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’08/07/13の朝刊記事から
金剛山銃撃死 北朝鮮、韓国に謝罪要求
調査団受け入れも拒否
【北京12日共同】北朝鮮の金剛山地域で韓国人観光客が北朝鮮兵の銃撃を受け死亡した事件で、金剛山観光事業を担当する北朝鮮の「名勝地総合開発指導局」は12日、事件を「遺憾に思う」とした上で、全責任は韓国側にあるとして「われわれに明白に謝罪し、再発防止対策を講じるべきだ」と韓国を非難する報道官談話を出した。
朝鮮中央通信が伝えた。
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北朝鮮の強硬姿勢に対し、韓国側の反発が高まるのは必至。
南北交流の象徴となった金剛山観光は長期中断の危機に直面、非難の応酬が続けば南北関係はさらに冷え込むことになりそうだ。
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談話はまた、韓国政府の調査団受け入れ要求を拒否し、韓国が11日に金剛山観光の中断を決めたことに対し「われわれへの挑戦であり耐え難い冒涜だ」と反発、謝罪と再発防止策が講じられるまで北朝鮮として同観光を中断すると表明した。
韓国統一省も12日、政府調査団派遣の通知文受け取りを北朝鮮側が拒否したことを確認した。
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韓国の李明博大統領は同日、安保関係閣僚会議を緊急招集し「抵抗する力もない観光客が銃撃され犠牲となったのは、到底理解できない」と述べ、真相の徹底究明を指示した。
しかし、李大統領は11日に北朝鮮への強硬路線をやや軟化させる方針を国会で表明したばかり。
事件への対応の遅れに対する国内からの批判と北朝鮮の強硬な謝罪要求のはざまで、難しい対応を迫られることになった。