まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

アムステルダム国立美術館

2012-04-29 00:15:00 | 春らんまんオランダ・ベルギー

ヨーロッパ切っての芸術大国オランダの黄金時代、
17世紀を中心とした傑作名画の数々から
歴史的遺産や美術工芸品まで、
充実しているアムステルダム国立美術館。

2003年アスベストが発見され閉鎖、
2004年から大幅な改修工事が行われています。

この工事は地元住民が猛反発の大騒動で工事が遅れ、
その様子が映画化されるほどです。
(「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」です)

幸い新館の安全性が確認されたので、
核となる作品が展示され、鑑賞することができました。





フェルメール「手紙を読む青衣の女」
この作品は、今年日本初公開となった作品なので、
ご覧になったかたも多いかもしれません。

鮮やかな青色が印象的な作品ですが、
修復前の撮影なので、現在は
さらに鮮明な印象に変わっています。





同じくフェルメールの「牛乳を注ぐ女」
こちらは2007年に日本で公開されました。

日常的な風景なのにどこか非現実的で、
不思議なまでに魅了されるフェルメールの絵。





この美術館の門外不出の作品といえば、
レンブラントの「夜警」です。

映画化されるほどの名画ともいえます。
(この鑑賞記録は2011.5.11の記事)

集団肖像画として注文されていたのに
あまりに劇的に描きすぎてクレームがついた
1642年に描かれた作品です。





東インド会社を経由して持ち込まれたと思われる
工芸品も展示されていました。





ドールハウスも凝った造りをしていました。





2006年はレンブラント生誕400年という年で、
賑わいを見せていました。

レンブラントファンでもあるので、
記念すべき年に訪れたいとこの旅を決めました。

コレクションはパリのルーブル美術館や
ロンドンの大英博物館にも匹敵するほどで、
ゴッホ美術館と並ぶアムステルダムの観光名所です。

オランダ・アムステルダム

2006.5.6
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