スタート地点から穴川インターまでは15km弱。
これだけの距離で1話使ってしまうくらい、思いのほかやられてしまっています。
千葉都市モノレール・スポーツセンター駅前。
柏までは30kmあります。
スタート地点の村田町から穴川までの行程の2倍の距離がありますが、急激なアップダウンがない分、こちらのほうが楽に思えました。
穴川インターから先は、大宮まで道なりに進みます。
京葉道路から分かれると、片側2車線にロードサイド店舗が並ぶという典型的な16号の風景となります。
穴川から3km、スタート地点からは17km。
やたらとデカい東関東自動車道・千葉北インターの緑看板です。
千葉北インターを過ぎると、ほどなくして・・・
花見川区に入ります。まだまだ千葉市です。
地名に「台」がついています。依然として丘陵地帯を縫うように進んでいきます。
5%程度のゆるやかな坂によるアップダウンが続きます。
ママチャリの私は、立ちこぎかギアチェンジで対応して乗り切ります。
「こてはし台」、私の嫌いなひらがな地名ですが、「こてはし」を漢字で書くと「犢橋」。
そらで書くのも難しいですが、なにより読めない。ひらがなになるのも仕方がないところでしょう。
「犢橋高校」という県立高校があるのですが、私は全く読めませんでした。
ちなみにこの高校は、K村T哉氏が1年次に在籍し、Mコ・DX氏が卒業したところなのだそうです。
横浜の高島町まではあと160km。
緩やかな坂を下った後、小さな川を渡って八千代市に入りました。
幅10メートルもない小さな川が市境になっているのでしょうか。
(のちに地図で確認したところ、この川は勝田川で、たしかに2市の市境になっています)
八千代市に入って最初の青看です。
方向表示にあった「八千代」の表記はなくなり、代わって埼玉県の「春日部」が登場します。
八千代市内に入っても、しばらくの間道路沿いの風景は変わりません。
緩いアップダウンも続きます。
国道296号・成田街道との交差点である下市場交差点です。
混雑しやすい国道との交差は、自転車にとっては天敵である陸橋が出てきます。
私事ですが、拙宅から最も近い16号の交差点がこの下市場交差点です。
旅のスタート地点をこことしてもよかったのですが、あの千葉バイパスの難所っぷりを見ると・・・村田町(浜野付近)をスタート地点にした選択は間違ってなかったようです。
天のしずくが一滴、また一滴・・・雨です。
とはいえぽつりぽつりと降る程度で、まったく支障はありませんでした。
突然のどしゃ降りに備えてハンディタオルを、タオル、タオル・・・・・・タオルを落としたようです。
かなりお気に入りのブランド物のタオルを落としたショックもさることながら、手持ちのタオルはほかにお風呂用のバスタオルだけ。
顔面に次々と出てくる汗を、自分の手と自然乾燥で乗り切らなければなりません。
ここに「タオル問題」が発生しました。
私とママチャリは問題を抱えながら国道16号を走り、穴川から12km。
距離表示の青看にも「春日部」が登場。
高架橋は通勤で使えない東葉
東葉高速線の高架から1kmほど。
草! 八千代市内にも雑草ポイントがありました。
「バギ!」の呪文で粉砕したくなる、ふてぶてしい生えっぷりです(^_^;)
(※「バギ」・・・ドラゴンクエストシリーズの呪文で、烈風を発生させて敵を攻撃する)
このあたりになると、ロードサイド店舗は姿を消し、梨の直売所と果樹園が見られるようになります。
進行方向右側に見えるのは八千代松陰高校・中学校。
地元では「八千代少年院」と揶揄されるほど厳格な学校らしいです。
「登下校時に果樹園の梨を盗むと停学、食べると退学」という校則があるとか・・・たぶん果樹園が目の前にあるからこんな都市伝説ができたのでしょう。
穴川から15kmほど進み、下り坂とともに田園が見えてくると、1回目の休憩ポイント。
道の駅やちよ。
国道16号線沿いにある唯一の道の駅です。
(ほかの道の駅は、16号線から少しはずれたところにあります)
コーシン乳業直送のバニラジェラートをいただきました。
コーシン(興新)乳業は東京に本社があるのですが、牧場と工場は八千代市内にあって、千葉県内の学校用牛乳のシェアは相当なものだとか。
野菜の直売や、カキの食べ放題はあったのですが、タオルは売っていませんでした。
「タオル問題」の解決は先送りとなります。
旅を再開。道の駅のすぐそばにある八千代橋を渡ります。
橋のかかる新川は、印旛沼を源としていて「印旛放水路」とも呼ばれます。
下流の千葉市内に入ると花見川と名を変え、検見川浜で東京湾に注ぎます。
八千代橋からの緩やかな上り、そして下りを進むと市境が見えてきます。
穴川から17km、私の居住する船橋に戻ってきました。
千葉県道288号夏見小室線と交差する小室交差点。
船橋市内の国道16号にはちょっとしたワナがあります。
この交差点の先には、北総開発鉄道&成田スカイアクセス線とともに北総地域を東西に横断する国道464号線があります。
こちらは16号から見下ろした北総線と464号の東行き車線。
国道464号線も、北総線を挟んで東行きと西行きの車線が分離しているのです。
16号線との立体交差で進むことができるのは、464号線の東行き(成田方面行き)のみ。
464号線の西行き(鎌ヶ谷・松戸方面)に進むには、この小室交差点を曲がる必要があるのです。
そして小室交差点には、鎌ヶ谷方面に行くための右折を促す表示は一切ありません。
このあたりで国道16号の鎌ヶ谷に対するシカトっぷりがあらわれてきます。
さきほどの陸橋(小室橋)を渡ったところで、ようやく国道464号に分岐するインターチェンジが登場。
自転車は歩道橋を乗り越える脇道へと進むことになります。
きったねぇ~歩道橋だなぁ(^_^;)
しかもここは雑草もなかなか生い茂っていて、千葉県の道路行政の貧弱っぷりをまざまざと見せつけられます。
小室のインターを抜けると、下り坂とともにほどなく白井市へ。
船橋市内はたったの2kmほどでした。
ここも草がひどいなぁ~(^_^;)
青看に野田が初登場です。
柏までは10km、スタートからは36km走破したってことか・・・。
行程が予定時刻よりも遅れていたこともあり、白井はデジカメ撮影をひかえ、早々に通過しました。
白井があっさりしすぎじゃないか~という批判もありましょうが、ともかく柏に入りました。
旧沼南町の領域では、相変わらずのアップダウンが続きます。
雑草が生い茂っているところもあります。
柏の国道6号線方面へ近づいていくほど、ロードサイド店舗が徐々に増えていきます。
横浜の高島町まであと140km。
(節目となる「あと150km」は撮り忘れてしまいました)
そういえばこれまで青看で一度も鎌ヶ谷が出てきませんでした。
白井も柏(旧沼南町)も隣接している鎌ヶ谷・・・・・・なんとも不遇です。
ママチャリは進み、本日2度目のトンネルです。
柏トンネルは自転車もそのまま通ることができます。ありがたいですねぇ~(#^.^#)
柏トンネルを抜けると、国道16号はにぎわいを増していきます。
このあたりまで来ると、断続的に続いてきたアップダウンは落ち着いてきます。
柏市役所にほど近い柏公園前・旧水戸街道入口交差点。
そろそろ自動車にとっての難所がやってきます。
ちなみに「千葉の渋谷」と呼ばれているらしい柏駅の東口へ行くには、ここを左に曲がります。
JR常磐線を跨線橋で越えると、国道6号線・水戸街道との
bayfmの交通情報で「呼塚」を聞かない日はないくらいの渋滞の名所です。
呼塚を越えるといったん川を渡るため、下り坂&上り坂があります。
呼塚から数えて最初の青看。春日部まで28km・・・あるなぁ。
画像奥の上り坂を越えると、しばらくは平坦な道が続きます。
つくばエキスプレスの高架橋とともにあたりが開けてきました。
左を見れば離れたところにあるららぽーと柏の葉も見えます。
なかなかにぎわっているラーメン屋があったので、入ってみることにしました。
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