あるBOX(改)

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A・フレイザーの「Mr.BIG」ベースソロ

2014年02月08日 | 英国ロック
昨年のアンディ・フレイザー来日公演。
1971年にFREEで来日して以来だったから、往年のファンは感無量。

「Mr.BIG」のベースソロに至っては、
会場を埋めた平均年齢55歳以上と思われるファンの殆どが立ち上がって熱狂するという
感動のシーンもあった。
※個人的にはフリーのMr.BIGとコロシアムのバレンタイン組曲が
 2大ベースソロ・フィーチャー曲だと思う次第です。
 コロシアムのマーク・クラークも何気に素晴らしいベーシストだと思いますぞ。



Aフレイザー・ソロ公演の終演後、帰途に就くファンの中には
「生きてるうちに2度とあのベースソロを聞くことは無いだろうなぁ」と
呟いていた人もいた。

ネットでも同様の意見を見た。
そりゃ、再会までこれだけの年数が掛かったフレイザーさんだ。
そう思うのも仕方ない。

でもね。
私は密かに諦めていないんですよ。

またアンディ・フレイザーが日本で「Mr.BIG」のベースソロを披露する日が来るんじゃないか・・・と。



しかも、
ポール・ロジャースやサイモン・カークというフリー時代の盟友と再び組んでだ。
※だって皆プレイヤーとしてシンガーとして立派に「現役」なんですもの。

ロジャースさんは頑なに「ポール・コゾフがいない以上、フリーの再結成はない」と発言されているが
別にフリーというグループ名を使わなくとも良い。

「ロジャース、フレーザー&カーク」でもイイじゃないか。
そして、「弾きすぎずにエモーショナルな音を奏でるギタリスト」を招けばイイじゃないか。
※なかなか居ないとは思うけど・・・

ロジャースさんが、2010年のバドカン来日公演で歌ったフリーの「ベイビー・ビー・マイ・フレンド」の歌唱は壮絶でした。

一時期「シンガー」になって鈍った(?)フレイザーさんのベースプレイ、復活してました。
しかも、ロジャースさんの最新アルバム1曲目のペースラインは、
まるでアンディ・フレイザーさんが奏でるようなノリでしたから。
※「ソング・オブ・イエスタディ」とかのね
私は思わずグッときてしまったのですよ。



ロジャースとフレイザーは、若い頃には同じ部屋で生活し、曲を共作した仲です。
「まるで兄弟のようだった。その後、仲違いしたのは本当に残念だ」という英国の音楽関係者の声もある。

「ロックの殿堂にでも選ばれて共演」「やっぱり久々に一緒に演ったら良かった」なんて事になって
ツアーが計画され、来日も実現し・・・なんて
夢が捨てられない私です。

そうしたら、大阪だろうと北海道だろうと日本全土を追っかけますよ。