ススキノのイタリアン、「カンティネッタサリュ」さん。
色々「解禁」されて、お客さんも以前のように、カウンターやテーブルでワインを楽しんでおりました。
今回は…
魚介とトマトのポタージュ「スープ・ド・ポワソン」を。
旨味の塊ですね。
こちらのシェフの作るスープは、とにかく旨味が濃い。
口にすると、一瞬で舌がスープに支配されます。
そしてそのままゆっくり味わうと、様々な素材の存在感がジワリジワリと現れてくる感じ。
想像力を働かせて、その味わいの正体を探りつつ、舌がその様々な旨味に纏わりつかれる快感。
飲み下すのが口惜しいくらい、愛おしい。
そんなスープでした。
添えていただいだバゲットを浸すと、コレまた素敵。
更に。
更に。
黒トリュフとゲランドの塩を使ったクランチチョコレート。
香りが本当に半端ない。
この香りだけで飲めます。
そして食べると、これまた濃厚。
フランスのゲランド産の塩が味を引き締めます。
こんなチョコには…赤ワイン。
しっかりした味わいのワインを選んで頂きましたが、これがまた合う。
トリュフの香り、カカオの香り、チョコの甘さと、それを引き立てる塩、カリカリした食感とそれを楽しみつつ噛み締めてると拡がる、クランチの芳ばしさ。
すっかり満足して、気付けばこの日はいつもの赤星のラガービールを飲むことなく、素敵なお料理の余韻に包まれつつ、お店を後にしたのでした。