近江商人の絶大な信仰を集めた日牟禮八幡宮にもご参拝。
八幡山の南麓にある神社の創始は
伝承によれば、131年という古刹です。
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祭神は誉田別尊(ほんたわけのみこと)、
息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、
比賣神(ひめかみ)の三柱。
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二大火祭の「左義長まつり」と「八幡まつり」は、
国の選択無形民俗文化財となっているそうです。
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秀次自害により八幡城は廃城となりましたが、
城下町は近江商人の町として発展し、
日牟禮八幡宮は守護神として崇敬を集めたのです。
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社宝にはベトナムまでその活躍の場を求めた
八幡商人の代表格西村太郎右衛門が奉納した「安南渡海船額」、
鎌倉時代の木造神座像など数々の
重要文化財が保管されています。
滋賀県近江八幡市宮内町257
2016.1.10