’08/04/27の朝刊記事から
長野リレー 聖火妨害 逮捕6人に
野口選手「政治絡み残念」
チベット問題に絡み、世界から注目された長野市の北京五輪の聖火リレーは26日、妨害行動や中国人とチベット支援者との小競り合いで混乱する中、終了した。
最終ランナーを務めた北京五輪マラソン代表の野口みずき選手は「政治が絡んで残念」と述べた。
聖火は同日夜、羽田空港から次のリレーが行われる韓国に出発。
27日未明、仁川空港に到着した。
長野市の実行委員会は、沿道の観客は中国人留学生やチベット支援者、市民ら約8万5千人と発表。ランナー80人やボランティア約850人に辞退者は1人もいなかったという。
長野県警はトマトを投げ付けるなどしてリレーを妨害したとして、威力業務妨害容疑などで6人を逮捕した。