あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

実家で読書(?)②

2012年12月18日 | 漫画
高橋千鶴さんの「しあわせ半分こ」

ひとつ違いの姉妹が主人公の、これまたラブコメディー。
高校生の登場人物たちが失恋した時に、父親のウィスキーをヤケ飲みして二日酔いになるとか、好きになった相手に会いに大人っぽい店に出かける・・・とか
可愛い顔して大胆なトコロが良い。



そして
「さいとうちほ」さんの「恋人たちの場所」
ある意味、「ウテナ以前」の初期作品とも言えるが
これまた正統派少女マンガしてて嬉しい。



売れない画家の父、スナック経営の母。
主人公は、従兄弟と恋仲。そこに大人の男性登場。
恋仲は相手家族によって引き裂かれ・・・なんて
これまた時代がかった設定だが。これが良い。

初期作品といえば「小羊印のるんぱっぱ」も持ってたんだけど
今回は見つからなかった。

「究極超人あ~る」も探したがなかった。
どうしたんだろう。異空間ポケットにでも飲まれちゃったかな。

実家のオレの部屋って、ごちゃごちゃして妙な事があるからな。

実家で読書(?)①

2012年12月18日 | 漫画
実家に帰ってからは、お楽しみ
本棚に並んでいる漫画を引っ張り出して読む

また母親にブツブツ言われるが、
一通り親子の会話は済んだので良しとしてもらおう。



前回の帰郷で読み損なった「コクリコ坂から」
講談社「なかよし」の昭和55年1月号~5月号に掲載。
作者は高橋千鶴さん。

なぜか2011年に突然ジブリが映画化して話題になったが
私は「王道少女マンガ(可愛い恋愛コメディー)を描く高橋さんの『コクリコ坂』をジブリが?」と
驚くとともに大いに違和感を覚えた。

アニメ版の絵はジブリそのまんまで(ナウシカ系)、
昭和の横浜を素敵に描いたとして当地から表彰されている。



アニメは見てないが、今回原作を読んで
「サラっと筋だけ追ったのかな?」と思った。

原作は「高校一年生の小松崎海(愛称メル)ちゃんが主人公。港の見える古い洋館を舞台に、くり広げられるハッピーコメディー」

父は船員で遭難事故で行方不明。メルは「父が帰って来ても直ぐ分かるように」と 毎朝、旗を上げている。
母はカメラマンでNYに滞在中で「帰国費オクレ」と連絡してくるマイペースの美人女性。
代わって下宿を切り盛りするメルは、しっかり者で気が強いが、やっぱりお年頃の女の子。
年上の年上下宿生に淡い恋心を抱いたり、上級生のヤリ手男子が気になったり。

やっぱり「王道少女マンガ(可愛い恋愛コメディー)」じゃないか。
主人公メルが、気になる上級生に無礼されてビンタしたり、結果くっつきかけるも「大映ドラマか?韓流か?」と思わせる展開で恋の障害が盛り込まれたり。

アッサリしたジブリ絵に似合わないストーリーだ。
アニメ版は、どう改定してるんだ?

アニメ版の監督は宮崎吾郎さん。「ゲド戦記」以来2度目の監督作品。



原作ファンで、ただ取り上げてしまったのか?

著作権が原作者の高橋さんに入るのは嬉しいが、やっぱ複雑だ。
やっぱり高橋さんの可愛い絵柄が似合うストーリーの「コクリコ坂から」が、なんか違う物にされたようで複雑なのだ。

見もせずにアニメ版を色々言うのもナンだと思ったが、
なんと来年の金曜ローでショーでTV放送される模様。

※日本テレビ系列で毎週金曜日21:00から放送中の「金曜ロードSHOW!」
 2013年1月4日に「ハウルの動く城」、2013年1月11日に「コクリコ坂から」の
 ジブリ2作品が連続で放送される予定。

まぁ、見てみるかな。
今回帰省して原作「コクリコ坂から」読んで、「やっぱ面白いや!」と高橋千鶴マンガの魅力を再認識しただけに
見たくない気もするけどな。

帰省して自分が描いた絵に再会

2012年12月18日 | 生活
年末年始には帰れないので
中途半端ながら12月中旬で帰郷。

中途半端な時期なので、ちびスケや連れとの休みも合わず
一人で帰る事になった。

飛行機で2時間弱
でも空港からは2時間×2なので半日掛かりの移動。

初日は実家に帰ってメシ食って風呂入って爆睡。
飛行機と空港バスに長時間乗ったせいで背中と腰が痛い。

翌日は母方の伯父を見舞う。
農作業中に腰を痛めたそうな。
・・・というか、長年の労働疲労が積み重なったんだろうな。
圧迫骨折だそうな。

入院してから数週間。
見舞いの手紙は出していたが、やっぱり直に面会しなきゃな・・・と話をした。

あちらの家族の事、こちらの家族の事と伝え合うような会話。
もちろん病状の事も。

寝てても痛いとかで
少し起きたり、身体を横にしたりで、辛そうだった。

とうぜん自力では歩けず。
「年末年始は家で過ごしたい」と医師に懇願しているようだが、無理だろうなぁ・・・。

年も80歳を越えており、回復スピードも若い者ほどでは無いだろうが
なんとか歩けるようになって、リハビリ出来るくらいは持ち直して欲しいものだ。

長居しても病人が疲れるから・・・と部屋を出て
その後は、母方の本家と分家にお邪魔する。

昼食をいただいて、やはり互いの近況報告。

分家では従姉妹が「前に送ってもらった年賀状あるよ」と懐かしいハガキを見せてくれた。

若い頃の私が描いたモノだ!
ハガキ裏に、カラーで色塗りしたメーテルだ!

松本零士ファンだったからなぁ。



よく描いてたよなぁ・・・。

つ~か、宇宙空間や星とか、細かく塗ってるなぁ。
こんなハガキを年末に何枚も描いてたんだよなぁ。
偉いなぁ、昔のオレ・・・。(ヒマだったのかなぁ)

いまじゃ描けね~よなぁ。根気も腕も衰えてるもんなぁ。

肝心のメーテルの顔と目が画材の劣化でくすんでいるのが残念だが
「せっかくだから」とデジカメで撮影。

自分で描いてたのを忘れていた絵だが、再会して不思議な感覚だ。
ちびスケに見せてやろう。

西武線の「メーテル列車」や大泉学園駅の壁画で「銀河鉄道999」の事は知ってるから
私の絵を見ても理解できるし、驚くだろう。

まぁ、要するに自慢したいんですわね。

最近いっしょにお絵かきしてないから、「また描いて」と言われそうだが。
そん時ゃ描いてやるか・・・。