近代日本美術の礎を築いた岡倉天心、
日本美術の再興を期して
五浦海岸に移した日本美術院。
その敷地内の五浦海岸を見渡す場所に
天心自らが建築した六角堂がありました。
道教と仏教と茶道が渾然一体となった
天心の世界観が表現されているといいます。
緑の松林、岩壁に打ち寄せる荒波、
太平洋を一望しながら思索にふけったのでしょう。
幼少時代から英語を学び、
その当時の日本語は怪しかったとか
国際人であった天心は、ここで英語で
物事を考えていたかもしれません。
「アジアは一つ」という石碑がたてられています。
東洋を代表する知識人、天心らしい石碑です。
旧天心邸、記念館などがここにあります。
茨城県天心記念五浦記念美術館は、
天心の数々の偉業と近代日本画の傑作を紹介、
日本近代美術の流れがよくわかります。
「田園画人 小林巣居人の世界」の特別展もありました。
地方の美術館へ足を伸ばしてみると
知らなかった世界を知ることにもなります。
見晴らしの良い場所にあり、
五浦に行くならオススメです。
六角堂:茨城県北茨城市大津町五浦727-2
美術館:茨城県北茨城市大津町椿2083
2010.2.12
日本美術の再興を期して
五浦海岸に移した日本美術院。
その敷地内の五浦海岸を見渡す場所に
天心自らが建築した六角堂がありました。
道教と仏教と茶道が渾然一体となった
天心の世界観が表現されているといいます。
緑の松林、岩壁に打ち寄せる荒波、
太平洋を一望しながら思索にふけったのでしょう。
幼少時代から英語を学び、
その当時の日本語は怪しかったとか
国際人であった天心は、ここで英語で
物事を考えていたかもしれません。
「アジアは一つ」という石碑がたてられています。
東洋を代表する知識人、天心らしい石碑です。
旧天心邸、記念館などがここにあります。
茨城県天心記念五浦記念美術館は、
天心の数々の偉業と近代日本画の傑作を紹介、
日本近代美術の流れがよくわかります。
「田園画人 小林巣居人の世界」の特別展もありました。
地方の美術館へ足を伸ばしてみると
知らなかった世界を知ることにもなります。
見晴らしの良い場所にあり、
五浦に行くならオススメです。
六角堂:茨城県北茨城市大津町五浦727-2
美術館:茨城県北茨城市大津町椿2083
2010.2.12