まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

都心を走る中央・総武線がS字を描くのは・・・

2021-02-03 00:40:33 | お出かけ 東京



車道を挟んで両側に2列ずつ、約300mにわたって
1923年に植えられた外苑いちょう並木。
並木の正面にあるのは明治時代を伝える絵画館。

スポーツの森である神宮外苑は、
陸軍の青山練兵場跡地を明治神宮の外苑という形で
公園として整備されてきた歴史があります。







12月も半ばになるとピークは過ぎたという感じです。
青山通りを歩くのではなく、権田原のほうから
赤坂へと向かいたいと思います。







明治天皇御台臨のもとに、明治22年憲法発布観兵式、
明治39年日露戦役凱旋観兵式などが行われた場所、
御観兵榎辺りの紅葉も美しいです。







外苑東通りもまるみのウォーキングコースの一つ、
青山一丁目方面へ行くにはこの道を進みます。
この辺りの地下を都営大江戸線が走っています。
こちらも通過して行きます。







東宮御所などがある赤坂御用地になります。
皇室ウォッチャーではないのですが、
警官も立っていて、夜のウォーキングにも
安心かと思っているまるみです。







ちょっと寄り道をすると電車と首都高速が見えて、
乗り物ウォッチングができるのです。







ここを通過するのは中央・総武線ですが、
三鷹駅に向かう電車が出てきたのが旧御所トンネル。
左の3線を新御所トンネルルといいます。

線路が赤坂離宮の土地を通ることに
宮内省の承諾が得られず、
赤坂離宮の下をトンネルで
通過することになったそうです。







都心を通過する中央・総武線が真っすぐではなく、
S字のようなカーブを描いている理由に
鉄道建設当時に陸軍は青山練兵場の土地が狭くなるので、
難色を示したのも理由の一つとか。

首都東京は、軍の遺構がとても多い土地ですが、
真っすぐな線路なら時間も短縮できたのに、
何気ない日々の時間にも影響を与えていたのですね。

この先は、もっと古い歴史に触れることになります。

東京都港区・新宿区

2020.12.12

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