まず、地震ですよ。
今年もオータムフェスト、始まるなぁ…なんて呑気に思ってたら、そんな浮ついた気持ちをぶった斬るが如くの、あの地震。
そりゃ、予定通り開幕する事など出来るわけもなく。
で、一週間ほど遅れてスタート。
でも、正直、そんなお祭りモードにいきなりなれるはずもなく。
たまに会場を通りかかっても、案の定、例年より明らかにお客が少ない。席も空いてる。
…あ。
…席が空いてるなら、すぐ座れてゆっくり食べられるからチャンスじゃねーの?
と、いきなり切り替えて意気揚々と会場へ。
そんな気持ちの切り返しは大事です。
まずはやはり、道内の各市町村のブースが集まる大通八丁目会場。
オータムフェストは、各市町村さんの意気込みを感じる、ここから攻め込むべきなんです。
毎年、いただく二大豚。
勝手に合い盛りにしましたが…
例年、安定の味とお得感のあるお値段。
上富良野町のポークステーキ。
毎回、焼き立てを供してくださいます。
そして旭川の「ちゃっぷ焼き」
タレが絡まった豚肉は、これまた安定感のある味。「ぎんねこ」の名物ですね。
個人的に、今回の「肉」カテゴリーで一番。
和寒町のジンギスカン串。
北海道と言えばジンギスカン。
でも、昔から道民が慣れ親しんでるのは、流行りの生ラムではなく、タレに漬け込んだジンギスカン。(もしくはマトンのロール肉)
そしてこのタレ漬け込みタイプのジンギスカンは、地域によって味付けも多種多様。
中には長沼町のように、数種類の味付けの違うジンギスカンを食べ比べられる、なんて所もあるくらい。
そんな中、和寒町さんは厚切りの肉にタレを何度も付けては焼いたと思われる、手間暇かけた一品を出してくださいました。
この大きさと厚み。それでいて柔らかく、タレの染み込み具合も抜群。これで250円と言うのはお得なのではないかと。
和寒町さんの心意気を感じます。
八丁目は市町村によっては「街の広告費」と考えて、格安で提供してくださる所も多いので、そんな心意気の強さを感じる市町村のブースを探し出すと、こんなステキな逸品に出会えます。
そしてこれも北海道名物のひとつ。
苫小牧市のホッキ貝をバター焼きで。
こちらは恐らく初登場。
函館市のステーキピラフ。通称「ステピ」。函館市民のソウルフードのひとつですね。
こんなものもあります。
深川市のシードル。林檎の発泡酒は、色々頂いた後に一息つくには最適。
会場を七丁目に移し…
多田農園さんの白ワイン。
七丁目は道内で生産されているお酒が充実。
こちらのワインは初めて飲みました。果実味の豊かな味わい。
この日の締め的な…
美唄市「福よし」の鶏出汁蕎麦。
美唄は焼き鳥で有名ですが、この濃厚な鶏出汁の蕎麦も名物。もはや、ラーメンを入れても良いくらいの濃厚さ。鶏の脂の旨味もダイレクトに感じます。
北海道産のお酒を活かしたハイボールなんてものも。
これは梅酒ハイボール。
サングリアもあります。
食べ続けた胃を鎮めてくれるような(笑)、優しさと爽やかさのあるお酒。
この日2回目の(笑)締めは…
札幌の新たな食文化、「シメパフェ」で有名な「佐々木」のソフトクリーム。メロンのソースが風味豊か。
日を改めまして、まず七丁目。
今回の地震で特に大きな被害を受けた市町村のひとつ、厚真町が誇るこの逸品。
「あづまジンギスカン」です。
「あつま」だけど「あづま」。
この塩ジンギスカン、歯ごたえもザクザクでビールにぴったり。
そして、食べることが復興支援、と考えた方も多かったからか、行列ができてましたね。会場内のあちこちには厚真町を応援するメッセージも掲げられてました。
それだけに、味わい深い。
続いて八丁目。こちらは浜中町。ホエー豚を使ったジンギスカン。野菜もたっぷり。
「サービスしますねー」と、大盛りにしてくださいました。
これも毎年食べる、標茶町の「星空の黒牛」鉄板焼き。
注文してから焼くので、ほんのりピンクの所も残ってて、柔らかさを残したいい感じの焼き上がり。
そして、食べずにはいられない音威子府の蕎麦。
真っ黒な蕎麦は独特な風味ですが、子供の頃から慣れ親しんだ味。
肉しか食べてないことを思い出し(笑)。
浜中町の焼き牡蠣。オータムフェストでは牡蠣はあちこちで出されていて、食べ比べるのも楽しい。
で。
また音威子府の蕎麦を(笑)。
次にいつ食べられるかわからないですから。
音威子府駅にある立ち食い蕎麦が、いわゆる「本店」的なものと言うか、「日本三大駅蕎麦」の店として全国の鉄道ファンも集まる聖地なのですが(ちなみに他の二つは、島根と静岡にあるらしく)、お店を営むご主人も高齢なので、最近営業時間を短縮したと聞きまして。少し心配してます。
やはり、ご当地で食べるとシチュエーションも含めて味わい深さが格段に違うので、何とかもう一度音威子府駅で食べたいもんです。
再び七丁目にて、ブランデーのハイボールで締め。
また日を改めて。
再び七丁目の「あづまジンギスカン」では、限定の肩ロースの塩ジンギスカンを運良く購入。厚みもかなりで、塩なので羊の旨味をしっかり味わえます。ビールも美味しい。
この日は10丁目まで足を運びました。ここは肉に特化したエリア。
「厚岸牡蠣の十勝和牛炙り包み」。
これをこうして…
こう包んで食べろと。
そりゃ、ゴージャスな味になりますよ。
σ(^_^;)
こちらは「おびら和牛」の寿司。
赤身の寿司に、ユッケに和牛をフレーク状にしたものの三種。
特にフレークは、口にするとスッと溶ける食感が何とも素敵。
続いて11丁目。
ここは噴水を眺めつつ、小粋にお料理を楽しめます。
イタリアンやフレンチのお店が入れ替わり、格安で本格派の料理を提供する「シェフズステージ」。
この日は中華の「月下翁」。
シェフズステージで中華と言うのは珍しい。
白ワインと共に「旭高砂牛ミスジと道産インカの目覚めの黒酢唐辛子煮」を。
ホロホロの牛肉。ホクホクのインカの目覚め。手間暇を感じる味です。これをお気軽な値段で食べられるのはありがたい。
そして気付けば…
また八丁目で音威子府の蕎麦を…二杯(笑)。
本当に好きなんです。単純に。
さすがにお腹も一杯になり…
七丁目のブランデーのハイボールを飲みつつ、芝生で横に。
良い青空でした。秋の始まりを告げるような、心地よい風も吹いていました。
で。
しつこいくらいに音威子府の蕎麦(笑)。
ここまできたら、スルーしてください。
σ(^_^;)
さらに食欲を掻き立てるべく…
七丁目の梅干し入り紫蘇焼酎のハイボール。
締めは…
同じく七丁目にて、苫小牧産イチゴのシメパフェ。
でも、甘いものの後はしょっぱいものが欲しくなり…
六丁目で「エイトカリィ」のルーカレーをいただく始末。
はい。
悔いはないです(笑)。
願わくば。
来年はすんなり開幕して欲しい、それだけです。
平穏な毎日があるからこそ、こうして呑気に食べられる。
そんなありがたさもしっかり感じた、今年のオータムフェストでした。
今年もオータムフェスト、始まるなぁ…なんて呑気に思ってたら、そんな浮ついた気持ちをぶった斬るが如くの、あの地震。
そりゃ、予定通り開幕する事など出来るわけもなく。
で、一週間ほど遅れてスタート。
でも、正直、そんなお祭りモードにいきなりなれるはずもなく。
たまに会場を通りかかっても、案の定、例年より明らかにお客が少ない。席も空いてる。
…あ。
…席が空いてるなら、すぐ座れてゆっくり食べられるからチャンスじゃねーの?
と、いきなり切り替えて意気揚々と会場へ。
そんな気持ちの切り返しは大事です。
まずはやはり、道内の各市町村のブースが集まる大通八丁目会場。
オータムフェストは、各市町村さんの意気込みを感じる、ここから攻め込むべきなんです。
毎年、いただく二大豚。
勝手に合い盛りにしましたが…
例年、安定の味とお得感のあるお値段。
上富良野町のポークステーキ。
毎回、焼き立てを供してくださいます。
そして旭川の「ちゃっぷ焼き」
タレが絡まった豚肉は、これまた安定感のある味。「ぎんねこ」の名物ですね。
個人的に、今回の「肉」カテゴリーで一番。
和寒町のジンギスカン串。
北海道と言えばジンギスカン。
でも、昔から道民が慣れ親しんでるのは、流行りの生ラムではなく、タレに漬け込んだジンギスカン。(もしくはマトンのロール肉)
そしてこのタレ漬け込みタイプのジンギスカンは、地域によって味付けも多種多様。
中には長沼町のように、数種類の味付けの違うジンギスカンを食べ比べられる、なんて所もあるくらい。
そんな中、和寒町さんは厚切りの肉にタレを何度も付けては焼いたと思われる、手間暇かけた一品を出してくださいました。
この大きさと厚み。それでいて柔らかく、タレの染み込み具合も抜群。これで250円と言うのはお得なのではないかと。
和寒町さんの心意気を感じます。
八丁目は市町村によっては「街の広告費」と考えて、格安で提供してくださる所も多いので、そんな心意気の強さを感じる市町村のブースを探し出すと、こんなステキな逸品に出会えます。
そしてこれも北海道名物のひとつ。
苫小牧市のホッキ貝をバター焼きで。
こちらは恐らく初登場。
函館市のステーキピラフ。通称「ステピ」。函館市民のソウルフードのひとつですね。
こんなものもあります。
深川市のシードル。林檎の発泡酒は、色々頂いた後に一息つくには最適。
会場を七丁目に移し…
多田農園さんの白ワイン。
七丁目は道内で生産されているお酒が充実。
こちらのワインは初めて飲みました。果実味の豊かな味わい。
この日の締め的な…
美唄市「福よし」の鶏出汁蕎麦。
美唄は焼き鳥で有名ですが、この濃厚な鶏出汁の蕎麦も名物。もはや、ラーメンを入れても良いくらいの濃厚さ。鶏の脂の旨味もダイレクトに感じます。
北海道産のお酒を活かしたハイボールなんてものも。
これは梅酒ハイボール。
サングリアもあります。
食べ続けた胃を鎮めてくれるような(笑)、優しさと爽やかさのあるお酒。
この日2回目の(笑)締めは…
札幌の新たな食文化、「シメパフェ」で有名な「佐々木」のソフトクリーム。メロンのソースが風味豊か。
日を改めまして、まず七丁目。
今回の地震で特に大きな被害を受けた市町村のひとつ、厚真町が誇るこの逸品。
「あづまジンギスカン」です。
「あつま」だけど「あづま」。
この塩ジンギスカン、歯ごたえもザクザクでビールにぴったり。
そして、食べることが復興支援、と考えた方も多かったからか、行列ができてましたね。会場内のあちこちには厚真町を応援するメッセージも掲げられてました。
それだけに、味わい深い。
続いて八丁目。こちらは浜中町。ホエー豚を使ったジンギスカン。野菜もたっぷり。
「サービスしますねー」と、大盛りにしてくださいました。
これも毎年食べる、標茶町の「星空の黒牛」鉄板焼き。
注文してから焼くので、ほんのりピンクの所も残ってて、柔らかさを残したいい感じの焼き上がり。
そして、食べずにはいられない音威子府の蕎麦。
真っ黒な蕎麦は独特な風味ですが、子供の頃から慣れ親しんだ味。
肉しか食べてないことを思い出し(笑)。
浜中町の焼き牡蠣。オータムフェストでは牡蠣はあちこちで出されていて、食べ比べるのも楽しい。
で。
また音威子府の蕎麦を(笑)。
次にいつ食べられるかわからないですから。
音威子府駅にある立ち食い蕎麦が、いわゆる「本店」的なものと言うか、「日本三大駅蕎麦」の店として全国の鉄道ファンも集まる聖地なのですが(ちなみに他の二つは、島根と静岡にあるらしく)、お店を営むご主人も高齢なので、最近営業時間を短縮したと聞きまして。少し心配してます。
やはり、ご当地で食べるとシチュエーションも含めて味わい深さが格段に違うので、何とかもう一度音威子府駅で食べたいもんです。
再び七丁目にて、ブランデーのハイボールで締め。
また日を改めて。
再び七丁目の「あづまジンギスカン」では、限定の肩ロースの塩ジンギスカンを運良く購入。厚みもかなりで、塩なので羊の旨味をしっかり味わえます。ビールも美味しい。
この日は10丁目まで足を運びました。ここは肉に特化したエリア。
「厚岸牡蠣の十勝和牛炙り包み」。
これをこうして…
こう包んで食べろと。
そりゃ、ゴージャスな味になりますよ。
σ(^_^;)
こちらは「おびら和牛」の寿司。
赤身の寿司に、ユッケに和牛をフレーク状にしたものの三種。
特にフレークは、口にするとスッと溶ける食感が何とも素敵。
続いて11丁目。
ここは噴水を眺めつつ、小粋にお料理を楽しめます。
イタリアンやフレンチのお店が入れ替わり、格安で本格派の料理を提供する「シェフズステージ」。
この日は中華の「月下翁」。
シェフズステージで中華と言うのは珍しい。
白ワインと共に「旭高砂牛ミスジと道産インカの目覚めの黒酢唐辛子煮」を。
ホロホロの牛肉。ホクホクのインカの目覚め。手間暇を感じる味です。これをお気軽な値段で食べられるのはありがたい。
そして気付けば…
また八丁目で音威子府の蕎麦を…二杯(笑)。
本当に好きなんです。単純に。
さすがにお腹も一杯になり…
七丁目のブランデーのハイボールを飲みつつ、芝生で横に。
良い青空でした。秋の始まりを告げるような、心地よい風も吹いていました。
で。
しつこいくらいに音威子府の蕎麦(笑)。
ここまできたら、スルーしてください。
σ(^_^;)
さらに食欲を掻き立てるべく…
七丁目の梅干し入り紫蘇焼酎のハイボール。
締めは…
同じく七丁目にて、苫小牧産イチゴのシメパフェ。
でも、甘いものの後はしょっぱいものが欲しくなり…
六丁目で「エイトカリィ」のルーカレーをいただく始末。
はい。
悔いはないです(笑)。
願わくば。
来年はすんなり開幕して欲しい、それだけです。
平穏な毎日があるからこそ、こうして呑気に食べられる。
そんなありがたさもしっかり感じた、今年のオータムフェストでした。