まぁ、70年代ロック・ファンと言っても、ワタシャかなりの後追いで。
スプーキー・トゥースのアルバム「Witness」も、シンプルすぎるジャケット(一色刷りで「ピラミッドの上に目」なイラスト)を見て「質の悪いブートに違いない」と考えて見過ごしていたくらいで(まぁ、「サードアイ」なんて評判悪いブート・レーベルあったしねぇ・・・)。
雑誌「ストレンジ・デイズ」のレーベル特集のアイランド編を見て「ゲゲッ、あれは正規盤だったのか!?」と驚いた有り様。
ああ、恥ずかしい。マイク・ハリソン様の勘違いも含め、S・トゥースに関しても「勉強し直す」所存で御座います。
そんな折りしも。
職場のヘルプさんが、机に置いてた私のジェフ・ベック関連の書籍に反応。
「好きなんですか?」と質問受けて。
「まぁ、インストから逆に辿っていったクチですけど」と返答すると、私より年長で実は役職も上なコノ人(ホントは「ヘルプさん」なんて失礼な言い方なんですわ)、「私は第一期のジェフ・ベック・グループの頃から好きでねぇ・・・」と語り出してくれちゃいましたよ!
“第一期から”って、あんた大先輩じゃあ~りませんか!!!・・・まったく。
元ミュージシャンは居るわ、ZAPPAマニア(他のにも凄く詳しい)センパイ居るわで。
ど~なっているんでしょうか、ウチの職場。
・・・で。
“第一期からのコノ先輩。70年代のロック全盛期をタップリ満喫していた羨ましい人物だったと判明。
「新宿のロック喫茶、ローリング・ストーンって知ってます?オレ、高校の頃あそこで働いてたんですよ」
(――ヘッ?)
「社長が昼間っから酔っ払うかラリってる人で、すっかり任されてたもんなぁ」
(――オレ、恐くて上京後も行けなかったですよ)
「業界人も来てて。オレ、チケットを社長から貰って、けっこう外タレのライヴ行きましたよ」
(――だから高校生でガンガン行けてたんすか?)
「パープルとか結構バカにしてたけど、72年の公演凄かったよなぁ・・・」
(――それ、ライヴの大名盤になってますよ。オレが初めて買ったアルバムですよ)
「バドカンも行きましたよ。良かったですよ~」
(――フリーまで行ってたら首締めてますよ)
・・・なんて、
羨ましくて堪らん事を遠い目”をしながら話してくれましたよ。
しかし。
【ドアには蹴破った跡が常にあった】【喧嘩は日常茶飯事だった】【常にラリって殺気立った客いた】
・・・なんて伝説ある店で良く高校生が働いてたもんですねぇ。
「いい時代でしたよ。あくまでファッションだけど、新宿西口にヘルメットして集まったり・・・」
――あの、それって全共トゥ運ド(以下略)。
「仕事終わった夜のオネエさんが流れてきたりして・・・、そのままタクシーで学校まで送ってくれたんだよなぁ」
(――それ、おいし過ぎませんか?)
多分その後、色々あったでしょうが。
今は二人のお子さんの優しい父親で、立派な家庭人であるこのセンパイ、穏やかなキャラクターは「若い頃に好きなことやった」ゆえでしょうか。
・・・羨ましい。
中途半端した挙句、まだまだ くすぶって悪あがきして、こんなHPで毒吐いてる私からすると、羨ましい限りですわ。
謙虚に生きなきゃいけませんなぁ。謙虚リズムですなぁ・・・。
偉そうに「英国ロックの名ヴォーカリスト集」なんて知ったかして書き込んでる場合じゃありませんなぁ・・・。
ま、復習の意味も込めて纏めてるワケだから。
ここは お許し頂いて・・・。
謙虚イズムで参りましょう(多分、三日と持たないだろうが)。