’08/05/03の朝刊記事から
スー・チーさん 国民投票を容認 ミャンマー軍政
【バンコク2日共同】新憲法案への賛否を問う今月10日のミャンマー国民投票で、同国軍事政権が民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんを有権者としたことが2日、分かった。
米国などは、軍部の権益維持を狙った新憲法案や、監視機関不在の国民投票を強く批判。
スー・チーさんの投票容認により、国際社会の圧力をかわす狙いがあるとみられる。
軍政は2日、役所で有権者名簿と投票場所を開示。
最大都市ヤンゴンの自宅で、軟禁下にあるスー・チーさんの名前も、管轄する役所の名簿に載っていた。
軍政筋によると、スー・チーさんは自宅での事前投票となる可能性が高いという。