ベルギーの首都ブリュッセルの旧市街の中心に
壮麗な建造物に縁取られた広場グラン・プラスがあります。
文豪ユゴーに「世界一豪華な広場」
コクトーには「絢爛たる劇場」とたたえられました。
11~12世紀にこの場所に市が立ち、
それが原型となり拡張され、市庁舎、
ギルドハウス(同業組合会館)、
貴族や裕福な市民の邸宅が整然と配置されていきました。
15世紀に建造されたゴシックとバロックの建築、
110m×69mの石畳の広場を
色とりどりの花で埋めつくされる「フラワー・カーペット」
2年に1度、8月に開催されるのですが
文豪たちはどのように表現してくれるのでしょうか。
市民も観光客も集う大広場です。
世界文化遺産 1998年登録
ベルギー
訪問日 2006年5月2日