備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

イラン重水本格生産に成功

2007-05-13 21:35:30 | 海外
‘06/08/27の朝刊記事から


イラン
重水本格生産に成功
実験炉の稼動前進 米欧制裁論議加速も


【テヘラン26日共同】イラン政府は26日、西部アラク近郊の工場で重水を本格生産することに成功、建設中の実験用重水炉の稼動に向けて前進したと発表した。
国営テレビが伝えた。
重水炉は軽水炉に比べ、核兵器の原料になるプルトニウムを使用済み燃料から取り出すのが容易とされる。


重水炉
減速材として重水を用いる原子炉。
濃縮していない天然ウランを燃料として使用することができる。
しかし重水を作るのに大規模な設備が必要で、コストが問題点とされる。
軽水炉に比べ、核兵器に転用可能なプルトニウム抽出が容易で、米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は、イランが重水炉を全面稼動させた場合、毎年核爆弾約2個の製造が可能な兵器級プルトニウム9キロが生産できると指摘。
国際原子力機関(IAEA)などが懸念を示している。


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シベリア抑留5268人、北朝鮮で病死か

2007-05-13 21:20:41 | 政治
‘06/08/27の朝刊記事から


シベリア抑留
5268人、北朝鮮で病死か
ロ機密資料で判明 収容所から移送


【モスクワ26日時事】第二次世界大戦後の旧ソ連による日本軍将兵のシベリア抑留で、ソ連領連行後、病気などを理由に朝鮮半島北部に移送された日本人のうち5268人が北朝鮮領内にそのまま残留したとみられることが、ロシア国防省中央公文書館に保管されている機密資料で明らかになった。
シベリア抑留者のうち北朝鮮移送者の実態はこれまで謎だった。

ロシア政府は昨年、1946年5-7月にソ連内の収容所から朝鮮北部に送られた日本人27671人の名簿を厚生労働省に提供。
死亡者や帰還者のリストは見つかっていなかったが、このうち22403人が日本に送還されたことが沿岸地方軍管区や内務省の資料で判明した。

沿岸地方軍管区のフォミン捕虜送還部長は47年6月23付文書で、「46年11月から47年4月にかけて、旧日本軍将校400人、下級将校・兵22003人を朝鮮北部から日本に送還した」とし、北朝鮮からの民間人を含めた送還作業終了を報告した。

残留した5268人の多くは傷病者で、病気などで死亡したと見られる。


抑留者の北朝鮮移送
1945年8月の対日参戦で旧満州(現中国東北地方)や朝鮮半島北部を制圧したソ連軍は関東軍将兵など日本人約60万人を捕虜にし、ソ連に抑留。
受け入れ態勢の不備から冬に大量の抑留者が死亡したり、病弱となったりした。ソ連は労働力とみなされない捕虜の帰還を決め、北朝鮮や満州の収容所へ送り返した。


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中1放火、弟が焼死

2007-05-13 20:52:29 | 社会
‘06/08/25の朝刊記事から


中1放火、弟が焼死
「親困らせたくて」埼玉


埼玉県吉川氏で23日夜、新聞販売店従業員の男性(35)方が全焼、小学6年の二男(12)が死亡した火災があり、吉川署は24日、中学1年の長男(13)を放火の非行事実で越谷児童相談所に通告した。
長男は認めているという。

調べでは、長男は23日午後10時半ごろ、自宅に放火、木造二階建て約135平方メートルを全焼させた疑いが持たれている。
長男は「父親と母親は嫌いだ。両親を困らせたかった。父親のしつけが厳しく、母親は態度が冷たかった。父親から勉強しろと言われていた」と離しているという。
電気式蚊取り器とマッチや紙を使って、二階の押し入れに火を付けたと説明。学校の授業のビデオを見て思い付いたと言っている。

また「妹を連れて逃げた。二男は自分よりすばしこいから下りていると思った」と話しているという。

目撃者によると、長男は二男が逃げ遅れたことを知り、名前を呼びながら二階の窓によじ登ろうとしたが、火の勢いが激しく助け出すことができなかった。

従業員方は、夫婦と子供4人の6人暮らし。
従業員は長男と、他の3人の子供は妻と暮らしていたが、約2年前に結婚したという。


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