本日4月16日 大阪府立体育会館で行われた、WBC世界バンタム級
タイトルマッチは、王者・山中慎介が第7R36秒で同級7位・
ディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン)をKOし、8度目の防衛を
果たした。
サンティリャンも、23戦全勝(15KO)の無敗で、これまでに
アルゼンチン王者、WBCスペイン語圏王者、南米暫定王者、WBC中南米
暫定王者などの経歴ある選手。
そんな挑戦者が試合後に「何も出来なかった」と落胆するほどの圧勝。
初回から課題の右ジャブが良く出る好調なスタート。
当たらなくても細かく繰り出すジャブでリズムと距離を作り、時に
シャープに伸ばすジャブもヒット。
得意の左ストレートも伸ばし、早くもペースを掴んだ。
序盤から鼻血を流した挑戦者にはダメージが見え隠れ、直撃でなくとも
仰け反って後退するシーンも。
山中は左ストレートを上下に散らし、ますます好調。
第6R、山中はガードの真ん中を突き破って左ストレートを顔面に
ヒット。この試合、最初のダウンを奪う。
ここは挑戦者の粘りでトドメに至らなかったが、第7R開始早々に
下からに右リードに続く強烈な左ストレートで2度目のダウンを奪う。
仰向けに倒れたサンティリャンは体を起したものの、小さく首を振り
立ち上がれず。
王者は被弾が殆どないまま勝利する完勝を果たした。
WBC副会長のクイン氏が「アメリカや欧州でも評価されるべき」と
語るなど、今後は他団体王者とのビッグマッチが期待される山中。
今回のようなリードパンチが、どんな相手にも繰り出せるか もっと
見極めたい気もするが、そこは実戦で披露される事に期待・・・か。
※今回の相手は割りと簡単に被弾してくれたが
サウスポーや、低い構えから飛び込んでくる選手にも上手く使えるか
など、不確定要素もある気がしますねぇ
視聴者的にどうだったでしょう?
一方的でスリルに欠けたと感じられなかったかな?
途中からサンティリャンが可哀相になってきた試合でもありました。
※世界戦を戦うようなボクサーに同情なんて、大変失礼と思いながらも
幼くして亡くなった息子さんの写真をプリントしたTシャツで入場
した挑戦者が、被弾を重ねて絶望的な状況に追い込まれる様は、
やはり気の毒なものがありました。
個人的には山中vsツニャカオ戦のような、時に粘る相手のパンチを
被弾したりする熱戦が好きなんだが、世間一般の方々がどういう嗜好を
お持ちか分からないから何とも言えませんなぁ。
番組後半は、元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(44才)の次男
寿以輝(18才/大阪帝拳)が登場したから、視聴者の興味も続いたかな?
山中の試合の前座で行われた、そのスーパーバンタム級4回戦は、
辰吉寿以輝が岩谷忠男(31才/神拳阪神)を2回KOで下し、初陣を
白星で飾った。
初回から落ち着いてジャブ、ワンツー、左フックをヒットして優位に
立った辰吉。
岩谷も意地を見せてパンチを返したが、その中で寿以輝は左フックで
ダウンを奪う。
初回から大きく優位に立った辰吉は、2回にカウンターの左ジャブ(!)で
2度目のダウンを奪い、最後は連打してレフェリーストップを呼び込んだ。
デビュー戦で見せるパフォーマンスとしては、上々。
今後も注目が集まるであろう辰吉jr、順調に伸びたら面白い存在に
なるだろうな。(メディア的にも)
タイトルマッチは、王者・山中慎介が第7R36秒で同級7位・
ディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン)をKOし、8度目の防衛を
果たした。
サンティリャンも、23戦全勝(15KO)の無敗で、これまでに
アルゼンチン王者、WBCスペイン語圏王者、南米暫定王者、WBC中南米
暫定王者などの経歴ある選手。
そんな挑戦者が試合後に「何も出来なかった」と落胆するほどの圧勝。
初回から課題の右ジャブが良く出る好調なスタート。
当たらなくても細かく繰り出すジャブでリズムと距離を作り、時に
シャープに伸ばすジャブもヒット。
得意の左ストレートも伸ばし、早くもペースを掴んだ。
序盤から鼻血を流した挑戦者にはダメージが見え隠れ、直撃でなくとも
仰け反って後退するシーンも。
山中は左ストレートを上下に散らし、ますます好調。
第6R、山中はガードの真ん中を突き破って左ストレートを顔面に
ヒット。この試合、最初のダウンを奪う。
ここは挑戦者の粘りでトドメに至らなかったが、第7R開始早々に
下からに右リードに続く強烈な左ストレートで2度目のダウンを奪う。
仰向けに倒れたサンティリャンは体を起したものの、小さく首を振り
立ち上がれず。
王者は被弾が殆どないまま勝利する完勝を果たした。
WBC副会長のクイン氏が「アメリカや欧州でも評価されるべき」と
語るなど、今後は他団体王者とのビッグマッチが期待される山中。
今回のようなリードパンチが、どんな相手にも繰り出せるか もっと
見極めたい気もするが、そこは実戦で披露される事に期待・・・か。
※今回の相手は割りと簡単に被弾してくれたが
サウスポーや、低い構えから飛び込んでくる選手にも上手く使えるか
など、不確定要素もある気がしますねぇ
視聴者的にどうだったでしょう?
一方的でスリルに欠けたと感じられなかったかな?
途中からサンティリャンが可哀相になってきた試合でもありました。
※世界戦を戦うようなボクサーに同情なんて、大変失礼と思いながらも
幼くして亡くなった息子さんの写真をプリントしたTシャツで入場
した挑戦者が、被弾を重ねて絶望的な状況に追い込まれる様は、
やはり気の毒なものがありました。
個人的には山中vsツニャカオ戦のような、時に粘る相手のパンチを
被弾したりする熱戦が好きなんだが、世間一般の方々がどういう嗜好を
お持ちか分からないから何とも言えませんなぁ。
番組後半は、元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(44才)の次男
寿以輝(18才/大阪帝拳)が登場したから、視聴者の興味も続いたかな?
山中の試合の前座で行われた、そのスーパーバンタム級4回戦は、
辰吉寿以輝が岩谷忠男(31才/神拳阪神)を2回KOで下し、初陣を
白星で飾った。
初回から落ち着いてジャブ、ワンツー、左フックをヒットして優位に
立った辰吉。
岩谷も意地を見せてパンチを返したが、その中で寿以輝は左フックで
ダウンを奪う。
初回から大きく優位に立った辰吉は、2回にカウンターの左ジャブ(!)で
2度目のダウンを奪い、最後は連打してレフェリーストップを呼び込んだ。
デビュー戦で見せるパフォーマンスとしては、上々。
今後も注目が集まるであろう辰吉jr、順調に伸びたら面白い存在に
なるだろうな。(メディア的にも)