戸山公園を出て、次の目的地「穴八幡宮」へ向かいました。
穴八幡宮は、蟲封じのほか、商売繁盛や出世、
開運にご利益があるとされています。

1641年(寛永18年)宮守の庵を造るため、
社僧良晶が南側の山裾を切り開いていると横穴が見つかり、
中から金銅の御神像が現れたそうです。
掘った人は「芽出度い」と大喜びし、
以来、「穴八幡宮」と称するようになったのだとか。

江戸城北の守り神、流鏑馬で有名で、
静かな佇まいの神社といった感じです。

しかし、この穴八幡宮が賑わう時があるのです。
様々なお守りが販売されているのですが、
中でも江戸時代元禄年間より歴史がある「一陽来復御守」は、
金運アップに効果的と評判をよんでいるのです。
このお守りは、一年のうち、冬至~節分の間しか販売していません。
ですから土日などは長蛇の列となります。
実は、まるみも財布にずっと入れてあります。
友人が買ってきてくれたのですが、
ご利益かもと時々思うことがあったりします。

穴八幡宮で参拝し、都の西北早稲田の杜を目指します。

早稲田大学では何やらイベントがあった模様ですが、
学生時代が懐かしいななどと思いつつも通過。

神田川沿いを歩きます。

水と緑のウォーキングにふさわしい小路です。
(工事中につき迂回する場所あり)

このコースいつの日か歩いてみようと思います。

都電荒川線が並行して走っています。
都電で唯一残された荒川線ですが、なぜ残されたのでしょう。
荒川線は約90%が一般道路と切り離された専用軌道で、
自動車走行にはほとんで影響がないことも理由の一つのようです。
代替バス路線の確保が困難であったり、沿線住民や
「都電を守る会」などの粘り強い反対運動があったことも理由で
こうして歩いてみるとそれがよくわかるような気がするのです。
(続く)
東京都新宿区
2015.9.23