まるみのあっちこっち巡り

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「フランダースの犬」で有名なノートルダム大寺院

2012-04-22 01:01:19 | 春らんまんオランダ・ベルギー

ベルギー最大のゴシック様式の大寺院は、
1352年~1521年までの180年という
長い年月をかけて建立されました。

高さ123mの塔は、かつて船がアントワープに
入港する際の目印だったといいます。

鐘楼が世界遺産に登録されています。





え~っと、ここに「フランダースの犬」について
書かれた石碑があるって聞いたけれど、
彼らが座っているあれでしょうか?

どいて欲しいなぁ。

彼らは、東洋人の視線に気づいているような…

とにかく大寺院の中に入ってみましょう。





ああ、これがネロ少年が見たかった
ルーベンスの絵なのですね

旅行前に文庫本を買って読み返した
英国の女性作家ウィーダが書いた「フランダースの犬」
アニメなら知っているという方も多いかも。

涙、涙、今も思い出して泣きました。





「十字架にかけられるキリスト」





「キリストの降架」

ネロくんは言っていましたね。

「ルーベンスは、きっと貧しい人に
絵を見せたくないなんて思わなかったはずなのに…」





ここに座っていた人はいなくなりましたね。

これを写真に撮るのは日本人くらいかもしれません。

ベルギーで「フランダースの犬」は評判が良くないのです。
「我々はそんなに冷たくない」って…





ネロくんとパトラッシュの銅像は、
彼らが住んでいたとされる隣町のホーホーゲンにありますが、
まるみたちは、オランダへと向かうのでした。

ベルギー・アントワープ

2006.5.4
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