埼玉県最古の映画館が「川越スカラ座」、現在も営業中です。
明治38年「一力亭」(寄席)としてスタートし、
昭和15年、今の原点「川越松竹館」に生まれ変わり、
昭和38年、「川越スカラ座」に改名されました。
平成19年5月27日に閉館されたもののNPO法人により
平成19年8月18日「川越スカラ座」が復活しました。
(映画館HPより)
俳優や映画監督を招いての舞台挨拶やトークショーなどの
催しも行う“市民映画館”として営業を続けています。
まるみも4年前に見逃していた「100,000年後の安全」を鑑賞、
哲学者の内山節氏のトークイベントに参加しました。
その日はとても暑くて、団扇で扇ぎながら観たものです。
川越市出身の舞台俳優、市村正親さんも
この映画館で子どもの頃から見ていたとテレビで話していました。
そして、こちらの舞台にも立ってみたという
市村さんの原点とも言えるような場所でもあります。
まるみは、市村さんのファンで明日は市村さんの主演の舞台
「NINAGAWA・マクベス」を観に行く予定です。
小さな窓口で入場券を購入し、入場します。
(窓口ではもぎりも兼務)
昭和にタイムスリップした映画館は、とても古いものですが、
キレイに手入れをされていて、和式のトイレも何もかもが
この映画館を愛する人が愛着を持って手入れをしている
そんな感じが伝わってきます。
客席の椅子はシネコンの椅子とは違いますが、
座り心地が悪いというわけではありません。
プログラムはミニシアター向きのもので、
映画好きにはたまらなく魅力的です。
日本最古の現役映画館は、上越市にあるようで、
こちらも旅の主たる目的としても訪れてみたいです。
埼玉県川越市元町1-1-1
時の鐘近く
写真撮影は2015.6.20