じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

蝦夷富士のフトコロ。

2015-07-21 | 旅行・駅弁
北海道の最北の海に浮かぶ利尻富士も好きですが、北海道で富士と言えばやはり「蝦夷富士」。

札幌の南西側に位置する、羊蹄山の通称ですね。

何か、山の力を浴びたい…と言うか、昨年の今ごろは支笏湖に身を委ねたので、今年は羊蹄山の懐に抱かれようかと。

そう思い立ち、早朝の列車に乗り小樽経由で倶知安へ。

途中で余市を通ったのですが…やたらと列車が混んでるなと思ったら、大半の方が余市で下車。ちなみに、帰りは逆に沢山の方が乗り込んできました。手には蒸留所のお土産の袋。

ニッカウヰスキーの余市蒸留所がお目当ての皆さんですね。「マッサン」人気は衰えるどころか、最近は海外で放送されているらしく、外国からの観光客が更に増えた模様。

落ち着いた頃に、また行こうかなと思ってたんですが…しばらく無理ですね(笑)。

そんな「マッサン」人気の根強さを垣間見たあと、しばらくして倶知安駅に列車は滑り込みました。

駅から出るなり、目の前に羊蹄山が。

まずは、温泉へ。駅から十分ちょっと歩きます。

道中も常に羊蹄山が見守ってくれています。

やがて「ホテルようてい」に。


ここの露天風呂ももちろん絶景。さすがに風呂の中から撮影はできませんでしたが…

これと同じ風景を真っ正面に望みつつ、湯浴みを楽しめます。しかも、源泉かけ流し。

羊蹄山の勇姿に、こんこんと湧く温泉。素晴らしい組み合わせを存分に楽しめました。

露天風呂からはさらに…

ニセコアンヌプリも綺麗に見えていました。

温泉に向かう道すがら撮った写真ですが、眺めは同じ。正面に羊蹄山、右手にニセコアンヌプリと、なんとも贅沢な眺めの温泉だったわけです。

山の力を全身に浴びたような気分。元気が出ました。

そして気づけばお昼時。

倶知安近辺は、ハンバーガーが美味しいと。国際的なスキーリゾートの麓の街ですからね。スキー客が世界から押し寄せます。

実際、倶知安市街を歩いていると、外国の方がちらほら。しかも普通に働いてらっしゃる。大工仕事をしてる方もいましたね。

ハンバーガーの本場から来たお客さんの舌で鍛えられたから、羊蹄近辺のお店はその味も本格的になっていったんでしょうね。

今回は駅からも程近い「パティーダディー」へ。

ベーコンチーズバーガーに…

クラシックバーガー。

パティは肉の食感がはっきりした噛み応えと、十分な肉汁。

バンズもキメが細かくしっとりしていて、小麦の風味も素敵。

シンプルだけに素材勝負、と言った感じでしょうか。実際、僕はケチャップやマスタード無しで食べましたね。

注文してすぐに出てきたのですが、手際よく丁寧に作ってくださった感じが伝わりました。

ちなみに、食べてる最中も外国人のお客さんが来てましたよ。

最後は駅前のお菓子屋さん「ふじい」のシュークリームを。

注文を受けてからクリームを詰めるから、賞味期限は一時間。確かに皮はサクサクで、滑らかなクリームとのコントラストが素敵。

山からパワーをもらい、温泉で疲れを癒し、ハンバーガーとシュークリームで胃袋を満たす、と言う充実した倶知安滞在となりました。

二時ごろの列車に乗り込み、倶知安を後に。

そして、せっかくですから…小樽に寄り道。

その様子は改めて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする