まるみのあっちこっち巡り

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映画 ダンシング・チャップリン

2011-06-26 16:32:02 | 映画(劇場鑑賞)
「美しいものが見たかった。この映画は僕のバレエ入門である」
と、周防正行監督。
「踊っている私はもういない。これが私のラストダンス」
と、主演の草刈民代。

バレリーナ・草刈民代さんが踊るラストを銀幕で…
フランスの巨匠振付家ローラン・プテイの
チャップリンを題材にしたバレエ作品を
周防正行監督が再構成・演出して撮影された作品です。

バレリーナであり妻である草刈民代のラストダンスを
映画監督として、映像を残しておきたかったのでしょう。
彼女へのオマージュ、愛のメッセージ

第一幕「アプローチ」で、
バレエと映画製作の舞台裏を知ることができ、
第二幕「バレエ」ではその知識をベースに
美しいバレエを鑑賞することができます。

映画ファンにもバレエファンにも
楽しめる内容ではないかと思います。

主演のルイジ・ボニーノ、草刈民代のダンスに
瞬きするのも惜しいくらに魅入ってしまいました。
美を追求し、完成度の高い
美しい舞いを披露してくれています。

チャップリンの映画も観たくなりました。

銀座テアトルシネマ

2011.6.24

 
 上映は7月1日で終了ですが、この日も2階席まで満席でした。
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