松山城、丸亀城、今治城、高松城、湯築城と、日本100名城を5城制覇。
日本三名園に勝るという栗林公園を周遊。
そして1日でうどん6杯、まさにうどん地獄を味わい、四国での旅を満喫した私。
いよいよ四国をおさらばするときが来ました。
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連日眺めていたことでん(高松琴平電気鉄道)琴平線越しの高松城
白漆喰の櫓は、旭日に照らされて輝いています。
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6時50分、JR高松駅に到着。
わずかな時間でお土産物を買い、
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7時07分発の快速マリンライナーに乗車します。
定刻どおり発車したマリンライナー10号。
行先は岡山、もちろんそれ、魅力!でおなじみの瀬戸大橋を渡ります。
岡山から四国に渡る際は、当方の不手際のため「それ、魅力?」と疑問を投げかける結果となってしまいました。
しかし私という人間、同じ過ちは繰り返しません!
きっちり指定席券を買わずに乗車しました。
そんなわけで、マリンライナーからの車窓をどうぞ。
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坂出駅付近。
「讃岐富士」の異名をもつ飯野山は、この日も山盛りのご飯のようなフォルムを見せてくれました。
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瀬戸内海が見えてきました。
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青い海のところどころに島が浮かぶ瀬戸内海。
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いよいよ瀬戸大橋へ。
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さすがは自由席、橋からの景色がちゃんと見えます!
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橋の真下も見渡せました。
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橋を渡り瀬戸内海から遠ざかっても、岡山駅までは意外と時間がかかります。
橋を渡り終えてから約40分後の8時15分、瀬戸大橋線の終点・岡山駅に到着しました。
高松では食べられなかった朝食を、岡山駅でとります。
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かけうどん、うまい!
岡山駅からは赤穂線に乗り換えます。
ところで、読者の皆様はこの駅名が読めるでしょうか?
(1)邑久
(2)長船
(3)香登
(4)伊部
(5)日生
(6)寒河
(7)播州赤穂
(7)くらいは読めるわ!というお返事を頂戴しそうですが、意外と「播州」は間違って覚えているかも。
(ちなみに私は「はしゅう」だと思っていました)
ともかく午前8時30分、3両編成の普通電車とともに岡山駅を出発しました。
赤穂線は、岡山駅の隣・東岡山駅で山陽本線と分岐します。
正確には東岡山が赤穂線の起点です。
そして赤穂線はより瀬戸内海に近いほうのルートをとるわけですが・・・
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海からは離れているため、ひなびた田畑の風景が続きます。
午前9時07分。
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長船(おさふね)駅に到着。
これは読めた方も多いのではないでしょうか・・・著名な刀匠にもおりますから。
ちなみに長船駅のひとつ前がおく(邑久)駅です。
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長船駅の次の駅は香登(かがと)駅です。
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その次は伊部(いんべ)駅。
何駅か経由して、
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日生(ひなせ)駅。
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海寄りの路線だと思っていた赤穂線は、むしろ山に近かったりします。
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日生の次の駅は寒河(そうご)駅。
岡山県の駅は、この寒河駅が最後となります。
なのになのに寒河駅の次は、備前福河となっています・・・??
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兵庫県なのに「備前」なワケ・・・備前福河駅にその理由が記載された看板がありました。
簡単に言うと、このあたりはかつては岡山県(備前)だったので「備前福河駅」ができた。
その後隣の兵庫県赤穂市と合併し、兵庫県になった。
でも駅名はそのままになっている、ということでした。
その備前福河駅の次は、
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天和駅です。
私も雀士の端くれ、この駅名標を見てなにかを感じずにはいられませんなぁ。
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天和駅のそばにあった信号機には「鷆和駅前 Tenwaekimae」とありました。
この天和はイカサマ・テンホウなのでしょうか?
まず「鷆和」の地名の由来は、真木村と鳥撫村が合併し、両村の先頭の各一字をとり「鷆」、そして両村の村民が和することを願い「鷆和村」と名付けられました。
そして駅は鷆和駅・・・だと難しいので、「鷆和」を「天和」に変えちゃったのだそうです。
少々イカサマくさいテンホウですが、まぁいいでしょう。
天和駅の次は、終点・播州(ばんしゅう)赤穂駅です。
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9時28分、播州赤穂駅に到着。
【今回の乗車記録】
JR高松駅・8番のりば 7時07分発
■瀬戸大橋線(本四備讃線) 快速 マリンライナー10号 岡山行き 5両
8番のりば 8時15分着
JR岡山駅・4番のりば 8時30分発
[N]赤穂線 普通 播州赤穂行き 3両
2番のりば 9時38分着
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