主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を不動にした
映画『天使にラブ・ソングを…』が
とても楽しい映画だったので、
舞台も気になり劇場へ行きました。
日本で映画が公開されたのが1993年。
正直なところ詳細は忘れてしまっているのですが、
これは映画を超えているミュージカルで
楽しい時間を過ごしてきました。
入場時に配布された光るブレスレットを片手に
観客が総立ちで踊るフィナーレ。
こんなにも楽しいミュージカルがあったかしらと思うほど。
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デロリス役を森公美子さんと、宝塚元花組トップ蘭寿とむさんの
Wキャストでしたが、鑑賞したのは後者。
破天荒な黒人クラブ歌手という設定にも蘭寿とむさんで大正解。
殺人事件を目撃したことで愛人である
マフィアのボスに命を狙われる羽目になるわけですし…
匿われた修道院で「自分を信じる」「他人を信頼する」
シンプルですが大切なことを学び、信頼関係が芽生えてきます。
そこで修道院を巻き込んだ一大作戦が展開。
ゴスペル、聖歌、ソウル、ロカビリーのナンバーとダンス。
もう一度観たいと思うミュージカルです。
音楽:アラン・メンケン 歌詞:グレン・スレイター
脚本:チェリ・シュタインケルナー&ビル・シュタインケルナー
演出:山田和也
出演:蘭寿とむ・石川禅・鳳蘭・今井清隆
石井一孝・宮澤エマ他
帝国劇場
2016.6.14