿に出来ないからねぇ。

――で、大車輪の活躍の男子平泳ぎ2冠王・北島康介選手(東京SC)だが。

今回のインカレの200mタイムも、五輪銀のギュルタ選手を上回る2分10秒63で「今回の泳ぎでも金奪れるタイム」・・・。

「疲れた」「時差ボケだ」「タイムは関係ない」と言いながら、結構な数値ではないですか!?!?

「体は感触を忘れてなかった。いい形で今季を終われた」と満足気な北島選手、この日の800mリレー予選では、自由形200mをも泳ぐタフネスぶりを発揮。

やっぱフリー泳いでるよ!フェルプスかよ!「伝道師」っつ~か「怪物」じゃんかよ(ますます見に行きゃ良かったと後悔・・・)!

そりゃ一部で「藤子キャラの“怪物くん”に似てる」とか言われてたけどよ。手塚治虫版“孫悟空”って気もくるけどよ。
じゃ、「おさる(現モンキッキー)似」の2人合わせて男子競泳メダリストは全員「猿キャラ」かよ!・・・とも思うのだが(つ~か、森田智巳&山本貴司の両選手、似すぎなんですけど。海外のTVなんて間違って字幕つけたらしいし・・・。でも、自国TVの前に海外インタビュアーに引っ掛かっちゃうなんて誇らしいねぇ~)。

「来年の目標は、まだ決めてない。世界選手権も夏にあるしね」などと、先ずは休息モードな北島選手なれど。帰国後、口にしてなかった具体的な大会名も出し。
当然、コンディションをベストに持っていって、ブレンダン・ハンセン(米)に渡った100&200Mブレストストロークの世界記録奪回が目標だろうし、それを当然我々は期待して良いだろう。
やっと「怪物伝道師」にも休息が訪れるってワケか・・・。

そして、気になる休息モード北島選手の活動。
完全休息なんて無いだろうが。

そこは所属事務所のサニーサイドアップさんの意向、「TV関係の出演はオシマイ」らしい。

しかし、祝勝会や活字関係はオフとは言っておらず。
「伝道師」を標榜する北島選手だけに、何らかの動きはあるだろう。

でも、くれぐれも“下町ッ子”康介をサッカーの中田みたいに「高級有名人との対談セットしまくり」で“勘違い君”にしないでね♪

ただでさえ「ブランド好き(練習はヴィトンだかのブランド水着、開店イベントにもセレブに混じって参加!)」「オンナ好き」と日刊ゲンダイあたりには書かれているワケだし(まぁ平井トレーナーに「彼は天才肌、コントロールが大変」と言わしめるのも、この辺が原因?)。

今のトコロ、TV局に呼ばれて「ヒザは柔らかいけど、体全体は堅いんですよ~」と床に手を伸ばして全然着かない様を「以外~!」と女子アナに言われ「ダサいっすか?」と笑いと取るなど「気さくキャラ」は健在だが。

どうせ対談さすんなら、「フロッグ・オブ・ジョイトイ」みうらじゅん氏と「カエル繋がり」で対談させ、リビドー炸裂のコメント引き出すのも面白いのにねぇ~。

なんてSサイドアップさんが激怒しかねない事を考える火曜の朝・・・。

とりあえず北島選手、今季お疲れ様でした。今は、ゆっく~りと休んで下さい。