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村田諒太、米大手トップランク社と契約

2013年06月07日 | ボクシング
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ボクシングの帝拳プロモーションは、プロに転向した元ロンドン五輪男子ミドル級金メダリスト・村田諒太(27才/三迫ジム)が、米プロモーターのボブ・アラム氏のトップランク社と契約する事を発表した。
10日には、米ロサンゼルスで記者会見する予定。



村田が主戦場とするミドル級周辺階級は世界的に層が厚く、国内ではマッチメークも練習環境も準備が難しいと考えられたから
大物アラム氏のトップランク社と契約したことで、海外進出への道は開けたと言ってイイだろう。

~というか、アラム氏と最初から契約を結ぶ日本人が現れたってだけでも凄い事です。

アラム氏は今年1月には北京とロンドン五輪のLフライで2連覇した鄒市明(中国)と契約し、4月に30万ドル(約2970万円)という破格のファイトマネーで4回戦デビューさせており
五輪の直後から金メダリスト・村田にも興味を示していたというから、ある意味「相思相愛」と言えるかも。



村田をバックアップする帝拳ジムの本田明彦会長も「お互いにメリットがある」と期待。
村田は9日に渡米し、6月末までラスベガスでトレーニングを行い、夏に予定されるデビュー戦に備えるとの事。

まぁ、ドライでビジネスライクなアラム氏だから。
当初はそれなりに堅実なマッチメークで星を重ねさせるだろうが、勝負ドコロでは、やはり強豪マッチが組まれるだろうし。

それまでに村田がどこまでプロでの地力を着けているかが勝負の分かれ目になるでしょう。

クレバーな選手だから、本場のスパーや実戦、イスマエル・サラスを始めとした海外トレーナーの教えを咀嚼して「プロで力を発揮できるスタイル」を構築してくれると信じたいです。

頑張れ、村田諒太!