じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

昼下がりの銭湯

2011-08-14 | 日記
探せばあるもので。

札幌の中央区にも結構、銭湯があるんですね。

市電沿いにある「山鼻温泉」に行ってきました。

その日は休日でして、病院の定期検診や整体に行ったんですが、気温は30度近く。

汗もかいたので、さっぱりしようかなと。

ススキノから市電に乗って数駅、山鼻九条の停留場からも程近い。

外見からして懐かしく、玄関に入ると、これまた懐かしい木の札の鍵がついた下足箱が。

もちろん、番台には無愛想なオジサン(笑)

温泉ですが、銭湯なんで入浴料も安い。統一料金なんでしょうね。

設備もキレイ。

昔ながらの体重計やマッサージチェアなんかもあって、レトロな雰囲気がたまりません。

浴室に入ると、やはりありました。

ケロリンの黄色い桶。

洗い場は、お湯と水が別々で、レバー式。

ことごとく、外しません(笑)

先にザッと体を洗うのは銭湯のマナー。

湯船は8人くらいは入れそうな大きさ。

温泉らしく、茶色のお湯で程よい湯加減。

高い天井の天窓から、明るい光が差し込んできます。

何とも気持ち良い。

自然と「う゛~」と声が出てしまいました。
(^_^;)

昼下がりに入る銭湯はたまりません。

銭湯と言うと、熱めのお湯でとても入れないことが多いのですが、ここは絶妙なお湯加減。長湯してしまいました。

しかし、銭湯の湯船って必ず深めなんですよね。肩まで浸かろうとしたら中腰になるような感じ。何か理由があるんでしょうかね?

結構お客も多い。地元に愛されてる銭湯なんでしょう。

たっぷり浸かって、脱衣場の小上がりでまったり。

汗がひいたころに、銭湯を出ると、夕暮れの涼しい風が火照った体に心地よい。

思わず、冷たい缶ビールを購入。

飲みながら周辺を散歩すると、通りには八百屋、魚屋、米屋に金物屋なんかもあって、この地域は古き良きコミュニティがまだ存在してるのかなと。

今時、銭湯が存続するくらいだから、そうなんでしょうね。

近くでは、地元の人たちによるお祭りが開催されてました。

程無くして盆踊りの歌が。

子供盆踊りの歌。

「♪ちゃ~んこ、ちゃんこちゃんこ…」ってやつですね。

夕焼けのなか響く、懐かしいメロディ。いいなぁ。

夕闇も徐々に深くなったので、また市電に乗って焼き鳥屋へ。

「鳥丁」です。一ヶ月ぶり。


旨い焼き鳥に冷たい生ビール。

しかも湯上がり。

最高です。

鳥丁と言えば…

とりせんべい。

皮ではなく、薄切りの身を揚げてパリパリに。

これまたビールに合います。

大将も相変わらず元気。オープンから正月以外、休んでないはずなんですが…

たまには休みをとっていただきたい。どうか、鳥丁ファンのためにも、倒れたりしないでくださいね。
(^_^;)


他にも色々食べて、腹も一杯。

幸せな気分でお店を後にして、再び市電に揺られてススキノに戻りました。

ちなみに…

札幌の市電は、土日に300円で市電が乗り放題になる「どさんこパス」ってのがあって、今回もこれを使いました。

市電沿線の散策には便利ですよ。
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