じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「YOSHINO」

2012-03-10 | ビストロ・ダイニングバー etc...
スパゲティとピザの店。

場所的には札幌の大通にある池内(旧アルタ)の南側の路地。ちょっと解りづらいかも。

ひっそりと佇む店ですが、以前から気になっていた店でした。

そうしたら、とある居酒屋のマスターがある日、恐らく自分が好きになりそうな店だと仰るわけで。

やはりそうか、と言うことで意気揚々と店に向かいました。

階段を降りて地下に。店内は街の洋食屋、と言う雰囲気。その落ち着ける感じは、入った瞬間に気に入りました。

一枚目の写真は「うにのバター醤油スパゲティ」。メニューにも「一番人気」の文字が。

お得なビールセットがありまして。

パスタ1000円+ビールのジョッキ260円。

ランチタイムでしたが、迷わず頼んだのは言うまでもなく(笑)

程無くして運ばれた熱々のパスタは、ウニがたっぷり。バター醤油の風味が合わないわけはないです。磯の香りが立ち込めます。

上には青ネギに刻み海苔がパラリ。この風味。懐かしい感じの味わい。昔、どこかで食べたよう感覚。

思い出しました。

稚内の喫茶店で、大きなフランクフルトが入った醤油味のパスタを食べたことがあったんです。恐らくバターやマヨネーズが入った濃厚な味。

その時初めて、醤油味のパスタも美味しいなぁ、と思った訳ですが…

それを超えました。これまで数々の和風パスタを食べましたが、その中でも自分にとってはこれがNo.1ですね。

粉チーズが一緒に出されたので一瞬「合うのかな?」と思ったのですが、半分ほど食べてからそれをかけたら一気に味わいが変わりました。

カルボナーラのような、さらに濃厚な味に。ウニとチーズと醤油がここまで合うとは。

次に食べるときは、最初からたっぶりかけようと思います。

一品料理や、おつまみ系もありました。

つい、牛肉のガーリックステーキをオーダー。

これでもかとニンニクが効いてます。ざっくりと肉が食べたい時に最適。食べたら日々の疲れが吹っ飛びました。

夜も営業してますし、飲み放題もあって、ワインやカクテル焼酎や日本酒、ウイスキーも飲めます。

パスタとピザで宴会も良いですね。

土曜のランチで行ったわけですが、ほどなく満席に。皆さんゆったりと食事をしていて、常連らしき方が多数。親しまれてる店なんだろうなと感じました。

次はピザを食べよう。…でも、やっぱりウニのパスタも一緒に頼んじゃうかも。
(^_^;)

最近の「聡咲」~2012・晩冬~

2012-03-04 | 居酒屋・和食
このお店、例えば中華を頼めば本格中華料理店、ステーキを頼めば高級鉄板焼屋、カレーを頼めばカレー専門店、洋食を頼めば老舗洋食屋の香りがしてきます。

目をつぶっていると、何屋さんにいるのかわからなくなってきます。同じ椅子に座りながらも、色んな店をめぐっているような気分になりますね。

作る音も、フライパンを動かす音、ハンバーグを成形する音、卵を溶きほぐす音…その音色にワクワクします。

香りと音だけで既に楽しい。

と、言うわけでススキノの「聡咲」です。

まずは一枚目の写真は…佐賀牛5Aランク200gで2800円。

ほぼ原価ではないかと。前回は確か100gで1800円ほど。さらに安くなってる。

続いて、海鮮のオイスターソース炒め。

ホタテ、海老、たこなど。ご飯にもおつまみにもぴったり。

豚丼。

元々、豚の和風ステーキとして載っていたメニューを丼にしていただきました。汁だくで野菜もたっぷり。一気にかっ込みました 。

木村拓哉さんの言うところの「バカ料理」でしょうか。バカみたいに一気食べてしまう勢いがつく料理。

鯖味噌。

味付けは薄めで好みの味。自分の母親の味に近かったですね。

ウニの卵とじ。

日本酒が恋しくなる。しみじみ味わいたくなる味。

青椒肉絲。

まさに本格中華の味。いよいよ何屋かわからなくなります。

ステーキ丼。

安い。このポテンシャルの味自体、中々他の店では出会えない。肉汁をたっぷりまとったご飯が、たまらない味わいでした。

牛タンシチュー。

980円。その味と値段には、この店に通う料理人さん達にも深い衝撃を与えたようで。

鶏のから揚げ。

沢山の野菜と、酸味のある爽やかな味わいのソースでさっぱりと。

つけ麺。

温泉卵を熱い麺にからめてカルボナーラ状にしてから、熱いつけ汁に。

スープ割りは贅沢に作られた魚介のスープで。全く違う味わいに。

メニューは全て日替わりなので、同じメニューにまた出会えるかどうかはわかりません。

逆に言えば、これ以上のメニューに出会える可能性もあるわけです。

だから、つい通ってしまうわけですね。