北海道ではウニが不漁。
積丹方面のお店では、ウニ丼一杯でフレンチやイタリアンのディナーコースが食べられそうなお値段になってしまってる様で。
さらにはオリーブ油も高騰。
もっと言えば、イタリア産パスタやトマト缶も高騰しまくり。
スーパーでオリーブ油を買おうにも、その値段に躊躇するご時世。
なので、毎年頂く、こちらのお店の夏の風物詩とも言える名物パスタは、果たしてどんなお値段なのか。
若干、恐る恐る伺うと…
想像とは違い、フレンドリーなお値段で安心しました。
そんな訳で、札幌ススキノのイタリアン、「カンティネッタサリュ」さんの…
イタリアンプリン。
余市産海水ウニの冷製パスタ。
濃厚なウニの旨みをまとった、太めのパスタは歯応えも絶妙。
噛み締めると、小麦の美味さと相まって、うっとりしてしまいます。
そして鼻から抜ける磯の香り。
残ったソースはフォカッチャに付けて、余す事なく味わいました。
「企業努力」と言う名の、客への思いやりと共に噛み締めました。ありがたい。
もちろん、他にも…
もちろん、他にも…
鶏レバーのムースや…
旭川神楽牛のハヤシソースとこだわり卵のオムハヤシなんてのも。
ちなみにあくまで「オムハヤシ」なので「ライス」はありません。
おつまみにこの上ないです。
別の日には、久しぶりに名物の「大人のナポリタン」を。
イタリアのナポリの皆さんに「ナポリタン」を出したら見向きもされない、なんて話もありますが、イタリアンであえて「ナポリタン」を出す心意気。
その味わいの間違いなさの裏返しではないかと。
ナポリの皆さんにも食べていただきたい。
ナポリの皆さんにも食べていただきたい。
旭川産豚ロース肉のローストポークと余市産そら豆のソテー。
お酒のアテにはもちろん、正直、白飯が欲しくなる味。
「栗山町産とうきびの冷製ポタージュ海水ウニを載せて」。
ポタージュの滑らかさと甘味に、ウニの塩気と風味がよく合います。
イタリアンプリン。
硬めの食感に、ほろ苦いカラメル。「イタリアン」と言いつつも、食べると懐かしさを感じます。
そんな訳で、夏に食べたいメニューの二つ目も、無事に味わえました。
あとは「アレ」なんですけどね…そのメイン食材も不作なんて話も聞きますので、果たして…