ここ数日、フライド・エッグやストロベリー・パスばっかり聴いている。
フライド・エッグは、やっぱり「とっ散らかった」印象を深めた。
アルバム数枚分くらいのアイディアが凝縮されてるからかねぇ(・・・で、そんなにアルバム出せないから1枚の中で色々やっちゃったと。「桶貸す」なんてアルバム一枚ELPのパロディやる気だったらしいし)。
ストロベリー・パスの方が統一感あるかな。
ギターの音イイし。
下の「Dr.シーゲル・アーカイブス」サイトで紹介されてる幻のバンド「ジプシー・アイズ」(Vo.柳ジョージ)も良い。
海外モノに負けない本格ロックを目指して頑張ってる風なのが素敵だ。
なんというか、70年代の独HRみたいな「英国圏以外でも頑張ってるバンド居たんだなぁ」と感慨覚える音。
一歩まちがえば「これだったらアッチ(英米ロック)の聴くよ」って音だが。
そこで思い出されるのが「タンホイザー」のシンセ・ヴァージョン聴いたレコ関係者の言葉「過剰品質」。
シンクロスコープを使ってそれぞれの楽器の音の波形を撮って、それをシンセで再現しちゃって
ディレクターに「もっとYMOみたいな薄っぺらな音にしてくれないとシンセサイザーっぽく聴こえないだろう・・・?」と言われちゃった話。
ロック・アルバムにしたって、結局は「もっと日本人に分かりやすい曲にしてくれ」って事だったのかも知れない。
成毛さん、言葉では自分以外の日本人ロック&ギタリストは全否定だったらしいが。
(なんか、談志さんみたいだなぁ・・・)
先のサイトでも「成毛の曲を理解できるレコード関係者が居なかった」と、さかんに書かれてるが。
「四人囃子」みたいな優れた日本のロックバンドもアルバム出せてるし。
成毛さん自身の生真面目さや意固地さも、大きく世に出る事を阻んでしまっていたのかも知れないなぁ・・・
なんて考えてします。
しかも「財閥の御曹司」なんてったら、相手も引いちゃうしねぇ・・・
(先のサイトでは一切その事に触れられず。「資金稼ぎに、レコーディング・ギタリストして歌謡曲など1千曲近くに参加」などと記されている。陽水の「傘がない」のギターソロが成毛さんだと聞いた事あったが、左ト全の曲でもギター弾いてらしたとは・・・)
これまでの「ソロ」名義アルバムは、成毛さんの知らない間に出された不本意なモノだったそうだが。
それでもアルバムの評価は高かったりする(私は未聴だが)。
ここはジミヘンの「ファースト・レイズ・ザ・ニュー・ライジング・サン」みたいに、故人の意志を理解する人物が、残された成毛氏の音源をまとめ、編集CDとして発表して欲しいトコロだ。
バラバラに「とッ散らかった」印象しかなかった成毛さんの作品群、
その全容が明かになったら・・・と願わずにいられない。
フライド・エッグは、やっぱり「とっ散らかった」印象を深めた。
アルバム数枚分くらいのアイディアが凝縮されてるからかねぇ(・・・で、そんなにアルバム出せないから1枚の中で色々やっちゃったと。「桶貸す」なんてアルバム一枚ELPのパロディやる気だったらしいし)。
ストロベリー・パスの方が統一感あるかな。
ギターの音イイし。
下の「Dr.シーゲル・アーカイブス」サイトで紹介されてる幻のバンド「ジプシー・アイズ」(Vo.柳ジョージ)も良い。
海外モノに負けない本格ロックを目指して頑張ってる風なのが素敵だ。
なんというか、70年代の独HRみたいな「英国圏以外でも頑張ってるバンド居たんだなぁ」と感慨覚える音。
一歩まちがえば「これだったらアッチ(英米ロック)の聴くよ」って音だが。
そこで思い出されるのが「タンホイザー」のシンセ・ヴァージョン聴いたレコ関係者の言葉「過剰品質」。
シンクロスコープを使ってそれぞれの楽器の音の波形を撮って、それをシンセで再現しちゃって
ディレクターに「もっとYMOみたいな薄っぺらな音にしてくれないとシンセサイザーっぽく聴こえないだろう・・・?」と言われちゃった話。
ロック・アルバムにしたって、結局は「もっと日本人に分かりやすい曲にしてくれ」って事だったのかも知れない。
成毛さん、言葉では自分以外の日本人ロック&ギタリストは全否定だったらしいが。
(なんか、談志さんみたいだなぁ・・・)
先のサイトでも「成毛の曲を理解できるレコード関係者が居なかった」と、さかんに書かれてるが。
「四人囃子」みたいな優れた日本のロックバンドもアルバム出せてるし。
成毛さん自身の生真面目さや意固地さも、大きく世に出る事を阻んでしまっていたのかも知れないなぁ・・・
なんて考えてします。
しかも「財閥の御曹司」なんてったら、相手も引いちゃうしねぇ・・・
(先のサイトでは一切その事に触れられず。「資金稼ぎに、レコーディング・ギタリストして歌謡曲など1千曲近くに参加」などと記されている。陽水の「傘がない」のギターソロが成毛さんだと聞いた事あったが、左ト全の曲でもギター弾いてらしたとは・・・)
これまでの「ソロ」名義アルバムは、成毛さんの知らない間に出された不本意なモノだったそうだが。
それでもアルバムの評価は高かったりする(私は未聴だが)。
ここはジミヘンの「ファースト・レイズ・ザ・ニュー・ライジング・サン」みたいに、故人の意志を理解する人物が、残された成毛氏の音源をまとめ、編集CDとして発表して欲しいトコロだ。
バラバラに「とッ散らかった」印象しかなかった成毛さんの作品群、
その全容が明かになったら・・・と願わずにいられない。