鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

枝垂れ桜ハシゴ旅・第3章~龍ケ崎コロッケ再び

2021-07-23 | 寺院仏閣


令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 4 月 3 日 ( 土 )

午 後 3 時 1 7 分

茨 城 県 龍 ケ 崎 市

金 剛 山 観 仏 寺 般 若 院



牛久沼の湖畔・かっぱの小径から、ママチャリで移動すること約50分。



国道6号JR常磐線ぞいから東へ進んだところ。
関東鉄道竜ケ崎線の終点・竜ケ崎駅がある、昔ながらの市街地へ。



今回のママチャリの旅の目的地・般若院に到着しました。
山号は「金剛山」、寺号は「観仏寺」で、創建は平安時代という歴史ある寺院です。


般若院は、天元元年(978年)に道珍法師によって創建され、大永4年(1525年)に現在の地に移されました。
江戸時代初頭の慶長11年(1605年)龍ケ崎は伊達政宗の所領となり、仙台藩の陣屋が構えられ代官が置かれました。
般若院は伊達家代々の位牌所とされ、寺院領として3石を付与されました。
寛永年間(1624年~1644年)朗月晃順法印は後水尾天皇の勅命により法談(説法)を行い、般若院は別格寺の待遇となりました。
また江戸の雨乞いに功があったとして、3代将軍・徳川家光より「虎の尾」を拝領するなど、般若院は隆盛をきわめました。
しかし幕末の安政3年(1856年)暴風雨により伽藍の大部分が倒壊してしまいます。
昭和38年(1963年)に再建がなざれ、現在に至っています。



龍ケ崎って、あの「独眼竜」の領地だったんですねぇ~、初めて知りました。
「独眼竜」の領地だったから「龍ケ崎」なんでしょうかねぇ~って、そんなわけないですね。



般若院の入口。
前回訪れたときは駐車場を見つけることができず、女王様の怒りを買ってしまったわけですが・・・
正面入口に駐車場がありましたね・・・なんで当時はこれを見逃してしまったのか・・・。



駐車場の一角にママチャリを停め、境内へ。



ご立派なケヤキの木。



昭和時代に再建されたと思われる本堂



本堂の左側から裏手に進むと、



般若院のしだれ桜【茨城県指定天然記念物】が立っています・・・・・・。
ああ、カンペキに葉桜ですね。

樹齢は推定500年だそうです。
もしかしたら、政宗公もこのしだれ桜をご覧になったのかもしれませんね。



しだれ桜はこのとおり、本堂の真裏にあります。







枝ぶりがなんとも見事なしだれ桜。



やっと見つけた・・・桜の花!



根元には、スイセンの花がきれいに咲いていました。



この日のしだれ桜・・・見事なほどにすべて葉桜ということになってしまいました。



失意のうちに柏へと帰りますが・・・その前に、



やっぱりコロッケは食べていきます。
今回のお店は、龍ケ崎の市街地から少し離れたところにある平野精肉店さん。



ポテトコロッケ(120円)と、カレーコロッケ(120円)をいただきます。
普通ならメニューの3番目くらいに表示されているカレーコロッケが、こちらでは筆頭に挙がっています。
お店イチ推しのカレーコロッケはあとにいただくとして・・・



ポテトコロッケ、うまい!
あっさり目の味付けで、じゃがいもの味をしっかりと感じることのできるコロッケですね。
何より、揚げたてのコロッケをハフハフいいながらいただくのがいいんです。



カレーコロッケ、おいしゅうございます!
まず前面に出ているのは、じゃがいもの甘み。
それも変に甘いのではなく、カレー粉によってうまく醸し出されているかのよう。
メニューの筆頭に挙げられているのも納得の、素晴らしいカレーコロッケです。

「平野」さんで鋭気を養って、柏へ戻ります。




午 後 4 時 2 1 分

茨 城 県 北 相 馬 郡 利 根 町

若 草 大 橋




流山、守谷、そして般若院と全敗を喫した私。
このままじゃ帰れないということで「泣きの一回」をすべく、若草大橋を渡ってもうひとつの桜の木をめざして行きました。



お花見2021・第7話「枝垂れ桜ハシゴ旅・第3章~龍ケ崎コロッケ再び」 完

お花見2021・最終話「枝垂れ桜ハシゴ旅・最終章~吉高の大桜」へ続く。

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