1909年創業の鯛焼き専門店の浪花家総本店。
初代が浪花(現在の大阪市)出身であったため、
故郷にちなんで浪花家と命名したとか。
「およげ!たいやきくん」のモデルにもなった
老舗たい焼き屋さんは、麻布十番にお店があります。
麻布十番には豆菓子、かりんとう、せんべいと
愛され続けた美味しいものが多いですが、
コロナ禍のためか運よく待ち時間もなくゲット
5匹から箱に入れてくれます。
店内でいただくこともできますが、
更科そばが最優先で、お土産にしました。
十勝産の小豆を大釜で8時間煮た甘さ控え目の餡が
尻尾までぎっしりと詰まり、薄力粉だけを使って
強火で焼く皮は、パリッとした食感で最高
長い間高い人気を誇るだけのことがあるたい焼きです。
なぜたい焼きになったのかは、
かつてNHK「チコちゃんに叱られる」でも
店主が出演し、紹介されていました。
今川焼きを売り始めたが売れず、亀の形の「かめ焼き」も売れず、
「めでたい」にちなんで、さらに庶民の口になかなか入らない
高級品である鯛の型で焼くことを考案し、
売り出したのが始まりとされているそうですよ。
一匹ずつ金型で手焼きするスタイルで、
手際良く作る姿を見ているのも良いですが、予約が可能。
たい焼き以外にも、焼きそば、お汁粉、かき氷、
あんみつをお店でいただけます。
東京都港区麻布十番1-8-14
2020.12.13