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日本三大霊場 恐山 前編

2022-12-19 00:35:12 | お出かけ 東北



日本三大霊場の一つである恐山、
862年、天台宗の慈覚大師円仁が開基、
延命地蔵菩薩を本尊とする恐山菩提寺、
現在は曹洞宗の寺院です。







総門をくぐると左手が本堂、正面が山門、
独特な雰囲気を醸し出しているという印象です。







恐山は死者の集まる山とされ、7月の恐山大祭では、
恐山菩提寺の境内でイタコの口寄せも行われます。
そのイメージが強過ぎるのですが、
一生に一度は行ってみたい場所でした。







「死ねばお山に行く」

肉親の菩薩を弔い、故人の面影を偲ぶ多くの
人々が、今もお山をめざします。
そんな思いを柔らかく受け止められるよう、
恐山は今後もあり続けるのだそうです。







奥の院へも行ってみましょう。







奥の院では地蔵菩薩の化身である
不動明王が祀られています。

地蔵菩薩と不動明王、釈迦如来は一直線上に
安置されているとされ、3体全てを
参拝すると念願成就するとか。







奥の院から見た恐山菩提寺と宇曽利山湖。

恐山は、下北半島の中央部に位置する活火山。
カルデラ湖である宇曽利山湖の湖畔に
恐山菩提寺がありますが、霊場内に温泉が湧き、
共同浴場としても利用されています。







宿泊施設である宿坊「吉祥閣」、
お食事処「蓮華庵」、売店もあります。

恐山菩提寺とイタコとは無関係で、
大祭典 毎年7月20日〜24日と
秋祭典 毎年10月第2週の三連休のみ、
お願いすることができるようです。







硫黄の臭いも気にはなりますが、
奥にある八葉地蔵菩薩や
八角円堂まで行ってみたいと思います。







恐山菩提寺は、豪雪地帯であるために
開山期間は、毎年5月1日〜10月31日までと
1年の半分に限られ、入山料 500円がかかります。

青森県むつ市田名部宇曽利山3-2

2022.9.12


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