標高1308㎞にある第2ロープウェイのしらかば平駅。
第1ロープウェイは、毎時00分・30分発、
第2ロープウェイは、毎時15分・45分発。
第1ロープウェイと第2ロープウェイの
乗り換えは少し離れていますが、
00分発に乗車すれば、15分発に乗車できます。

クマの生息地ですから単独行動は
危険かもしれません。

第2ロープウェイは、日本唯一の2階建てゴンドラ、
標高2200mの雲上へと向かいます。

しらかば平駅と西穂高口までの2578mを7分で移動、
その高低差は845m、2階建てで一気に121人を運びます。
ゴンドラの重量だけでも8,610kgもあるというのに。

晴れていれば雲海と紅葉を楽しめたのですが、
残念ながら徐々に視界不良になりました。
第2ロープウェイまで往復で大人2,900円、
チケット付きでなければ、
部屋で野球観戦をしていたことでしょう。

通年集配可能なものとしては日本最高点にある
郵便ポストが、健気に立っています。

標高2,156mの駅屋上にある槍・穂高に一番近い展望台、
「ミシュラングリーンガイドジャポン」に二つ星として
掲載されたという大パノラマのはずですが、
何の因果か何も見えませんでした。

しかし、スゴイものを造っている会社があるのですね。
1,039mの高低差を通し、片道所要時間が約25分。


残念ながら北アルプスの山々の風景を
眺めることはできませんでしたが、
絵画展を楽しみました。

「木漏れ日の小路」歩きたいものですね。
晴れていれば原生林の樹間を縫う散策道では
5~10月にかけて山野草や高山植物を見ることができ、
冬には雪の回廊が出現するそうです。

最終のゴンドラに乗車してホテルへ戻ります。
2階は全員外国人で賑やかでした。

鍋平高原駅からは第1ロープウェイに乗り換えます。
展望台からは何も見えませんでしたが、
それがかえって記憶に残ることでしょう。
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
2018.10.20