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中国共産党 自殺の宋氏 党籍剥奪

2010-01-29 22:04:16 | 中国

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'07/07/07の朝刊記事から

中国共産党 自殺の宋氏 党籍剥奪
重大な規律違反 汚職摘発に力


【北京6日佐々木学】6日の中国各紙によると、中国共産党中央規律検査委員会は、6月に自殺した天津市政治協商会議(市政諮問機関)の宋平順主席に重大な規律違反があったとして党籍剥奪を決定した。
同委員会は「道徳が腐敗し、愛人を抱え、権力を乱用して愛人のために巨額の不当利益を得た」と、宋氏を断罪した。

宋氏は警察部門出身の幹部で、天津市の公安局長や副市長、市党委副書記などを歴任、2003年1月に同市政協主席に就任した。
香港紙「明報」は、宋氏が自殺を図り、市政協庁舎から転落死したと報じていた。
中央規律検査委の捜査を苦にしての自殺とみられる。
中国共産党は昨年、汚職を理由に北京市の劉志華副市長、上海市の陳良宇・市党委書記、天津市人民検察院の李宝金検察長らを相次ぎ解任。
胡錦濤指導部は今年秋の党大会を控え,党・政府幹部の汚職取り締まりに力を入れている。