新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

相模原総合防災訓練 報告5

2013-09-10 18:02:22 | アウトドア
さて本日は身近なそして重要な訓練を紹介します。
一方、昨日ライフラインの復旧訓練を合わせて報告するとしましたが、ライフラインの画像も多く次回に紹介することにしました。


まず車両展示エリアから。国交省の災害対策本部車です。拡幅型でかなり広くなるようです。相武国道工事事務所の所属です。


訓練が始まったころ、数か所から人々がぞろぞろ歩きはじめました。何だか分らなかったのですが、プラカードがこちらを向いたとき判明しました。集団で避難移動する訓練だったようです。


地域住民による初期消火活動。



解説が聞き取れなかったのですが、個々の住宅の被災者の確認部隊だったか。郵便局の配達の方が様子が分るのではとか。


広大な敷地の会場には200インチの大型モニターが2台設置されていました。見るところが多すぎて困りました。見落としもあります。


ココが現地指揮本部ですが、ご覧の通り私の所からは幟だけでした。


家屋の後ろのテントが、現地救護所です。


こちらはボランティアのよる医療チームの訓練テントです。トリアージエリアです。
トリアージとは「多数の負傷者が出る災害や事故、戦争などに際して救急隊員や医師が選別し、優先順位をつける行為」です。負傷者を多くの人が救助するため、分り易いようにその負傷の度合いによって色別のタグを付けるそうです。その訓練をしていると放送されていました。(ちなみに、もう助かる見込みのない人のタグは黒だそうです

各地区各部隊の救急車もたくさん参加していましたが、割愛します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模原総合防災訓練 報告4

2013-09-09 18:02:22 | アウトドア
本日は、特殊救助関連の活躍を紹介します。

まず車両展示エリアに展示されていた特殊車両を紹介します。


東京消防庁の「無人走行放水車ドラゴン」


特殊災害対応車  外部の有害物質を入れない陽圧仕様になっています。
相模原市は政令都市に認定されてから、政令都市に義務付けられている「特別高度救助隊」を新設しています。
その隊の愛称は、「スーパーレスキューはやぶさ」です。
この対策車は後ほど登場いたします。


東京消防庁の特殊災害対策車です。八王子消防署の所属です。


先ほどの特殊災害対策車です。後部のカバーが外されています。


研磨剤入りの高圧水でコンクリートの壁に救出口を空けています。かなり大きな穴ですから、開くのにはしばらくかかりました。


見事救出口が空きました。画像からコンクリートの厚さを見てください。撮影画像データから、開口挑戦時間は一辺が約5分弱でした。ですから合計で15分位だったでしょうか。作業開始のカットがありません。


さらに先ほどの特殊災害対策車のブロワーが延びました。密閉空間の煙を排除します。例の高速道路のトンネル事故を思い出します。
状況設定・災害建物Bに向けて送風していたようですが、一番遠くの建物で間に車両や倒壊家屋があって見えませんでした。

長い報告になってしまいました。
次回は災害本部や医療関連、ライフラインなどをまとめます。
最終回は航空機のまとめです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついていなかったあの日

2013-09-08 17:17:17 | ウオーキング
その日は上野公園にある東京都美術館に出かけたのでした。毎年恒例の「日本山岳写真協会展」です。
知人二人が出品しておりますので。例年ですと六本木のフジフィルムの会場ですが、今年は初めて東京都美術館でした。

ですがこの日は全くついていなかったのです。朝のTVの星座占いを見ていけばと思ったくらいです。
予定では美術館見学の後、寛永寺関係をお参りするつもりでした。では、どのくらいついていなかったかを書きます。

①公園入口の案内図に寛永寺の位置情報がないのです。上野公園はもともと寛永寺の境内だったはずです。寛永寺に敬意を表して案内図に入れるべきではないでしょうか。境内から公園が分離されたとはいえです。プリントアウトした案内図がたよりです。

②東京都美術館ロビーで、山岳写真展の会場を係員に尋ねました。この美術館がいくつかの建物に分かれているため、田舎の増築した旅館のようでなかなかわかりづらいのです。その係員の対応が、またそのお尋ねですかといっためんどくさそうな対応に驚きました。あなたはそれが仕事でブースに入っているのでしょ。

③展覧会場は大変盛況でした。知人が来ているか見てみましたが見つからず、一通り見て回りました。大体いつも展示リストを参考に気に入ったのをチェックしながら二回りしますので、入口に戻りますと友人の一人が客を案内しながら説明しているのに気が付きました。
展示番号の若い写真を説明していましたの、目礼をして脇を通り過ぎました。ですからこの日は彼とお茶が飲めませんでした。これは仕方がないことです。残念。

④美術館から北の方向に寛永寺があるはずで、美術館の正面ではなく裏口の方から出れば便利と思い、先ほどの案内所でなくフロアにいる係り員に出口を尋ねました。彼女は正面から出てくれとの一点張りです。裏口がないのはすぐに分りましたが、会話としては「申し訳ありません、裏口はないのです。正面から・・・」ですよね。でも「こちらの正面出口から」を繰り返します。キャッチボールになっていません。

⑤彼女に教えられた「芸大の所を通って」と言う事できれいな道を歩いていきました。東京文化財研究所などがあり静かな道でした。
突き当りのTの字の先には森があります。お寺らしい雰囲気です。近くで落ち葉を掃いていた女性にここは「寛永寺ですか」と聞いてみると、そうですと言って門を教えてくれました。それがどう見ても小さい門です。通用門でしょうか。
入ってみるとそこは寛永寺の墓地の入り口です。そして左手に境内の裏の入り口が別にあります。
有名な上野寛永寺には正門から入ってみたかったですが仕方ありません。多分美術館の女性は寛永寺を知らなかったのでしょう。

⑥寛永寺根本中堂、寛永寺開山堂、護国院大黒天と御朱印を頂き最後に不忍池弁財天様にお参りしました。
弁天堂の社務所のお坊さん?がどうも何と言いますか。
御朱印を頂くと一般的にお寺さんではお布施は300円です。この日もお堂の中の社務所の窓口で500円硬貨をお渡しすると、社務所の御堂の外の窓口に親しい檀家さんが来たようで、話が始まりました。顔は檀家さんの方を向き、左手だけがおつりを持って私に差し出すのです。神社なら「ようこそお参りで」とか挨拶を頂くのですが、少なくとも両方であいさつを交わしてから、檀家さんの方に向いてほしかったです。

⑦不忍池弁天堂から上野公園側に戻りますと、目の前の小高い台地に清水観音堂があります。ここは1年前にお参りして千手観音と上野大仏殿の釈迦如来と薬師如来の御朱印がいただけます。
お堂の社務所に行きますと、先客がおりました。この人が癇に障る人で、猛烈な方言でお堂内の絵馬を撮影させてほしいと交渉しています。
どうもカメラマンのようです。本来どこでもお堂内は撮影禁止です。彼の言っている絵馬はさらに奥の内陣に掲げてある絵馬のようです。私からも見えません。年配の係員も困ってしまっています。外部に出しませんとかいろいろ言って粘っています。

私が後ろで待っているのに知らん顔です。見かけた若い係員が隣の窓口で受け付けてくれました。この方が話好きで御朱印を書いている間いろいろ話をしたのですが、その会話が途切れた時に今度はこちらの会話に入り込んできたのです。
自分の用件も済まず相手の係員が困っているのも我関せずで、余計な事をするのです。
いい加減頭に来ていた私はもちろん返事もせず目も合わせず、御堂を後にしたのです。

7か所も御朱印を頂きお参りしたのに、ついていない一日でした。もしご利益があったとしたら、雨が降らなかったことです。折りたたみをカバンに入れてのお参りでした。疲れた1日でした。
御朱印の報告は、相模原防災訓練の報告が終わってからにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模原総合防災訓練 報告3

2013-09-07 17:17:17 | アウトドア
続いて救出救助・消火訓練エリアの高層建物関連の報告をします。


訓練開始前の状況です。6階のビルの設定です。名称は被災建物A、担当は相模原救助等となっています。


屋上の各種救助装置の設営をしています。



4階窓からの地上クッションへの飛び降りです。クッションは手前車両に隠れ見えませんでした。
遠くから見ているとやってみたくなりましたが、画像チェックしてみると屈強な消防隊員で着地の際の捻挫や骨折が心配されます。


隊員による屋上への救出登攀です。


こちらも直接の救出ではしご車の接近です。


屋上からのロープダウンです。(5階からの垂直ロープダウンの経験が自慢の私です)


総合訓練最終のイベント、一斉放水です。たまたま混雑を避け終了間際に出口付近にいて地上から見ることができました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模原総合防災訓練 報告2

2013-09-06 17:54:11 | アウトドア
米陸軍消防隊に続き、本日は陸上自衛隊の活動を報告いたします。

まず救出救助・消火活動エリアから訓練開始前の設定を紹介します。
左手奥にある黒っぽい車は、救助活動の障害となる道路に放置された車です。右手の白っぽい車2台は運転手等が閉じ込められ動かなくなった車です。


さて自衛隊も、救出救助・消火訓練(第2出場)で訓練会場に登場です。

3両目には大型クレーン車も見えます。


ブルドーザショベルが放置車両に挑戦です。


乗用車の後部を持ち上げ道路外に排除しています。


こちらの部隊は、先ほどの搭乗者救出に向かいます。実はカッターなどを使ってのドアのこじ開けでの救助は、よく交通事故の報道で見かけておりますので、撮影しそびれました。


大型クレーン車で吊り上げダンプに積み込みです。


この後場外に搬出されました。


一方会場入り口近くの市民訓練エリア近くに、自衛隊の炊き出し部隊がテントを設営していました。今日のメニューは定番のカレーです。
訓練終了近くに食べに行きました。カレーは旨かったのですが、ご飯がどうも美味しくないです。市が市内の給食センターと非常時の炊き出しの協定を締結しているそうですが、非常用に備蓄されている米を順次炊きだしているのではないでしょうか。

震災に遭われて、長い間食事を提供されていた被災者の皆さんはこのお米を食べ続けていたのでしょうか。それとも時間の経過で、他県からの新米などの普通米が提供されていたのでしょうか。そのへんの報道はないですね。
贅沢いうなと言っても、日本人なら美味しいお米の味は知っています。唯一ホッとする時間の食事をいかにおいしく食べてもらうかも、検討課題だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模原総合防災訓練 報告1

2013-09-05 18:02:22 | アウトドア
9月1日に行われた相模原総合防災訓練の報告が、整理がやっと終わり順次投稿していきます。
場所は在日米陸軍相模原総合補給廠の広大な基地の片隅でした。なにせJR2駅分の敷地ですから。

700枚近い画像の中から報告するわけですが、各種状況訓練や各分野の団体の参加を報告したいのですが、まず敬意を表してアメリカ陸軍関連を第1回に紹介していきます。なお各種防災航空機は最終報告に航空機グループとしてまとめて報告いたします。



会場入り口近くの車両展示ゾーンに展示されていた車両です。展示用で、実際の訓練には参加しておりません。


救出救助・消火訓練 (第2出場)で登場した米陸軍の消防隊車両2両です。


現場到着でまず放水です。自衛隊車両の向こう側の放水です。


この家屋が、救援要請があったとする倒壊家屋です。訓練開始前に撮影しました。(倒壊家屋C 在日米陸軍消防担当)


家屋に閉じ込められた被災者救出訓練開始です。



会場アナウンスによりますと、彼ら米陸軍消防隊はアメリカの救助規定に基づいて救助活動を行うとのことでした。
彼ら消防隊のユニフォームは、TVや映画で見るヘルメットや黄色いラインの防護服ですね。

これらが米陸軍消防隊の訓練の様子です。
こんな具合に各状況訓練の撮影をしてありますが、全部紹介するとそれこそ数百枚になりますのでこれからは、印象に残ったシーンの報告にいたします。
状況ごとの紹介も枚数がありますので、ストーリーを思い出すのも大変ですから、毎日紹介できるやら、です。

追記、特殊車両マニアではありません。登場車両の名称・性能などを紹介できればいいのですが。趣味にも限界があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドッキリ「キアシシギ」

2013-09-04 18:02:22 | 水辺の鳥
ありふれた「キアシシギ」です。そのまま通り過ぎようかと思ったのですが、ドッキリです。
先日紹介した片足のない「ウミネコ」を見た直後でしたから。

どうみてもこちらも片足です。早速撮影しておきました。

でも帰宅後チェックしてみると、単なる休憩しているだけでした。彼?は無事だったと安心することができた瞬間でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

垣間見た「カイツブリ」

2013-09-03 18:05:40 | 水辺の鳥
先日の「アカガシラサギ」を見た時のことです。「アカガシラサギ」が見える観測窓の反対側にも観測窓があります。
「アカガシラサギ」が見える方は下の池で、「アカガシラサギ」が見えない方の池は上の池です。

「アカガシラサギ」が見える下の池は汽水で、「アカガシラサギ」が見えない上の池は淡水です。
で、なかなか「アカガシラサギ」が姿を見せませんので、反対側の観測窓を覗いてみますと目の前に「カイツブリ」が巣作りしておりました。
いつ「アカガシラサギ」が姿を見せるか気が気ではないのでとりあえず撮影したのですが、あとで良く見てみるとカイツブリのお尻の下に何か見えます。ひょっとすると子供たちかもしれません。「アカガシラサギ」をとり逃してはと思っていて、こちらの可愛い「カイツブリ」の確認が疎かになってしまいました。



さてクイズです。「アカガシラサギ」が何回出てきたでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初見「ヒバリシギ」に通う

2013-09-02 18:48:07 | 水辺の鳥
先週の事です。
久し振りに田園地帯に出かけてみました。各地からシギチドリの情報が伝えられておりますが、そこがどこかわかりません。
僅かに知っている中の一つの水田地帯に出かけてみることにしたのです。

広い水田のなかに二人カメラマンが座っているところがありました。いつも歩いているところなのにその田圃だけ稲が植えてありません。
お二人に聞いてみると、「ヒバリシギ」がいるとのことです。もちろん私は初見です。

近くで撮影させていただき、帰宅して調べてみました。シギ類も大変見分けにくいのですが、それはそれでいくつか見分けるポイントがありました。
そこにいる事が分ったので、それから都合三日通いました。猛烈に暑いので、早朝から昼までです。
毎日違うカメラマンに出会いましたが、中には三脚に傘を取り付けて椅子に腰かけての方もおりました。炎天下農道に立ち尽くす私を気の毒に思ってか、『暑くありませんか?』と声を掛ける人もおりました。暑くない訳がありません。



日によってはかなり近くまで来てくれることがあります。そのことを話すと、悔しがる方もおりました。


みにくいですが、背中のV字の模様が特徴です。


さらに、中指が長いのも特徴だそうです。
広く空けた水田跡で、気に入った画像がふんだんに撮れた三日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片足の「ウミネコ」

2013-09-01 17:33:28 | 水辺の鳥
猛暑の中、9時から12時まで在日米軍相模補給廠のほんの片隅で行われた、九都県市合同の防災訓練の一つとして相模原市総合防災訓練を見に行きました。陸上自衛隊や海自、米国陸軍や基地消防隊まで参加した大きな防災訓練でした。
基地自体はJR2駅にわたる広大な敷地を保有しています。
訓練の様子の取材と、飛来した各ヘリコプターの撮影をするため、炎天下の観覧スタンドに陣取ったため焼けました。汗を絞りました。

訓練のストーリの紹介やヘリの紹介のために整理をするために時間がかかります。しばらくお待ちください。

さて先日の葛西臨海公園で、見かけた「ウミネコ」です。片足を折り曲げての休息かと思いましたが、PCに入れてみると足の先がありません。テグスを絡めてちぎれてしまったのでしょうか。以前同じところで片方の羽の骨が折れているカモメを見ましたが、足先だけなら飛んで行けますし餌も食べられるでしょう。羽が折れればもう終わりですから、彼はまだ幸いだったのかもしれません。

それとも大型魚に食いちぎられたのでしょうか。何とか無事に生きていってほしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする