各サイトを回って今回のツアーメンバーを確認。
Roger Daltrey: Harmonica, Acoustic Guitar, Vocals
Simon Townshend : Guitar, Vocals
Jamie Hunting: Bass
Scott Devours: Drums
Loren Gold: Backing Vocal, Keyboards
Frank Simes: Backing Vocal, Guitar
ギターの Frank Simesって人は、けっこう日本語が達者で
ロジャーのコメントの翻訳もおこなってくれてビックリ。
――で、当初予定されていたベーシストは、交通事故で足だか手を折ったため不参加。
急遽 Jamie Hunting の代打参戦が決定。短期間で40曲を覚え、あそこまでブリブリ弾くのだから大したもんだ。
ドラムも低音が効いてて良かった。
90年代にThe Whoでトミー再現を行ったが、いまいちピンと来なかった。
個人的には今回の方がイイ。
今回、Tommyは間の曲紹介など無し。ロックオペラ再現として、1時間15分の間を通しで演奏。
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――で、後半。
休憩を挟まず、Whe Whoの代表曲連発。
シングル曲「I Can See For Miles」のサビで盛り上がり、
1stからの「The Kids Are Alright」で感無量。
「Behind Blue Eyes」でアコギを抱いたロジャーを見つめ
※本当は途中でハードに転換するところでマイクをブン回すところが好きなんですが・・・
今回はそれを見たつもりになって立ち上がり盛り上がるワタクシ。
「Days Of Light」では翻訳ギタリストの「ロジャーが14歳のころ工場で働いてて、終末の休みが何よりの希望だった。これはロジャーがその頃を思って作った曲」とかいう言葉あり、これまた感無量。
※「14歳で働くって・・・」と思うが、エントウィッスル母に言わせると、悪童ロジャーは
学校へ放火した疑いで退学になったというから、早々に働きに出されてた可能性大
そしてサイモン・タウンゼントが歌う「Going Mobile」。
Who's Nextが大好きな私は、これまた感無量。終盤のムニュムニュ・シンセも再現されてて最高。
そして「Who Are You」
もっとドラムに暴れて欲しいが、ソロツアーだから仕方ないか。ロジャーより目立つワケにはいかないだろう。
キース・ムーンみたいに顔芸やれとまで言いませんがね・・・。
しかし照明、ピカピカ光りすぎだな~。
この中でマイクを回して放り投げるロジャーさん、キャッチし辛いんじゃないか?
そして、アコースティックブルースのフレーズを奏でながら「I'm a man~!」と声を上げるロジャー。
おお、マディ・ウォーターズの「マニッシュ・ボーイ」!
The Whoでは感じられなかったブルース・フィーリング!(←コラコラ)
ギター2名もアコギ抱えてブルースタイム。
曲はそのまま「My Generation Blues」へ。
70年代半ばにはアレンジをブルースヴァージョンに変えて披露された大代表曲。
これもある意味で全盛時の再現で感無量。これも良し。
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そしてハードなギターが鳴り響き、始まったのが
「Young Man Blues」!
うぉぉぉぉぉ!「ライヴ・アット・リーズ」みたいだ!
当時のハードロック勢に負けまいとThe Whoが奮闘した曲だ!
サビのテンポは変拍子風だが、ハードなサウンドには燃える!
もはや難聴に苦しむピート・タウンゼントには再現不可能な演奏だけに、今回はこれを聴いただけでも元を取った気分。
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※これで「Summertime Blurs」が演奏されたら悶絶してましたよ・・・
そして場内暗転、そこから聴こえるシンセのループサウンド。
「Baba O'Reilly」だ――!
「イッツ・オンリー・ティーンエイジ・ウェイストランド」は合唱。
ああ、来て良かった。
ロジャーはマイクをヌンチャクのように振り回し、コードをグルグルと自らの身体に巻きつける。
マイクが身体に当たる音が「ボコツ」「ボコッ」と生生しい。
マイクをグルグル振り回し、放り投げたマイクをキャッチして曲のエンディングの合図にするロジャー。
The Whoとは趣が違うが、これはこれで格好イイ。
ロジャーはサイモンを「My Brother」と紹介。
「ピートは自分の兄弟。だからピートの弟はオレの弟」って事か。
ハードな曲はここまで。
あとはアコースティックセット。
「Without Your Love」
メンバー全員で肩を組み、ステージ前方に出て御挨拶。ファンはスタンディング・オベーション。
全員引っ込むかと思いきや、ロジャーだけが一人ウクレレを持って、
ピートの佳曲「Blue, Red And Grey」の前奏を始める。
「高い声、低い声と抑揚あるから難しいんだ」とか言いながら、歌って見せたロジャー。
ウクレレも必ずしも上手くないし、リズムも音程も怪しくなったが、曲の後半でキーボードの伴奏あり、ここでリズムが安定した印象で。
それはそれで感動的だった。
本当のLIVEなのだ。生モノなのだ。
The Whoの来日公演も、こんな風に静かな曲で終わったっけ。
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2時間30分近くのコンサート。
ファンも高齢なのに、「68歳のロジャーが頑張ってるんだ!」とばかりに最初から立ち上がり、最後まで付き合った猛者多し。
(私は脱落した・・・)
男気ライヴだった。
さすが60年代に「演奏がグダグダになるだろうが!」と薬でレロレロのキース・ムーンをブン殴った男だ。
(あれはロジャーが圧倒的に正しい!)
私はキースのハチャメチャさが大好きだが、ロジャーの男気も大好きだ!
まだ神奈川も名古屋も大阪も残っている。
迷っている人は是非行ってほしい!
Roger Daltrey: Harmonica, Acoustic Guitar, Vocals
Simon Townshend : Guitar, Vocals
Jamie Hunting: Bass
Scott Devours: Drums
Loren Gold: Backing Vocal, Keyboards
Frank Simes: Backing Vocal, Guitar
ギターの Frank Simesって人は、けっこう日本語が達者で
ロジャーのコメントの翻訳もおこなってくれてビックリ。
――で、当初予定されていたベーシストは、交通事故で足だか手を折ったため不参加。
急遽 Jamie Hunting の代打参戦が決定。短期間で40曲を覚え、あそこまでブリブリ弾くのだから大したもんだ。
ドラムも低音が効いてて良かった。
90年代にThe Whoでトミー再現を行ったが、いまいちピンと来なかった。
個人的には今回の方がイイ。
今回、Tommyは間の曲紹介など無し。ロックオペラ再現として、1時間15分の間を通しで演奏。
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――で、後半。
休憩を挟まず、Whe Whoの代表曲連発。
シングル曲「I Can See For Miles」のサビで盛り上がり、
1stからの「The Kids Are Alright」で感無量。
「Behind Blue Eyes」でアコギを抱いたロジャーを見つめ
※本当は途中でハードに転換するところでマイクをブン回すところが好きなんですが・・・
今回はそれを見たつもりになって立ち上がり盛り上がるワタクシ。
「Days Of Light」では翻訳ギタリストの「ロジャーが14歳のころ工場で働いてて、終末の休みが何よりの希望だった。これはロジャーがその頃を思って作った曲」とかいう言葉あり、これまた感無量。
※「14歳で働くって・・・」と思うが、エントウィッスル母に言わせると、悪童ロジャーは
学校へ放火した疑いで退学になったというから、早々に働きに出されてた可能性大
そしてサイモン・タウンゼントが歌う「Going Mobile」。
Who's Nextが大好きな私は、これまた感無量。終盤のムニュムニュ・シンセも再現されてて最高。
そして「Who Are You」
もっとドラムに暴れて欲しいが、ソロツアーだから仕方ないか。ロジャーより目立つワケにはいかないだろう。
キース・ムーンみたいに顔芸やれとまで言いませんがね・・・。
しかし照明、ピカピカ光りすぎだな~。
この中でマイクを回して放り投げるロジャーさん、キャッチし辛いんじゃないか?
そして、アコースティックブルースのフレーズを奏でながら「I'm a man~!」と声を上げるロジャー。
おお、マディ・ウォーターズの「マニッシュ・ボーイ」!
The Whoでは感じられなかったブルース・フィーリング!(←コラコラ)
ギター2名もアコギ抱えてブルースタイム。
曲はそのまま「My Generation Blues」へ。
70年代半ばにはアレンジをブルースヴァージョンに変えて披露された大代表曲。
これもある意味で全盛時の再現で感無量。これも良し。
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そしてハードなギターが鳴り響き、始まったのが
「Young Man Blues」!
うぉぉぉぉぉ!「ライヴ・アット・リーズ」みたいだ!
当時のハードロック勢に負けまいとThe Whoが奮闘した曲だ!
サビのテンポは変拍子風だが、ハードなサウンドには燃える!
もはや難聴に苦しむピート・タウンゼントには再現不可能な演奏だけに、今回はこれを聴いただけでも元を取った気分。
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※これで「Summertime Blurs」が演奏されたら悶絶してましたよ・・・
そして場内暗転、そこから聴こえるシンセのループサウンド。
「Baba O'Reilly」だ――!
「イッツ・オンリー・ティーンエイジ・ウェイストランド」は合唱。
ああ、来て良かった。
ロジャーはマイクをヌンチャクのように振り回し、コードをグルグルと自らの身体に巻きつける。
マイクが身体に当たる音が「ボコツ」「ボコッ」と生生しい。
マイクをグルグル振り回し、放り投げたマイクをキャッチして曲のエンディングの合図にするロジャー。
The Whoとは趣が違うが、これはこれで格好イイ。
ロジャーはサイモンを「My Brother」と紹介。
「ピートは自分の兄弟。だからピートの弟はオレの弟」って事か。
ハードな曲はここまで。
あとはアコースティックセット。
「Without Your Love」
メンバー全員で肩を組み、ステージ前方に出て御挨拶。ファンはスタンディング・オベーション。
全員引っ込むかと思いきや、ロジャーだけが一人ウクレレを持って、
ピートの佳曲「Blue, Red And Grey」の前奏を始める。
「高い声、低い声と抑揚あるから難しいんだ」とか言いながら、歌って見せたロジャー。
ウクレレも必ずしも上手くないし、リズムも音程も怪しくなったが、曲の後半でキーボードの伴奏あり、ここでリズムが安定した印象で。
それはそれで感動的だった。
本当のLIVEなのだ。生モノなのだ。
The Whoの来日公演も、こんな風に静かな曲で終わったっけ。
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2時間30分近くのコンサート。
ファンも高齢なのに、「68歳のロジャーが頑張ってるんだ!」とばかりに最初から立ち上がり、最後まで付き合った猛者多し。
(私は脱落した・・・)
男気ライヴだった。
さすが60年代に「演奏がグダグダになるだろうが!」と薬でレロレロのキース・ムーンをブン殴った男だ。
(あれはロジャーが圧倒的に正しい!)
私はキースのハチャメチャさが大好きだが、ロジャーの男気も大好きだ!
まだ神奈川も名古屋も大阪も残っている。
迷っている人は是非行ってほしい!