「水の都」「北のヴェネツィア」「屋根のない美術館」
ともいわれるベルギーの古都ブルージュ。
中世には毛織物業と商業で繁栄したハンザ同盟都市です。
ヨーロッパ初の証券取引所も開設されるなど
金融の一大中心地となりましたが、
15世紀後半に港が土砂で埋まり衰退していきました。
そのため中世を閉じ込めたような街並みが残り、
ヨーロッパで最も美しい街の一つとなっているのです。
旧市街の中心マルクト広場は鐘楼や市庁舎、
ギルドハウス群(同業者組合)に囲まれた
ヨーロッパ有数の美しい広場です。
カリヨンの音が素晴らしい鐘楼、
街を縦横に走る運河めぐり、
古い建物がそのまま残る佇まいが芸術、
散策も楽しいブルージュ歴史地区です。
世界文化遺産 2000年登録
ベルギー
訪問日 2006.5.3