私を最も感激させてくれた日本のドラマーが、
12月3日に肺血栓塞栓症で亡くなってしまいました。
しかも急に。
青山純さん。
山下達郎らのレコーディングやライブに参加した腕利きドラマー・・・。
ただの技術屋さんじゃ無く、本当に「骨と肉とハートで叩く」人だったと思います。
じゃなかったら、あの山下達郎さんがレコーディングやライブに誘うわけがありません。
そもそもはリンゴ・スターやジョン・ボーナムのプレイに感化されたという青山さん。
ヤマハのドラムスクール卒業後、杉真理さんのレコーディングに参加し、プロとして活動を始めたとの事。
その後は「THE SQUARE」「プリズム」「キリング・タイム」など、フュージョン色あるバンドに参加。
2011年にはドラム教則DVDも発売してた。
ここ数年も、MISIAらのツアーに参加するなど、活動は精力的で。
ミュージシャン仲間の中でも「急な」印象だった模様。
私にとっては山下達郎の「Ride On Time」「For You」「Melodies」の名曲の大半を叩いた人・・・という印象が大きい。
そう、今の季節に必ず流れる「クリスマス・イヴ」のドラムもこの人なのだ。
1983年にアルバム「Melodies」からシングルカットされ、1980年代、1990年代、
2000年代に続き今回、2010年代でもトップ10入りした怪物のような曲。
しかし、達郎が、「Melodies」が凄いのは、
こういう怪物曲でさえ収録曲の1曲に過ぎなく感じる事。
はい、全曲が捨て曲なし。全部イイ曲。
「ジョディー」「高気圧ガール」のリゾート感。
「メリーゴーラウンド」のファンキーなリズム、ミディアムテンポ曲「あしおと」の歌メロ、そしてリズム。
すべてが素晴らしい。
私が「全て完璧」と感激した「For You」の屋台骨も青山純さん。
「Ride on time」で合体したベースの伊藤広規さんとのコンビが練れた結果、
最高のリズム・セクションが出来上がったのだ。
全身音楽家にしてバンド出身の達郎氏だ。
自分の音楽に強力なリズムセクションは不可欠だと間違いなく分かってた筈だ。
ライヴ盤「Joy」でも、この両者の演奏は最高で
特に「メリーゴーラウンド」のファンキーなオープニングは鳥肌モノだ。
伊藤広規さんのベースはチョッパーになっても地に足が着いてるし、青山さんのドラムはスネア音が絶妙に重い。
達郎氏はパワフルな歌声をドラムとベースに負けじとキメる。
つ~か、
私は「Melodies ツアー」を地元の市民会館で見ているから
青山さんのドラムを生で見てるに違いない!
※「クリスマス・イヴ」がアカペラ登録されたリズムマシーンで
達郎氏が単独登場して完璧に歌ったのには感激しつつも、少し
寂しかった。「なんでぇ、ドラム居ないのかよ」・・・と。
「プリズム」というグループも日本を代表するフュージョンバンドだよな。
私は、ちゃんと聴いてないなぁ。
聴かなきゃなぁ・・・。
享年56歳。
青山純さんの御冥福を心よりお祈りいたします。
12月3日に肺血栓塞栓症で亡くなってしまいました。
しかも急に。
青山純さん。
山下達郎らのレコーディングやライブに参加した腕利きドラマー・・・。
ただの技術屋さんじゃ無く、本当に「骨と肉とハートで叩く」人だったと思います。
じゃなかったら、あの山下達郎さんがレコーディングやライブに誘うわけがありません。
そもそもはリンゴ・スターやジョン・ボーナムのプレイに感化されたという青山さん。
ヤマハのドラムスクール卒業後、杉真理さんのレコーディングに参加し、プロとして活動を始めたとの事。
その後は「THE SQUARE」「プリズム」「キリング・タイム」など、フュージョン色あるバンドに参加。
2011年にはドラム教則DVDも発売してた。
ここ数年も、MISIAらのツアーに参加するなど、活動は精力的で。
ミュージシャン仲間の中でも「急な」印象だった模様。
私にとっては山下達郎の「Ride On Time」「For You」「Melodies」の名曲の大半を叩いた人・・・という印象が大きい。
そう、今の季節に必ず流れる「クリスマス・イヴ」のドラムもこの人なのだ。
1983年にアルバム「Melodies」からシングルカットされ、1980年代、1990年代、
2000年代に続き今回、2010年代でもトップ10入りした怪物のような曲。
しかし、達郎が、「Melodies」が凄いのは、
こういう怪物曲でさえ収録曲の1曲に過ぎなく感じる事。
はい、全曲が捨て曲なし。全部イイ曲。
「ジョディー」「高気圧ガール」のリゾート感。
「メリーゴーラウンド」のファンキーなリズム、ミディアムテンポ曲「あしおと」の歌メロ、そしてリズム。
すべてが素晴らしい。
私が「全て完璧」と感激した「For You」の屋台骨も青山純さん。
「Ride on time」で合体したベースの伊藤広規さんとのコンビが練れた結果、
最高のリズム・セクションが出来上がったのだ。
全身音楽家にしてバンド出身の達郎氏だ。
自分の音楽に強力なリズムセクションは不可欠だと間違いなく分かってた筈だ。
ライヴ盤「Joy」でも、この両者の演奏は最高で
特に「メリーゴーラウンド」のファンキーなオープニングは鳥肌モノだ。
伊藤広規さんのベースはチョッパーになっても地に足が着いてるし、青山さんのドラムはスネア音が絶妙に重い。
達郎氏はパワフルな歌声をドラムとベースに負けじとキメる。
つ~か、
私は「Melodies ツアー」を地元の市民会館で見ているから
青山さんのドラムを生で見てるに違いない!
※「クリスマス・イヴ」がアカペラ登録されたリズムマシーンで
達郎氏が単独登場して完璧に歌ったのには感激しつつも、少し
寂しかった。「なんでぇ、ドラム居ないのかよ」・・・と。
「プリズム」というグループも日本を代表するフュージョンバンドだよな。
私は、ちゃんと聴いてないなぁ。
聴かなきゃなぁ・・・。
享年56歳。
青山純さんの御冥福を心よりお祈りいたします。