あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

おすすめ本:レコスケ君

2007年04月05日 | サブカル
レコスケ君  

ミュージックマガジン社 レコード・コレクターズ増刊 税込1000円

泣けるのです・・・。美しく過剰なマニアの心。
1700円以上の中古レコードを「とんでもない!手が出ないよ!」と
両手を上げるレコスケ君(800円や1200円モノが彼のターゲット!)。

テンガロンハットにカウボーイ・ファッションのレコスケ君は、ジョージ・
ハリソンを愛し、カントリーロックを愛し、60年代、70年代のロックを
愛している。

そしてベイ・シティ・ローラーズも好きだったりする(笑)。80年代にも
目配せしてたりしたかも・・・。



脇を固めるキャラクターも個性派揃い。可愛いけれどマニア度はレコスケ以上、
タダモノで無いレコガール。

イイ親父だけど密かな商魂も見え隠れするレコード屋の店主。

人の良いレコスケにニセ稀少盤を高く売りつけるレコゾウ。

レコスケと何となく付き合う唯のカワイコちゃん(オレも昔レコード屋でAから
Zまで探しまくって呆れられたなぁ・・・。今の「連れ」にも呆れられてるけど)。

暴漢に胸を刺されるも、レコスケの「ファンの一念」で助けられるJ・ハリソン・・・。

特にハリソンを思うレコスケの心に涙しないヤツは音楽ファンとは言えません!
最終回ではレコスケとレコガールが恋愛に流れこむか(しかも意外と生臭い)!?

・・・ってなオドロキの展開を見せるが。
そこは さすがレコスケ君ってオチが着くのでありました。チャンチャン♪