まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

ニッカウヰスキー 余市蒸溜所

2015-12-11 14:28:55 | お出かけ 北海道



ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏が夢見た理想郷、
余市蒸溜所へ行ってきました。







工場見学の申し込みはしていなかったので、
パンフレット片手に自由散策となります。
入り口は狭いですが、それにしても広い敷地です。

レンタカーは町営有料駐車場に停めましたが、
敷地内に無料駐車場もあるようです。
(下調べが足りませんでした







無料のガイドツアーがありますが、満席でした。
30分ごとにツアーがあり、所要時間は約70分です。

旅行会社のツアーなら到着後、すぐにガイドが登場となります。
この日も何組ものツアーが訪れているようでした。







ウィスキーに特別興味はありませんでしたが、
朝ドラ「マッサン」の影響で、
旅の目的地となりました。







旧事務所です。

小さな木造平屋建ての事務所から琥珀色の夢は始まりました。
その道のりは簡単なものではなく、
ウイスキーづくりを支えようとりんごジュース製造を始め、
やがてりんごは事務所の屋根より高く積み上げられたそうです。

しかし、天然のりんごジュースは濁りが出て…。
「りんご汁を搾っている赤字会社」と街の人々は揶揄。







特に興味があるのは、こちらの旧竹鶴邸です。
マッサンとリタが暮らした家を復元しています。

遺されている調度品などから
お二人の暮らしぶりが偲ばれるようです。







旧竹鶴邸で公開されているのは、
玄関ホールと庭園のみです。
リタハウスは、現在見学ができません。

貯蔵庫、乾燥棟、蒸溜棟、混和棟などとともに
登録有形文化財になっています。

「ウィスキー博物館」では、ウィスキーの情報と
ニッカの歴史を知ることができます。
(別記事にしてあります)







ドラマにも登場していたような…。

蒸溜液をアルコール分63%程度に調整し、
樽に詰めて長時間熟成させます。
樽材の成分や熟成の間に気温・湿度などにより、
様々な個性を持つ、味わい深く香り高い琥珀色へ。







登録有形文化財にもなっている乾燥棟です。
適切な火力を保ちながら石炭をくべるには熟練の
職人の技が必要で、今では稀少な蒸溜法を
手間を惜しまず伝統の技を守っています。

余市モルトの重厚なコクと香ばしさを
引き出すのに欠かせない作業だそうです。







ニッカ会館・レストラン樽
満席で利用できませんでした。





皆に大好評だったこちらのキャラメルは、
余市蒸溜所の限定販売でした。
北海道には何種類ものキャラメルが販売されていますが、
これはピカイチのオトナ向けキャラメルです。





こちらも記念に購入しました。
(飲むのが一番の目的ですが…)

無料で楽しめる施設ですが、
ギフトショップは大賑わいです。
まるみもついついカゴの中が一杯






ウィスキーをゆっくり熟成させる
寒冷な気候と適度な湿度、朝夕の霧など
スコットランドとの共通点が多いことで選んだ
北海道余市も満開の桜でした。

北海道余市郡余市町黒川町7-6

2015.4.30
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