備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080505 暴力停止を要求 「対話」で中国政府

2014-07-27 16:11:52 | 中国
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’08/05/05の朝刊記事から

暴力停止を要求 「対話」で中国政府

【北京4日高山昌行】中国政府代表とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との対話が4日、中国広東省の深圳市で行われた。
中国国営新華社通信によると、中国側は「暴力活動の煽動や北京五輪破壊活動の停止」を直接要求。
ダライ・ラマ側はチベット騒乱鎮圧への懸念を伝えたとみられる。

新華社電は中国側が「適当な時期に再度接触することに同意した」と報道。
協議継続では合意したもようだ。

ダライ・ラマ側から特使のロディ・ギャリ氏ら2人、中国側からチベット問題を主管する共産党統一戦線工作部の朱維群副部長ら2人が出席した。
3月のチベット騒乱発生後、中国政府とダライ・ラマ側の接触は初めて。
中国側は、ダライ・ラマ側との対話をアピールすることで、チベット騒乱鎮圧で高まる国際社会の批判の沈静化を狙う。

しかし現実には、ダライ・ラマ側が求める自治権拡大などについて中国側が譲歩する可能性は低く、対話の難航は必至だ。


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